年間表彰・展望
◆Upset of the year:ロベイシー・ラミレス vs. ラファエル・エスピノザ
Upset of the yearの候補は、
ロベイシー・ラミレス vs. ラファエル・エスピノザ
豊嶋 亮太 vs. 佐々木 尽
2023.01.14に行われたWBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチ。
長濱陸、別府優樹、坂井祥紀といった国内の強豪に勝利し、下位ながら世界ランキング入りしている豊嶋に、これまで13勝のうち12KOと強打が武器の佐々木が挑戦。
実績のある豊嶋に対し苦戦が予想された佐々木でしたが、距離を取って戦うだろうと思われた豊嶋が接近戦に応じたことで強打が爆発、あっという間のKO勝利でした。
セバスチャン・ファンドラ vs. ブライアン・メンドーサ
2023.04.08に行われたWBC世界スーパーウェルター級(暫定)タイトルマッチ。
4団体統一王者のジャーメル・チャーロ(米国)を脅かす存在かと思われたファンドラと、 元WBA(super)・IBF王者のジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)に勝利し世界ランキングに入ってきたとはいえ下位のメンドーサでは、ファンドラが圧倒的に有利と思われました。
試合は、ファンドラが長身から繰り出す鋭いジャブやアッパーをヒットし優勢でしたが、 7Rにメンドーサの左フックがクリーンヒット、動きの止まったファンドラに連打を打ち込み、ファンドラがダウンしカウントアウト。
メンドーサが、見事な番狂わせで暫定王座を奪取しました。
宇津木 秀 vs. 仲里 周磨
ジョー・ジョイス vs. チャン・ツィーレイⅠ
Upset of the yearの候補は、
ロベイシー・ラミレス vs. ラファエル・エスピノザ
豊嶋 亮太 vs. 佐々木 尽
2023.01.14に行われたWBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチ。
長濱陸、別府優樹、坂井祥紀といった国内の強豪に勝利し、下位ながら世界ランキング入りしている豊嶋に、これまで13勝のうち12KOと強打が武器の佐々木が挑戦。
実績のある豊嶋に対し苦戦が予想された佐々木でしたが、距離を取って戦うだろうと思われた豊嶋が接近戦に応じたことで強打が爆発、あっという間のKO勝利でした。
セバスチャン・ファンドラ vs. ブライアン・メンドーサ
2023.04.08に行われたWBC世界スーパーウェルター級(暫定)タイトルマッチ。
4団体統一王者のジャーメル・チャーロ(米国)を脅かす存在かと思われたファンドラと、 元WBA(super)・IBF王者のジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)に勝利し世界ランキングに入ってきたとはいえ下位のメンドーサでは、ファンドラが圧倒的に有利と思われました。
試合は、ファンドラが長身から繰り出す鋭いジャブやアッパーをヒットし優勢でしたが、 7Rにメンドーサの左フックがクリーンヒット、動きの止まったファンドラに連打を打ち込み、ファンドラがダウンしカウントアウト。
メンドーサが、見事な番狂わせで暫定王座を奪取しました。
UNBELIEVABLE!@LaBalaMendoza does it again, stunning Fundora with a wild 7th-round knockout!#FundoraMendoza pic.twitter.com/MWnhzoc2v6
— SHOWTIME Boxing (@ShowtimeBoxing) April 9, 2023
宇津木 秀 vs. 仲里 周磨
ジョー・ジョイス vs. チャン・ツィーレイⅠ
◆Prospect of the year ~ 佐々木尽、イライジャ・ガルシア
Prospect of the yearの候補は、
佐々木 尽(22)16勝〔15KO〕1敗1分
堤 駿斗(24)4戦全勝〔1KO〕
松本 圭佑(24)9戦全勝〔7KO〕
坂間 叶夢(20)9戦全勝〔8KO〕
ザンダー・ザヤス(21)18戦全勝〔12KO〕
ディエゴ・パチェコ(22)20戦全勝〔17KO〕
フロイド・スコフィールド(21)16戦全勝〔12KO〕
イライジャ・ガルシア(20)16戦全勝〔13KO〕
佐々木尽は、2023.01.14にWBO11位のWBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の豊嶋亮太に1RTKO勝利で王座を獲得。
この勝利で、世界ランキング入り。
4/8にWBO8位の小原佳太に3RTKO勝利、WBOアジアパシフィック王座の防衛に成功。
現在、WBA7位、WBC11位、IBF6位、WBO6位と、4団体すべてでランクイン。
堤駿斗は、 2023年5月に、2020年にWBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)に挑戦した元世界上位ランカーのジェオ・サンティシマ(フィリピン)とのOPBFフェザー級王座決定戦で勝利。
3戦目でのOPBF王座獲得は国内最速記録。
この勝利で、WBCの 8月ランキングで11位にランクイン、現在9位。
12/31に、 WBA世界フェザー級15位のルイス・モンシオン・ベントゥーラ(ドミニカ共和国)に3RTKO勝利し、WBAの12月ランキングで10位にランクイン。
松本圭佑は、 2023.04.18に日本フェザー級王座決定戦で元王者の佐川遼に勝利。
8.30に、日本王座防衛戦&WBOアジアパシフィック王座決定戦でリドワン・オイコラに勝利。
11月のランキングでIBF14位、WBO14位にランクイン、現在はIBF13位、WBO14位。
坂間は、2023.07.25に日本ライトフライ級ユース王座決定戦で堀川龍に勝利。
WBAの7月ランキングで15位にランクイン、IBFでも11月に15位にランクイン。
12.26に、元世界ランカーのジョン・ポール・ガブニラス(フィリピン)に5RTKO勝利。
WBCの1月ランキングで14位にランクイン。 現在、WBA9位、IBF12位。
イライジャ・ガルシアは、2023.03.04に、WBC9位のWBCミドル級ラテン王者アミルカー・ビダル(ウルグアイ)に勝利し王座を獲得、 IBF、WBA、WBC世界ランキング入り。
4/22に、ケビン・サルガド・ザンブラーノ(メキシコ)に勝利、WBCラテン王座防衛、WBAインターコンチネンタル王座を獲得。
9/30に元世界ランカーのホセ・アルマンド・レセンディス(メキシコ)に勝利、WBA インターコンチネンタル王座を防衛。
現在、WBA2位、WBC3位、IBF5位、WBO11位。
ザンダー・ザヤスは、 昨年獲得したWBO-NABOスーパーウェルター級王座、WBC-NABFスーパーウェルター級王座の防衛に3度成功。
世界ランキングは、WBAとWBOは2022年8月、WBAは2023年6月、IBF は2023年9月にランキング入り。
現在、WBC11位、IBF13位、WBO3位。(WBA は7月にランク外に)
ディエゴ・パチェコは、2022年にWBC-USAスーパーミドル級王座を獲得、2023年03.11にWBOインターナショナル・スーパーミドル級王座を獲得。
7月と11月に2つの王座の防衛に成功。
フロイド・スコフィールドは、世界ランカーレベルとの対戦はないものの、2022年、2023年に各4試合に勝利。
昨年11月にWBA世界 ランキングに入り、現在WBA5位。
この中から、世界ランカーレベルの相手に勝利を続け世界ランキング上位に進出したガルシアと、世界ランカーを相手に豪快なKO勝利を連発する活躍を見せ、4団体すべて世界ランキング入りした佐々木を選びました。
この2人は甲乙つけがたく、一人に絞れませんでした。
Prospect of the yearの候補は、
佐々木 尽(22)16勝〔15KO〕1敗1分
堤 駿斗(24)4戦全勝〔1KO〕
松本 圭佑(24)9戦全勝〔7KO〕
坂間 叶夢(20)9戦全勝〔8KO〕
ザンダー・ザヤス(21)18戦全勝〔12KO〕
ディエゴ・パチェコ(22)20戦全勝〔17KO〕
フロイド・スコフィールド(21)16戦全勝〔12KO〕
イライジャ・ガルシア(20)16戦全勝〔13KO〕
佐々木尽は、2023.01.14にWBO11位のWBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の豊嶋亮太に1RTKO勝利で王座を獲得。
この勝利で、世界ランキング入り。
4/8にWBO8位の小原佳太に3RTKO勝利、WBOアジアパシフィック王座の防衛に成功。
現在、WBA7位、WBC11位、IBF6位、WBO6位と、4団体すべてでランクイン。
堤駿斗は、 2023年5月に、2020年にWBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)に挑戦した元世界上位ランカーのジェオ・サンティシマ(フィリピン)とのOPBFフェザー級王座決定戦で勝利。
3戦目でのOPBF王座獲得は国内最速記録。
この勝利で、WBCの 8月ランキングで11位にランクイン、現在9位。
12/31に、 WBA世界フェザー級15位のルイス・モンシオン・ベントゥーラ(ドミニカ共和国)に3RTKO勝利し、WBAの12月ランキングで10位にランクイン。
松本圭佑は、 2023.04.18に日本フェザー級王座決定戦で元王者の佐川遼に勝利。
8.30に、日本王座防衛戦&WBOアジアパシフィック王座決定戦でリドワン・オイコラに勝利。
11月のランキングでIBF14位、WBO14位にランクイン、現在はIBF13位、WBO14位。
坂間は、2023.07.25に日本ライトフライ級ユース王座決定戦で堀川龍に勝利。
WBAの7月ランキングで15位にランクイン、IBFでも11月に15位にランクイン。
12.26に、元世界ランカーのジョン・ポール・ガブニラス(フィリピン)に5RTKO勝利。
WBCの1月ランキングで14位にランクイン。 現在、WBA9位、IBF12位。
イライジャ・ガルシアは、2023.03.04に、WBC9位のWBCミドル級ラテン王者アミルカー・ビダル(ウルグアイ)に勝利し王座を獲得、 IBF、WBA、WBC世界ランキング入り。
4/22に、ケビン・サルガド・ザンブラーノ(メキシコ)に勝利、WBCラテン王座防衛、WBAインターコンチネンタル王座を獲得。
9/30に元世界ランカーのホセ・アルマンド・レセンディス(メキシコ)に勝利、WBA インターコンチネンタル王座を防衛。
現在、WBA2位、WBC3位、IBF5位、WBO11位。
ザンダー・ザヤスは、 昨年獲得したWBO-NABOスーパーウェルター級王座、WBC-NABFスーパーウェルター級王座の防衛に3度成功。
世界ランキングは、WBAとWBOは2022年8月、WBAは2023年6月、IBF は2023年9月にランキング入り。
現在、WBC11位、IBF13位、WBO3位。(WBA は7月にランク外に)
ディエゴ・パチェコは、2022年にWBC-USAスーパーミドル級王座を獲得、2023年03.11にWBOインターナショナル・スーパーミドル級王座を獲得。
7月と11月に2つの王座の防衛に成功。
フロイド・スコフィールドは、世界ランカーレベルとの対戦はないものの、2022年、2023年に各4試合に勝利。
昨年11月にWBA世界 ランキングに入り、現在WBA5位。
この中から、世界ランカーレベルの相手に勝利を続け世界ランキング上位に進出したガルシアと、世界ランカーを相手に豪快なKO勝利を連発する活躍を見せ、4団体すべて世界ランキング入りした佐々木を選びました。
この2人は甲乙つけがたく、一人に絞れませんでした。
◆Knockout of the year ~ 中谷 潤人 vs. アンドリュー・マロニー
Knockout of yearの候補は、
中谷 潤人 vs. アンドリュー・マロニー
谷口 将隆 vs. メルビン・ジェルサェム
佐々木 尽 vs. 小原 佳太
宇津木 秀 vs. 仲里 周磨
井上 尚弥 vs. スティーブン・フルトン
リー・ウッド vs. ジョシュ・ウォーリントン
TJ・ドヘニー vs. ジャフェスリー・ラミド
どの試合も印象に残るKOでしたが、選んだのは、中谷 潤人 vs. アンドリュー・マロニー。 中谷の左でマロニーが崩れるようにダウンしたシーンは凄かったですね。
Knockout of yearの候補は、
中谷 潤人 vs. アンドリュー・マロニー
谷口 将隆 vs. メルビン・ジェルサェム
佐々木 尽 vs. 小原 佳太
宇津木 秀 vs. 仲里 周磨
井上 尚弥 vs. スティーブン・フルトン
リー・ウッド vs. ジョシュ・ウォーリントン
TJ・ドヘニー vs. ジャフェスリー・ラミド
どの試合も印象に残るKOでしたが、選んだのは、中谷 潤人 vs. アンドリュー・マロニー。 中谷の左でマロニーが崩れるようにダウンしたシーンは凄かったですね。
◆Round of the year ~ オシャキー・フォスター vs. エドゥアルド・エルナンデス 11R
Round of yearの候補は、
オシャキー・フォスター vs. エドゥアルド・エルナンデス 11R
アルツール・ベテルビエフ vs. アンソニー・ヤード 7R
中川 健太 vs. 古谷 昭男 10R
井上 尚弥 vs. スティーブン・フルトン 8R
堤 聖也 vs. 増田 陸 10R
リー・ウッド vs. ジョシュ・ウォーリントン 7R
高田 勇仁 vs. 森 且貴 10R
堤 聖也 vs. 穴口 一輝 9R、10R
どのラウンドも思わず声が出てしまうほどの凄いラウンドでしたが、選んだのは、オシャキー・フォスター vs. エドゥアルド・エルナンデス 11R。
10Rまで劣勢だったフォスターが左アッパーをヒットし形勢逆転、一気にレフェリーストップ寸前に追い込みましたが、エルナンデスが起死回生の右フックをヒットし再び形勢逆転し猛攻を浴びせたラウンド。
攻守が激しく入れ替わった、印象的なラウンドでした。
Round of yearの候補は、
オシャキー・フォスター vs. エドゥアルド・エルナンデス 11R
アルツール・ベテルビエフ vs. アンソニー・ヤード 7R
中川 健太 vs. 古谷 昭男 10R
井上 尚弥 vs. スティーブン・フルトン 8R
堤 聖也 vs. 増田 陸 10R
リー・ウッド vs. ジョシュ・ウォーリントン 7R
高田 勇仁 vs. 森 且貴 10R
堤 聖也 vs. 穴口 一輝 9R、10R
どのラウンドも思わず声が出てしまうほどの凄いラウンドでしたが、選んだのは、オシャキー・フォスター vs. エドゥアルド・エルナンデス 11R。
10Rまで劣勢だったフォスターが左アッパーをヒットし形勢逆転、一気にレフェリーストップ寸前に追い込みましたが、エルナンデスが起死回生の右フックをヒットし再び形勢逆転し猛攻を浴びせたラウンド。
攻守が激しく入れ替わった、印象的なラウンドでした。
管理人:ボクヲタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が熱くなりました。以来50年以上ボクシングヲタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
おことわり
※ 選手名等は敬称略とさせていただいております。あしからずご了承ください。
※ 記載内容に誤りなどありましたら、遠慮なくご指摘ください。
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