ボクシングの採点方法は10点法で、基本的に、ラウンドごとに優劣をつける「10ポイントマストシステム」が主流ですよね。
で、ちょっとでも優勢なら10-9。
かなり優勢でも10-9。
ダウン寸前でも10-9。(ジャッジによっては10-8とすることもありますが…)
ダウンとったら10-8。
ダウン2回とったら10-7。
私は10-6はこれまで見たことがありませんが、ダウン2回とって反則の減点があったりすれば見ることがあるかもしれませんね。
これじゃあ、はっきり言って3点法ですし。残りの7点は意味ないです…。
たとえば、ダウンを取ったラウンドが4つあって、残り8ラウンドはとても微妙な10-9で取られたとしたら、採点はドローです。
うーん。こんな採点では、試合内容をきちんと反映できませんよね。
まあ、ジョー小泉さんも言っている通り、「明らかに取ったラウンドも僅差で取ったラウンドも同じ」ルールでやってるんだから仕方ないですが、採点の幅のなさが物議を醸す判定を生む要因にもなっているのではないかと思います。
ということで、私は、今の採点を基本的に倍にすれば良いのではと思います。
多少優劣があった程度なら10-9。
ボクシングにそれほど詳しくない人が見てもわかるぐらいのはっきり優劣がある時は10-8。
ダウンとったら10-6。
ダウン2回とったら10-4。
ダウン4回とったら10-0になってしまいますが…。
(ペドロ・デシマ
vs 畑中清詞で、4Rにデシマが4回ダウンしたことがありました。今だと、ダメージの程度が軽くても4回ダウンしたらレフェリーはストップすると思いますが…。)
もう少し応用して、ダウンしてなくても一方的であれば、また、ダウンとってもスリップ程度であれば10-7でいかがでしょうか。
さらに応用して、ダウン1回とって、その後もほぼ一方的に攻めたら、ダウンで4点、はっきり優勢で2点を加え10-4とか。
ダウン2回とって、更に相手がへろへろになるまで攻めたときは10-2とか。
ダウン1回とったけど、反撃にあってかなり劣勢になったら、8-6ですかね。
お互いに有効打がなく差のないラウンドは、やはり10-10ということで。
ただ、かなり打ち合って互角であれば、ダメージの程度で9-9とか、8-8もありかと。
ダウンを取り合えば、6-6もありでしょうか。
ただ、どちらかを10にするのが基本らしいので、この採点方法は通常だとありえないですが…。
こんな感じにすると、試合の内容を反映できて、優劣がはっきり出るような気がします。
そういえば、以前、微妙なラウンドは10-9.5みたいなことも実験的に行われたことがありますが、浸透しませんでしたね。
計算が面倒だからでしょうか…。
なぜ、0.5点刻みにしたのか、理解できませんね。
私みたいに、倍にすればよかったのに…。
あと、形勢が不利な時に、グローブのテープをわざとはがしておいて、試合を中断させて補修に時間をかけたりするのは、減点ですね。
ダウンした時にマウスピースを吐き出して、入れるのに時間をかけたりする行為も、減点にしたいですね。
戦況により、減点したいと思います。
ただ、ジャッジが相手を取り違えてとんでもない誤審になったタイトルマッチもあり、ジャッジちゃんとしろよ、とあきれてしまうレベルですから、私の採点方法は複雑すぎますかね。。。
管理人:ボクヲタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が熱くなりました。以来50年以上ボクシングヲタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
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おことわり
※ 選手名等は敬称略とさせていただいております。あしからずご了承ください。
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