2025.07.30
WBA・WBC世界フライ級タイトルマッチ


王者 寺地 拳四朗
vs.
WBA3位、WBC4位 リカルド・ラファエル・サンドバル



寺地 拳四朗(33)
これまでの戦績:25勝〔16KO〕1敗

2017.05.20 WBC世界ライトフライ級王者ガニガン・ロペス(メキシコ)に挑戦、2-0(114-114,115-113,115-113)で勝利、王座獲得。その後7度防衛。
2020.12.19 久田哲也との8度目の防衛戦が予定されていたが、拳四朗が2020年7月に泥酔してタワーマンションに不法侵入、住人の車を破壊する事件を起こしていたことが発覚、防衛戦は延期に。 ※ 拳四朗は3か月間のライセンス停止等の処分を受けた。
2021.04.24 久田哲也に3-0(118-109、119-108、118-109)で勝利、8度目の防衛。
2021.09.22 ランキング1位の矢吹正道と9度目の防衛戦。10RTKOで敗れ王座陥落。
2022.03.19 矢吹と再戦。3RKOで勝利、WBC王座に復帰。
2022.11.01 WBA(super)王者の京口紘人と統一戦。7RTKO勝利で2団体統一。
2023.04.08 アンソニー・オラスクアガ(米国:5戦全勝〈3KO〉)に9RTKO勝利で初防衛に成功。
※WBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)との3団体統一戦が予定されていたが、ゴンサレスの病気で中止となり、4/15に試合が予定されていたオラスクアガが急遽代役となり防衛戦となった。
2023.09.18 WBC1位のヘッキー・ブドラー《元2階級制覇王者》(南アフリカ)に9RTKO勝利、防衛に成功。
2024.01.23 WBA1位のカルロス・カニサレス《元WBA王者》(ベネズエラ)に2-0(113-113,114-112,114-112)で勝利、WBC4度目、WBA3度目の防衛に成功。(のちに返上)
2024.10.13 クリストファー・ロサレス《元WBC王者》(ニカラグア)とのWBC世界フライ級王座決定戦で11RTKO勝利、2階級制覇に成功。
2025.03.13 WBA王者のユーリ阿久井政悟と統一戦。12RTKOで勝利し、2団体統一に成功。

リカルド・ラファエル・サンドバル(26:米国)
これまでの戦績:26勝〔18KO〕2敗

2021.06.25:IBF世界フライ級王座挑戦者決定戦で、世界挑戦経験のある8位のジェイ・ハリス(英国)に8RKO勝利。
2021.12.04:カルロス・ブイトラゴ《ミニマム級とライトフライ級で3度世界挑戦経験あり》(ニカラグア)に7RTKO勝利。
2022.07.16:WBA世界フライ級王座挑戦者決定戦で、デイビッド・ヒメネス(コスタリカ)に0-2(112-114,112-114,113-113) で敗れる。
2024.07.06:WBCフライ級シルバー王座決定戦で、アンヘル・アコスタ《元WBO世界ライトフライ級王者》(プエルトリコ)に勝利。



《試合経過》 

1R 
拳四朗が先にプレッシャーをかけていく。
サンドバルは、やや手数少ない。 

2R 
拳四朗がジャブをヒットしていく。
サンドバルは拳四朗のジャブに右のパンチをかぶせていく。 
危険なタイミングでのパンチの応酬。 

3R 
拳四朗がプレッシャーをかけジャブや右ストレートを適確にヒット。 
サンドバルもカウンターで応戦、お互いのパンチがヒットする緊張感のある攻防。 
拳四朗が、何度かロープ際にサンドバルを追い込むが、サンドバルは鋭いパンチを返してくる。 

4R 
距離がやや詰まり、打ち合いに。 
拳四朗の打ち終わりにコンパクトなカウンターを合わせてくるサンドバル。 
前に出ている拳四朗が優勢に見えるが、サンドバルも適確にヒットしており、ほぼ互角の攻防。 

5R 
拳四朗がジャブでロープ際に詰めていく。 
サンドバルは下がりながらカウンターを返していく。
拳四朗が右ストレートをクリーンヒット、サンドバルがダウン!
再開後攻め込むがサンドバルも反撃、仕留めきれず。 

6R 
拳四朗が攻勢に出るが、サンドバルは前に出てくる拳四朗に適確にジャブやアッパーをヒット。 
拳四朗のジャブと右ストレートでサンドバルは下がるが、パンチのヒットはサンドバルの方がやや多い。 

7R 
中間距離での打ち合い。
サンドバルのパンチがヒットしている。
右の相打ちはサンドバルのパンチの方が効いたか。
サンドバルのカウンターの右ストレートがヒット、拳四朗が後退。

8R 
至近距離での打ち合い。
サンドバルが右アッパーをヒット。 
ジャブを突いて拳四朗が前に出て攻め込んでいくが、距離が詰まるとサンドバルのコンパクトなパンチが適確にヒット。
拳四朗はジャブは出ているがパワーパンチではサンドバルの方が当たっているか。 

9R 
ジャブで追い込む拳四朗。 
サンドバルはコンパクトで正確なカウンターを返す。
拳四朗は前に出ていくが、距離が詰まるとサンドバルの正確なカウンターを浴びてしまい、リズムに乗れない。
至近距離での打ち合いはサンドバルがやや上回っている。
 
10R~12R
お互いに被弾しつつも手を止めず、スリリングな打ち合いが続いて試合終了。

結果は、2-1(117-110,115-112,113-114)でサンドバルが勝利、2団体統一王座を奪取。



★じい試合が終わった瞬間は、わずかに拳四朗が優勢かと思いましたが、残念な結果となりました。
ただ、117-110はちょっと…。

★との への字拳四朗は打ち勝とうという意識が強すぎるのか、前には出ていくものの、直線的に出ていってはカウンターを浴びる苦しい展開になってしまった。
カウンター狙いのサンドバルにとっては拳四朗が近づいてきてくれるので戦いやすかったかもしれない。

★じい結果論ですが、拳四朗は、以前のスタイルでもっと動いてサンドバルのカウンターを空振りさせるような戦い方の方が良かったのではと思います。

★との への字拳四朗もパンチを当ててはいたけど、サンドバルのパンチの方が正確でパワフルだった。
矢吹正道に負けて以降、激闘型に変化した拳四朗は、打ち勝ってきてはいるものの被弾も増えていた。
今回の試合は、その欠点が出てしまった感じだね…。

★越後屋戦前、拳四朗は「圧勝したい」と語っていました。
その気持ちが強すぎて、突っ込みすぎの単調な攻撃になってしまったところが敗因かもしれません。

★代官とはいえ、予想以上にサンドバルが良かったな。
サンドバルの今後の試合が楽しみぢゃな。
拳四朗は、しっかり休んで、また頑張ってほしいところぢゃな。

★お梅ちなみに、私の採点 (→採点方法はこちら)は、
無題














 
 
 

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