The RINGのランキングを参考に、各階級の今後を考えてみました。

【ヘビー級】
ヘビー級

2024.05.18に、WBA(super)・IBF・WBO王者オレクサンドル・ウシクがWBC王者タイソン・フューリーに勝利し4団体を統一。
その後、ウシクはIBF王座を返上、6/1の暫定王座決定戦でフィリップ・フルゴビッチに勝利し暫定王者となっていたダニエル・デュボアが正規王者に昇格。
デュボアは、9/21にアンソニー・ジョシュア、ウシクは、12/21にフューリーとの再戦に勝利し王座防衛に成功。
その後、デュボアは、今年2/22にWBO暫定王者ジョセフ・パーカーと対戦し、パーカーに勝てばウシクとの再戦に進む可能性がありましたが、パーカー戦を体調不良でキャンセル。
パーカーは、デュボアの代役マーティン・バコールにKO勝利、また、同日、WBC世界ヘビー級暫定王座決定戦でアギト・カバイエルがチャン・ツィーレイに勝利し、トップ戦線に生き残りました。
今後は、ウシクとデュボアを中心に、カバイエルやパーカーが王座に挑んでいくことになっていくと思いますが、個性の強いタイソン・フューリーが引退を表明(また復帰するかもしれませんが…)したことで、ヘビー級の人気に陰りが見えるかもしれません。
一方で、The RINGの2024年のProspect of the yearを獲得したモーゼス・イタウマが、WBOで2位、WBAで3位まで上がってきており、今後に注目です。

【クルーザー級】
クルーザー級

ジャイ・オペタイアとヒルベルト・ラミレスの2強の状況。
この2人に迫る名前がなかなか出てきません。
気になるのは、オレクサンドル・ウシク。
ウシクは、クルーザー級に戻ると発言していたこともあったので、一度勝っているデュボアとの再戦などよりも、クルーザー級でオペタイアやラミレスと対戦する方が、盛り上がりそうな気がします。

【ライトヘビー級】
ライトヘビー級

昨年10/12に、WBC・IBF・WBO王者アルツール・ベテルビエフがWBA(super)王者ドミトリー・ビボルに勝利し4団体統一に成功。
両者は今年2/22に再戦、ビボルが勝利し4団体統一王座を奪取。
2戦とも接戦だったので、第3戦があるかもしれませんが、デイビッド・ベナビデスとの対戦があるのかどうかも注目です。

【スーパーミドル級】
スーパーミドル級

昨年7月、4団体統一王者サウル・アルバレスが、当時IBF1位のウィリアム・スカルとの指名試合に応じず王座を剥奪され、10月に行われたIBF王座決定戦でスカルが新王者に。
5/3に、アルバレスはスカルと再び4団体統一を懸けて対戦予定。
上位には、全勝を続けるクリスチャン・エンビリ、ディエゴ・パチェコ、オスリース・イグレシアスが並び、王座を狙っていますが、アルバレスは、9月にテレンス・クロフォードとの対戦が噂されており、挑戦を暫く待つ必要がありそうです。







 
 
 

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