2025.01.08
IBF世界クルーザー級タイトルマッチ


王者 ジャイ・オペタイア(29:オーストラリア)
これまでの戦績:26戦全勝〔20KO〕
vs.
挑戦者 10位 デイビッド・ニーカ
(29:ニュージーランド)
これまでの戦績:10戦全勝〔9KO〕


オペタイアは、2022.07.02に、IBF世界クルーザー級王者マイリス・ブリーディス(ラトビア)に挑戦、3-0(116-112,115-113,116-112)で勝利し王座獲得。
2度目の防衛戦がIBFが認められなかったため、王座を返上。
2024.05.18にIBF世界クルーザー王座決定戦でマイリス・ブリーディスに3-0(117-111,116-112,116-112)で勝利、王座に復帰。
2024.10.12に、11位のジャック・マーシー(英国)に6RTKO勝利、初防衛に成功。
2度目の防衛戦は、当初、1位のフセイン・シンカラ(ドイツ)と対戦予定だったが、シンカラが足首を骨折したため、ニーカが代役に。

ニーカは、2021年東京五輪で銅メダル。
順調に勝利を重ね、2024年にIBFインターコンチネンタル王座、WBOアジアパシフィック王座を獲得し世界ランキング入り。
まだランキングは下位で代役出場ながら、どこまでオペタイアに迫れるか注目。



《試合経過》
1R
オペタイアが強い左右のフックを振っていく。
ニーカは、ジャブやボディで応戦。
オペタイアは大振りで空振りが目立つが、終盤に右フックを軽くヒット。

2R
オペタイアの強打が時折ヒット。
ニーカは細かいパンチを当てていく。

3R
2Rまでは強引なパンチが目立ったオペタイアは、ジャブとワンツーで丁寧に攻撃。
ニーカは、ロープ際にオペタイアを体ごと押し込んで右をヒット。

4R
オペタイアが、連打から右フックやアッパーをヒット。
強引なパンチが減り、精度が上がるオペタイア。
オペタイアの右ショートアッパーがクリーンヒット、ニーカがダウン。
ニーカは立ち上がるが、オペタイアが連打で畳みかけニーカが再びダウンしたところでレフェリーがストップ。

オペタイアが4RKO勝利で、王座防衛に成功。

- ◇ ー ◇ ー ◇ ー ◇ ー ◇ -

★じいオペタイアの見事なKO勝利でした。


★との への字 ニーカは、2Rまでは大振りのオペタイアに対しこつこつパンチを当てて頑張ったけどね…。

★越後屋 3R以降、オペタイアが丁寧に攻め始めてからは、一気にオペタイアのペースになりました。

★代官 オペタイアは、スピード、パワーともに申し分ない。
今後も非常に楽しみぢゃな。








 
 
 

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