2024.09.03
WBA(super)・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
4団体統一王者 井上 尚弥(31)
これまでの戦績:27戦全勝〔24KO〕
vs.
挑戦者 WBO2位 TJドヘニー(37:アイルランド)
これまでの戦績:24勝〔18KO〕4敗
《試合経過》
1R
じりじりプレスをかけつつ、慎重な立ち上がりを見せる井上。
井上が、鋭いワンツーを飛ばしていく。
ドヘニーもあまり手を出さず、非常に慎重なスタート。
2R
じわじわ距離を詰める井上。
井上が強烈なボディストレートをヒット。
ドヘニーも力強いパンチを出してくるが、バックステップでかわす井上。
井上が、ドヘニーをロープ際に詰めてボディをヒット。
3R
井上がじわじわプレス、ロープ際に押し込まれるドヘニー。
井上は、ドヘニーのパンチをしっかりガードしながらプレスをかけ続ける。
4R
ドヘニーの分析を終えたが、素早く距離を詰めていく井上。
ドヘニーの左ストレートや左フックが軽くヒット。
井上は、ドヘニーのパンチの打ち終わりにボディをヒット、ジャブからの右ストレートも打ち込む。
5R
守備的なドヘニーを誘うようにロープ際に下がる井上だが、ドヘニーは打ってこない。
井上が再びプレスを強める。
少しずつ強いパンチが増えてきた井上。
井上の強烈なボディがヒット、守勢のドヘニー。
6R
上下に強烈なパンチを打つ井上。
ドヘニーも手数を増やしてくるが、井上がボディや右ストレートを適確にヒット。
井上は、ドヘニーの左をブロックして防ぎながら、ドヘニーをコーナーに釘付けにし上下に強烈な連打。
7R
いきなりの右ストレートからの連打で攻勢をかける井上。
ドヘニーが腰を負傷し、ギブアップ。
井上が7RTKOで勝利し、4団体統一王座の防衛に成功。
井上は、気負いすぎて1Rにダウンを喫したネリー戦の反省から、じっくり慎重な立ち上がりを見せ、全く隙を見せませんでした。
いつもの豪快なKOではなかったけど、井上の凄さを感じることができた試合だった。
逃げることはしないと言っていたドヘニーが玉砕覚悟でどんどん攻撃してくるかと思いましたが、井上のプレッシャーに気圧されたか、時折パワフルな左を出してはきたものの、守備的な戦いでした。
井上が徐々にギアを上げ、6Rにはロープに釘付けにする場面を作り、さあKOかと思った7Rで、ドヘニーが腰を痛めて棄権。
あっけない幕切れだったね。
ドヘニーは、6Rに既に痛め、7Rに悪化したようです。
井上の強烈なプレッシャーと強打に、ドヘニーの体が悲鳴を上げたということになるでしょう。
今回の井上は、相手を豪快に倒すのではなく、相手を破壊してしまったね…。
凄すぎる…。
経験が豊富で、強打だけではなくテクニックもありやりづらい相手であるドヘニーにこれだけ守備的な戦いをされると、簡単には倒せません。
ただ、井上自身は明言しませんでしたが、試合が続いていたら、確実にKOしていたと思います。
相手が守備的であれば簡単にはKOできず、試合が長引くのが普通だが、そんな相手でもKOしてしまうところが、井上の凄さぢゃな。
6Rまでの公式採点は、3-0(59-55,59-55,58-56)で井上。
ちなみに、私の採点 (→採点方法はこちら)は、
WBA(super)・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
4団体統一王者 井上 尚弥(31)
これまでの戦績:27戦全勝〔24KO〕
vs.
挑戦者 WBO2位 TJドヘニー(37:アイルランド)
これまでの戦績:24勝〔18KO〕4敗
《試合経過》
1R
じりじりプレスをかけつつ、慎重な立ち上がりを見せる井上。
井上が、鋭いワンツーを飛ばしていく。
ドヘニーもあまり手を出さず、非常に慎重なスタート。
2R
じわじわ距離を詰める井上。
井上が強烈なボディストレートをヒット。
ドヘニーも力強いパンチを出してくるが、バックステップでかわす井上。
井上が、ドヘニーをロープ際に詰めてボディをヒット。
3R
井上がじわじわプレス、ロープ際に押し込まれるドヘニー。
井上は、ドヘニーのパンチをしっかりガードしながらプレスをかけ続ける。
4R
ドヘニーの分析を終えたが、素早く距離を詰めていく井上。
ドヘニーの左ストレートや左フックが軽くヒット。
井上は、ドヘニーのパンチの打ち終わりにボディをヒット、ジャブからの右ストレートも打ち込む。
5R
守備的なドヘニーを誘うようにロープ際に下がる井上だが、ドヘニーは打ってこない。
井上が再びプレスを強める。
少しずつ強いパンチが増えてきた井上。
井上の強烈なボディがヒット、守勢のドヘニー。
6R
上下に強烈なパンチを打つ井上。
ドヘニーも手数を増やしてくるが、井上がボディや右ストレートを適確にヒット。
井上は、ドヘニーの左をブロックして防ぎながら、ドヘニーをコーナーに釘付けにし上下に強烈な連打。
7R
いきなりの右ストレートからの連打で攻勢をかける井上。
ドヘニーが腰を負傷し、ギブアップ。
井上が7RTKOで勝利し、4団体統一王座の防衛に成功。
- ◇ ー ◇ ー ◇ ー ◇ ー ◇ -
井上は、気負いすぎて1Rにダウンを喫したネリー戦の反省から、じっくり慎重な立ち上がりを見せ、全く隙を見せませんでした。
いつもの豪快なKOではなかったけど、井上の凄さを感じることができた試合だった。
逃げることはしないと言っていたドヘニーが玉砕覚悟でどんどん攻撃してくるかと思いましたが、井上のプレッシャーに気圧されたか、時折パワフルな左を出してはきたものの、守備的な戦いでした。
井上が徐々にギアを上げ、6Rにはロープに釘付けにする場面を作り、さあKOかと思った7Rで、ドヘニーが腰を痛めて棄権。
あっけない幕切れだったね。
ドヘニーは、6Rに既に痛め、7Rに悪化したようです。
井上の強烈なプレッシャーと強打に、ドヘニーの体が悲鳴を上げたということになるでしょう。
今回の井上は、相手を豪快に倒すのではなく、相手を破壊してしまったね…。
凄すぎる…。
経験が豊富で、強打だけではなくテクニックもありやりづらい相手であるドヘニーにこれだけ守備的な戦いをされると、簡単には倒せません。
ただ、井上自身は明言しませんでしたが、試合が続いていたら、確実にKOしていたと思います。
相手が守備的であれば簡単にはKOできず、試合が長引くのが普通だが、そんな相手でもKOしてしまうところが、井上の凄さぢゃな。
6Rまでの公式採点は、3-0(59-55,59-55,58-56)で井上。
ちなみに、私の採点 (→採点方法はこちら)は、
ドヘニーも、もっと攻めたかったのだとは思いますし、戦略はいくつか練ってきたと思いますが、自分の長所を捨てざるをえなかった、守備的に戦わざるをえなかったということでしょう。
それだけ、井上の実力が抜きんでているという証明ですね。
ボクオタおやじ
がしました