boxing 試合結果

◆【結果】野中悠樹 vs. 越川孝紀 ~ WBOアジアパシフィック・ミドル級タイトルマッチ 2021.07.23

2021.7.23 
WBOアジアパシフィック・ミドル級タイトルマッチ

王 者 野中 悠樹
vs.
挑戦者 越川 孝紀



野中 悠樹(43)
これまでの戦績:34勝〈10KO〉10敗3引分

2007.10.29:OPBFスーパーウェルター級王座決定戦で日高和彦(のちに飛天かずひこに改名)に 0-3(112-116,111-116,113-116)で敗れる。

2008.09.22:日本スーパーウェルター級王座獲得。(2度防衛)

2009.06.20:OPBFスーパーウェルター級王者(2度防衛中)の飛天かずひこに挑戦、8R負傷判定 3-0(77-74,77-74,77-75)で勝利、王座獲得。

2009.11.01:柴田明雄に0-3(113-117,113-116,114-116)で敗れ、OPBF王座・日本王座陥落。

2014.08.10:日本スーパーウェルター級王者決定戦で長島謙吾に3-0(99-91,98-92,97-93)で勝利、王座獲得。6度防衛後返上。

2019.02.24:OPBF・WBOアジアパシフィック・ミドル級王者の細川チャーリー忍に3-0(114-112,114-112,115-111)で勝利、2団体の王座獲得。(OPBF王座は、後に返上)

WBOアジアパシフィック王座を1度防衛中。

柴田に敗れて以降の約12年間では、15勝2敗1分。
敗戦は、世界ランカークラスのデニス・ホーガン(アイルランド)、井上岳志のみ。


越川 孝紀(30)
これまでの戦績:9勝〈6KO〉2敗

2008年度インターハイでライトウェルター級優勝。
2010年度の全日本選手権でライトウェルター級準優勝。

2019.11.02:日本スーパーウェルター級王者の松永宏信に挑戦、4RTKOで敗れる。


※ 試合開始は、2:37:26。


開始直後、慎重な野中に越川が積極的にプレッシャーをかけるが、 2R以降は、打っては左右によく動く野中に対し越川は的を絞れず手数も減り、 野中のペースに。
時折打ち合いつつも、野中が優勢のまま試合終了。

公式の採点は、3-0(119-109,119-109,115-113)で野中が勝利、2度目の防衛に成功。

私の採点 (→採点方法はこちら)は、
3

4



野中の足が最後まで動くのか心配でしたが、スタミナありました。
43歳であれだけ動き続けることができるのはすごいですね。

1999年11月にデビュー、プロボクサー生活22年目、43歳となってもなお、世界を狙う気持ちは衰えない野中。
ミドル級世界王座への道は相当遠いと思われますが、今後、世界ランカーとの厳しいマッチメイクを勝ち抜くことができれば、世界挑戦の可能性はゼロではないかもしれません。

個人的には、まず、OPBF・日本王者の竹迫司登との対戦を観たいですが…。

大ベテランの今後に注目です。


◆【結果】加納陸 vs. 榮拓海 ~ WBOアジアパシフィック・ライトフライ級タイトルマッチ 2021.07.23

2021.07.23
WBOアジアパシフィック・ライトフライ級タイトルマッチ

王 者 加納 陸
vs.
挑戦者 榮 拓海


加納 陸(23)
これまでの戦績:17勝〈8KO〉4敗1引分

2016.05.08:OPBFミニマム級暫定王座決定戦で、メルリト・サビーリョ《元WBO世界ミニマム級王者》(フィリピン)に2-1(117-111,117-111,113-115)で勝利。

2016.08.20:WBO世界ミニマム級王座決定戦で、高山勝成《3団体で世界ミニマム級王座を獲得》に6R負傷判定0-3(56-59,56-58,55-59)で敗れる。

2017.05.05:WBOアジア太平洋ミニマム級王座決定戦で、ジェリー・トモグダン(フィリピン)に6RKOで敗れる。

2018.08.24:日本ミニマム級王者の小野心に挑戦、8RTKOで敗れる。

2020.11.23:WBOアジアパシフィック・ライトフライ級王座決定戦で、平井亮輝に2-1(116-111,113-114,114-113)で勝利、王座獲得。

榮 拓海(27)
これまでの戦績:22勝〈16KO〉3敗1引分

2013.12.22 全日本ミニマム級新人王獲得。

2016.03.26 日本ミニマム級王者の福原辰弥《2017年にWBO世界王座獲得》に挑戦、0-3(94-98,93-97,93-97)で敗れる。

2018.10.21 日本ミニマム級挑戦者決定戦で田中教仁《2019年に日本王座獲得》に1-2(77-74,76-77,75-76)で敗れる。

その後3連勝。



18歳の若さでOPBF王座を獲得し、おおいに将来が期待されるも、高山との世界戦、WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦、日本王座挑戦で敗れ、苦しい時期が続いた加納ですが、この王座を守れば、WBO王者への挑戦が見えてくるかもしれません。

一方の榮は、下位ではありますが世界ランキングに入っており、さらに上位進出を狙いたいところ。

加納は、WBO5位、IBF11位、榮はWBO15位。
世界に近づくためには絶対に負けられない世界ランカー同士の一戦は 3:46:34に開始。



榮が積極的にパワフルなショートパンチを打ち込み、2Rと5Rにダウンを奪うも、 6R以降は加納が徐々に挽回、9Rに連打で畳みかけレフェリーストップ。
加納の大逆転KO勝利。

8Rまでの公式採点は確認できていませんが、おそらく、榮がリードしていたでしょう。
私の採点 (→採点方法はこちら)は、
1

2



榮は、惜しかったですね。
ダウンを奪った後、一気に畳みかけれなかったのが結果的に響いてしまいました。

それにしても、軽量級とは思えない迫力ある打撃戦でした。


◆【結果】ユーリ阿久井政悟 vs. 桑原拓 ~日本フライ級タイトルマッチ 2021.07.21

2021.07.21
日本フライ級タイトルマッチ

王 者 ユーリ阿久井政悟
vs.
挑戦者 桑原 拓


ユーリ阿久井 政悟(25)
これまでの戦績:15勝〈10KO〉2敗1引分

2017.08.23 中谷潤人《2020年11月にWBO世界フライ級王座獲得》に6RTKOで敗れる。

2018.04.08 矢吹正道《2020年07月に日本ライトフライ級王座獲得》に1RTKO勝利。

2018.10.28 世界ランカーのジェイセベー・アブシード(フィリピン)に8RTKOで敗れる。

2019.10.27 日本フライ級王者決定戦で小坂駿に1RTKO勝利、王座獲得。

2020.10.18 藤北誠也に 3-0(98-92,97-93,99-91)で勝利、初防衛。

桑原 拓(26)
これまでの戦績:8戦全勝〈4KO〉

アマチュアで活躍、東農大卒業後プロ入り。

アマチュアで鍛えたテクニックとスピードが持ち味。

4階級制覇王者で現WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔と同じ大阪・興国高出身であることから、「井岡2世」と言われる。



1R、阿久井の右ストレートで桑原がダウン。

2R~9R、 阿久井は、桑原のパンチをしっかりガードし、強烈なパンチを打ち込む。
桑原は、フットワークと細かい連打。
9Rを終了して、ほぼ互角。(9Rまでの公式採点は、2-0(86-84,86-84,85-85)で阿久井。)

10R、 ラスト10秒、阿久井が右ストレートがさく裂し桑原がダウン、レフェリーストップ。

お互いが持ち味を発揮した好ファイトでした。

阿久井は、やはりパワーありますね。

プロではタイトルを獲得していない桑原ですが、井上尚弥のスパーリングパートナーを務めるだけあって、その実力は確かでした。
再起を期待したいところです。


◆【結果】ジャメール・チャーロ vs. ブライアン・カルロス・カスターニョ ~ WBA(super)・WBC・IBF・WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ 2021.07.17

2017.07.17
WBA(super)・WBC・IBF・WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ

WBA(super)・WBC・IBF王者 ジャメール・チャーロ
(31:米国)
これまでの戦績:34勝〈18KO〉1敗
vs.
WBO王者 ブライアン・カルロス・カスターニョ
(31:アルゼンチン)
これまでの戦績:17勝〈12KO〉1引分


6人目の自力での4団体統一王者はどちらになるのか、注目の一戦。



2R
チャーロの左フックがヒット、カスターニョがぐらつく。
チャーロ連打で畳みかけるが、カスターニョがかろうじてしのぐ。

3R
カスターニョの左がクリーンヒット、チャーロの腰が落ち、ロープにもたれかかりダウン寸前に。

4R ~ 
チャーロはジャブで突き放そうとするが、カスターニョの踏み込みが鋭く、ロープに詰まる場面が目立つ。
カスターニョは、単発ながらクリーンヒットがチャーロより多い印象。
時折、緊張感あふれる激しい打ち合い。

10R
チャーロが攻勢に。何度もカスターニョをぐらつかせ、カスターニョは足を使って逃げる。

11R
チャーロは、一気に攻めこむが、カスターニョも反撃。

12R
激しく打ち合い、試合終了。



私の採点 (→採点方法はこちら)は、

3

4



わずかにカスターニョが逃げ切ったかと思いました。

ただ、きわどいラウンドも多かったので、地の利でチャーロの手が挙がりそうだと思いましたが、採点は、 チャーロ117‐111、カスターニョ114-113、114-114で、引き分け。

4団体統一戦にふさわしい緊張感のあふれる好ファイトは、決着つかず。
これは、再戦を期待したくなりますね。

◆【結果】佐々木尽 vs. 湯場海樹 ~ 日本ユース・スーパーライト級タイトルマッチ 2021.07.17

2021.07.17
日本ユース・スーパーライト級タイトルマッチ

王 者 佐々木 尽
(19)
10戦全勝〈9KO〉
vs.
挑戦者 日本ユース・ライト級王者 湯場 海樹(22)
7勝〈5KO〉2引分

パワフルなパンチでKOを量産する佐々木に湯場が1階級上げて挑戦。
日本ボクシング界の将来を担う、期待の若手の激突。

1R 大振りのパンチを振り回してくる佐々木に、湯場の左カウンターがヒット、佐々木がダウン。

2R 湯場の左がヒット、佐々木再びダウン。
湯場の攻勢が続いたが、佐々木の左フックが湯場の顎をとらえ湯場がダウン。
なんとか立ち上がるもふらつく湯場を見て、レフェリーがストップ。
佐々木の大逆転TKO勝利。

2度めのダウンの後は、足元がふらつき絶体絶命の大ピンチだった佐々木ですが、一発で試合をひっくり返しました。

勝者の佐々木は、 IBF8位の平岡アンディ(17戦全勝〈12KO〉) と日本スーパーライト級王座決定戦を行う予定になっています。
これも、楽しみなカードです。

ディフェンス面の課題が見えた佐々木ですが、やはりパワーは魅力です。
平岡アンディ戦でも、そのパワーがさく裂するのか注目です。

湯場は、悔しい敗戦となりましたが、タイミングの良い左カウンターは見事でした。
今後の再起を期待したいところです。



この試合は、A-SIGN.BOXING.COMのYou Tubeチャンネルで生放送されましたが、アンダーカードも派手なKO連発で、非常に盛り上がりました。

以前も書きましたが、何日も経ってからド深夜にメインイベントだけ録画放送みたいな、まったくもってファンのことを考えないTVはさっさと衰退してもらって、今回のようなインターネットを活用した放送が広がり、アンダーカードから見れるようになってくれると、ファンにとってはうれしいですね。

管理人:ボクヲタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が高鳴りました。以来40年以上ボクシングヲタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
おことわり
選手名等は敬称略とさせていただいております。
あしからずご了承ください。
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