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◆細川バレンタイン、引退。



細川バレンタインが引退を発表しました。

試合直後のインタビューで、「燃えるものがなかった…。」と寂しそうに語っていたのを見て、 進退を考えることになるのかと思いましたが、やはり…。

試合後、いろいろ悩み、考え抜いたうえでの決断だったでしょう。
ただ、「やりきった!」と非常にさばさばとした表情で語るのを見て、 少しほっとした気持ちになりました。

細川がリングを降りることは、 細川ファンだけではなく、日本のボクシングファンにとって、とても残念なことだと思いますが、 今後は、別なものに挑戦し大活躍してくれることでしょう。

個人的には、試合の解説も聞いてみたいなと思います。
おそらく、個性的かつ深みのある解説をしてくれるのではないかと思います。



世界を掴むことはできませんでしたが、記憶に残るボクサーだと思います。
これまで数々の熱い戦いを見せ、勇気を与えてくれたことに、心から「ありがとう」と言わせてもらいます。
本当にお疲れさまでした。

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◇細川バレンタインの主な戦績

2008年に日本ライト級新人王獲得。

2013.02.11 : 日本スーパーライト級王者《2度防衛中》の岩渕真也に挑戦、8RTKOで敗れる。

2013.08.18 : OPBFスーパーライト級王者キム・ミヌク(韓国)に挑戦、11RTKOで敗れる。

2016.11.01 : 日本スーパーライト級王者《5度防衛中》の岡田博樹喜に挑戦、0-3(91-99,92-98,92-98)で敗れる。

2017.12.14 : 日本スーパーライト級王者《1度防衛中》の麻生興一に挑戦、3-0で勝利、ついに日本王者に。

2019.04.06 : 井上浩樹に0-3(93-97,93-98,92-98)で敗れ王座陥落。
その後階級をライト級に下げて再起。

2020年3月に、世界ランカーのジェイコブNg(オーストラリア:13戦全勝〈10KO〉)との対戦予定だったが、ジェイコブのけがで延期となり、新型コロナの影響で中止となった。

2020.09.03 : 日本、OPBF、WBOアジアパシフィック、3本のベルトを持つ吉野修一郎に挑戦、0-3(109-119,109-119,108-120)で敗れる。

2021.07.03 : 前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪に8RTKOで敗れ、引退。

通算戦績: 25勝〈12KO〉9敗3引分

◆根の深いドーピング問題

先日、WBC世界バンタム級王者ノニト・ドネアがWBO王者ジョンリエル・カシメロとの統一戦をキャンセルしたニュースが伝わり、ボクシングファンをがっかりさせました。

超ざっくり言えば、当初カシメロがVADAの薬物検査を拒否する姿勢で、ドネア陣営がVADA(ボランティア・アンチドーピング協会)への登録に関する書類提出をカシメロ陣営に再三求めたにもかかわらず対応しなかったことをドネアのマネージャーである妻レイチェルが批判、「ルールに従わない場合は試合をしない」意向を示したことで、カシメロ陣営は5日間も遅れてようやく書類提出。

この対応でドネア陣営は不信感を持ったこと、また、カシメロ陣営からレイチェルに対し許しがたい侮辱的な言動があったことが、試合をキャンセルした理由のようです。

カシメロ陣営は、かなりクロに近いグレーな対応だったにもかかわらず、「ちゃんと書類提出した」と開き直り、「ドネアは逃げた」みたいなことを言っているようです。

また、「カシメロ君はもう大口を叩く事はないでしょう。ドーピング検査を回避する奴に資格などねぇ。。お疲れでした」とツイートした井上尚弥に対し、カシメロが所属するMPプロモーションズのプロモーター、ショーン・ギボンズが「ドネアのように逃げていろ」等と口汚く反論。

これに対し、ドネアが「王者ナオヤ・イノウエを侮辱している。ボクシング界から排除されなければいけない。」、ドネアのマネージャーの妻レイチェルも「これは醜い。呆れてものが言えない」と反応。

なんだか、カシメロとその周りの人たちの言葉には、知性や理性を感じませんねぇ。
ドネアやレイチェルが、カンカンに怒っている動画を観ましたが、当然でしょう。

ここまで人を怒らせる才能がずば抜けている人達もなかなかいないのではと思います。
もう、こんな大人気ない連中をまともに相手にするのも馬鹿馬鹿しい気がします。



ドーピング疑惑に関しては、2018年12月、マニー・パッキャオ戦でファン・マヌエル・マルケスがかなり疑われたのが有名です。

検査ではシロだったにもかかわらず、これまでよりはるかにビルドアップされたマルケスに対し疑惑の目が向けられました。

疑われた理由が、過去にドーピング薬物の売買をし、多くのスポーツ選手に運動能力強化薬物を提供していた事件への関与が疑われた『ドーピングのプロ』、アンヘル・ギレルモ・ヘレディアがマルケス陣営にいたことでした。

そして、ヘレディアは、今カシメロ陣営にいます。
そりゃ、今回のような対応をすれば疑われるに決まっています。

結局、ドネアから試合をキャンセルされたカシメロは、ドネアに割り込まれる前の当初の相手、ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)と対戦する模様です。

リゴンドウはSNSで、自身のリング上での写真を載せ「ここはステロイド禁止ゾーン」と発信しました。
リゴンドウは、五輪で厳しいドーピングを経験していますから、ドーピングに関してはかなり厳しい見方をしているとは思いますが、試合枯れしてますからやらざるをえないのでしょうか…。
カシメロは、かなり怪しい感じですが対応はしたようですので問題はないかもしれませんが、リゴンドウは不安でしょうね…。



ただ、今回のような騒動が起こったのも、ドーピングへの対応が遅れているからでしょう。

ドーピングに関しては、WBCはVADAと協力し「クリーン・ボクシング・プログラム」を推進していますが、いまひとつあやふやなかんじですし、他団体の動きは鈍い状況です。
本気で調べたら結構ヤバいからなのか…。

経費の面等を考えると、全てのボクサーに検査を義務付けることは現実的ではないのかもしれませんが、公平かつクリーンでなければ、ファンは離れてしまいます。

ドーピングは、いくら検査の能力を高めても次の薬物が開発されてしまうイタチごっこで、おそらくは、 完全にクリーンな状況になることは困難な根が深い問題だと思いますが、放っておくとどんどん薬物汚染が進むことは間違いないでしょうから、それを食い止める努力を各団体はすべきでしょうね。

◆ステフォン・フルトン、ニコライ・ポトポフ、井上に勝てると豪語しているが…。

WBC世界バンタム級王者ノニト・ドネアがWBO同級王者ジョンリエル・カシメロとの統一戦をキャンセルし、今後のマッチメイクをめぐり、井上尚弥の周辺が騒がしくなってきました。

さらに、井上尚弥に挑戦状!みたいなボクサーが出てきて、一層騒々しくなっています。

これまで、井上尚弥への挑発といえば、カシメロが罵詈雑言を並べ立ててましたが、カシメロはドーピング検査を巡ってドネアに不信感を抱かせ試合をキャンセルされ、自らコースアウト。

おそらく、今後カシメロがどんなに吠えようと、ドーピング検査に対ししっかりした態度を取らないと、井上は同じリングに上がってくれないでしょう。



WBO世界スーパーバンタム級王者ステファン・フルトンも、なかなか威勢がいいです。
体格差を理由に、(小さい井上に)圧勝すると豪語しています。

確かに、井上は身長165㎝、リーチ171㎝、フルトンは、身長169㎝、リーチ179㎝で、フルトンのほうが大きいです。
ただ、「それが、何か?」みたいな感じがします。
井上の鋭い踏み込みの前には、多少の身長差、リーチ差は無意味でしょう。

井上が1Rで粉砕したジェイミー・マクドネルは、身長176㎝、リーチが182㎝。
井上はこの差を全く問題にせず、いとも簡単にKOパンチをぶちかましました。
おそらく、フルトンとのリーチ差も問題ないと思いますが…。

フルトンは、1月に王座に就いたばかりで、まだ防衛すらしていません。
王者とはいえ、井上に言及するには、まだまだ実績が足りないような気がします。

フルトンは、ルイス・ネリーをKOしたWBA・WBC王者のブランドン・フィゲロアとの対戦が9月に決まっています。

個人的にはフィゲロア勝利予想ですので、井上との対戦が実現するまで王者で居続けることができるかが微妙だと思っています。

まあせいぜい頑張ってください、という感じでしょうか。


さらに、WBC14位、IBF7位、WBO3位ニコライ・ポタポフが、「井上尚弥を倒す自信がある」と対戦要求。

「ポタポフ?だれ?」みたいな感じですよね。
世界ランキングには入っていますが…。  

調べてみると、 ステフォン・ヤング《2019年4月、WBSSでノニト・ドネアに6RKO負け》と2016年4月に対戦し引き分け。

アントニオ・ニエベス《2017年9月に、井上に圧倒され逃げ回った挙句ボディをえぐられ、6R終了後に棄権》と2017年3月に対戦し、2-1の僅差判定勝利。

元2階級王者オマール・ナルバエス《2014年12月に井上に2RKO負け》と2017年10月に対戦、ボコボコにされて、7R終了後にギブアップ。



正直言って、井上に勝てるとは思えないです。
また、この実績であれば、どんなに対戦を要求しても、井上の視界の中にポタポフはいないでしょう。

少なくとも指名挑戦者ぐらいにならなければ、「何言ってるの?」程度にしか受け止めてもらえないでしょう。

対戦する可能性が低いのに、吠えていても誰も相手にしません。
まぁ、吠えるのは勝手なので…。

それだけ、井上が、世界中から注目される存在になっているということなんでしょうね。

今回のようなニュースを見ると、井上尚弥という世界中から注目される稀代のスーパースターと時代を共有できることは、一ボクシングファンとして本当に幸運なことだと思います。

今後も、大活躍を期待したいところです。
夢は大きく、バンタム、スーパーバンタム2階級の4団体制覇を達成してほしいと思っています。
頑張れ、井上尚弥!

◆ノニト・ドネアが、ジョンリエル・カシメロ戦をキャンセル!

WBC世界バンタム級王者ノニト・ドネアが、WBO同級王者ジョンリエル・カシメロとの対戦をキャンセルしました。

最大の理由は、カシメロ陣営がドーピング検査に消極的であったことのようです。

また、ドネアのマネージャーである妻レイチェルがドーピング検査に消極的なカシメロ陣営を批判したことに対し、カシメロ陣営から不誠実かつひどい侮辱発言があったことも、キャンセルの理由の一つとなったようです。

カシメロ陣営には、ドーピングに関して限りなく黒に近い灰色と言われる人物がいますから、検査を拒否すれば一層疑われ、ドネア陣営が不信感を募らせるのも当然です。

井上尚弥への度重なる下品な挑発や今回の件を考えると、カシメロは、陣営も含め、世界王者としての資質、品格というものを持ち合わせていなかったということでしょう。

試合としては、カシメロがドネアに強打を当てることができるのか、それともドネアの左フックのカウンター・右ストレートのコンビネーションがさく裂するのか、非常に興味深かったので、キャンセルは残念ではありますが、ドーピング検査に消極的であればリングに上がる資格はありませんから、仕方ないですね。

井上尚弥も、「カシメロ君はもう大口を叩く事はないでしょう。ドーピング検査を回避する奴に資格などねぇ。。お疲れでした」とツイート。
おそらく、今後カシメロと同じリングに上がることはないでしょう。

カシメロから度を越した下品な挑発を何度もされていたので、思いっきりKOしてほしいと思ったこともありましたが、こういう輩は相手にするのもアホらしい。
放っておくのが最善策です。



さて、当初、カシメロと対戦予定だったWBA正規王者ギジェルモ・リゴンドウがドネアと戦うことになるのか、それとも、ドネア vs. 井上Ⅱとなっていくのでしょうか。

もし、リゴンドウ vs. ドネアⅡとなれば、試合は秋頃でしょうか。
井上がその勝者と戦うことになると、早くて年末、おそらく年を越しそうですが、ドネア vs. 井上Ⅱとなれば、年内に実現しそうですね。

残念に思うのは、カシメロがWBO王者でいる限り、井上は試合をしないと思うので、4団体統一がかなり難しい状況になったのではないかということです。

ドーピング検査に消極的なカシメロが誰からも相手にされず試合枯れ状態になれば、活動していないとして、WBOがタイトルを剥奪する可能性もあるかもしれませんが、そうなるとしても相当先のことでしょう。

あとは、カシメロが王座を返上してスーパーバンタム級に階級を上げる可能性もありそう(戦ってくれるのはルイス・ネリーぐらいしかいないような気もしますが…。)なので、 そうなれば4団体統一のチャンスが巡ってくることになりますが…。

いずれにしても、今後のバンタム級戦線がどうなっていくのかは、予測が難しい状況ですね…。
カシメロが、態度を改め、ドーピング検査を素直に行えば、話は変わってくるでしょうし…。

◆井上尚弥、防衛戦まであと3日!

井上尚弥の防衛戦が、あと3日に迫ってきました。



挑戦者のマイケル・ダスマリナスは、動画を見た感じでは、スピードはそれほどでもないですが、腕が長く懐が深そうなので、パンチを当てずらいような感じですし、遠回りしてくるフックやショートストレートは要警戒のような気がします。
世界トップレベルとの対戦がなく実力が未知数なのも、やや不気味な感じでしょうか。

とはいえ、井上尚弥が苦戦したり、よもや敗れることは想像できません。
ボクシングに100%はなく、これまでも多くの番狂わせがありましたが、その可能性もかなり小さいでしょう。

日曜日には、スカッとした勝利で、ファンを喜ばせてくれることを期待したいところです。
それまでの間、動画でも見て、気分を盛り上げておこうと思います。







管理人:ボクヲタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が高鳴りました。以来40年以上ボクシングヲタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
おことわり
選手名等は敬称略とさせていただいております。
あしからずご了承ください。
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