boxing その他

◆WBCがスーパーフライ級トーナメント?

WBCが、またわけのわからないことをやってます。

WBA世界スーパーフライ級スーパー王者ローマン・ゴンサレスに勝利し2団体を統一したWBC同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダがフランチャイズ王者に昇格、ゴンサレスとの再戦へ。
IBF
エストラーダへの指名挑戦者WBC1位のシーサケット・ソールンビサイは、WBC2位カルロス・クアドラスとの正規王座決定戦へ。

で、勝者同士が対戦へ。

WBC1位のシーサケットは、王者エストラーダがゴンサレスの統一戦を行うため、エストラーダへの挑戦を待たされ、統一戦の勝者に挑戦となる予定でしたが、統一戦の判定が微妙で再戦に向かう可能性が出てきたため、解決策として今回の措置が講じられたのでしょう。

よく意味の分からない王座乱立はいかがなものかと思いますし、この4人は既にお互いに対戦があり新鮮味はないものの、これまでの対戦では接戦が多く、誰が勝ち残るかわからないという点では、盛り上がる可能性は大きいと思います。

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WBO王者井岡一翔は、エストラーダ vs. ゴンサレスの勝者との対戦を希望していましたが、その可能性は、ほぼなくなりました。

井岡が、IBF王者ジェルウィン・アンカハスと統一戦を行い、今回のトーナメントの勝者と対戦する「スーパーフライ級最強」を決める試合になっていけば激アツだと思いますが、どうなっていくでしょうか。

◆新型コロナ減少傾向?満員の会場で試合を観れる日が待ち遠しい。

新型コロナウイルスが蔓延し始めてから、既に1年余り経過しました。
いつ終息するのか見通しが立たず、様々な業界が苦しんでいる状況が続いています。

委縮してしまった経済活動の再開に向けた取り組みを進めることはやむを得ないと思う反面、感染力の強い変異株の拡大もあり、安心するのはまだ早く、ちょっと緩めればすぐ増えてしまいそうな気がします。今が正念場かもしれません。

なかなか収束に向かわない中で、ボクシングを含めスポーツイベントは入場者数の制限や無観客などの予防対策を徹底しての開催となっており、関係者の皆様が大変な努力をされていることに、一ファンとして感謝申し上げる次第です。

現在、東欧圏を中心に感染拡大が続いていますが、米国、英国などでは1月末をピークに減少に転じてきました。
2103 コロナ

2103 コロナ2

今後、ワクチン接種が進めば、もう少し安心できる状況になってくるでしょう。
1日も早く沈静化し、多くの方が会場で熱い戦いを観ることができる日が来ることを祈りたいところです。

◆ローマン・ゴンサレス、完全復活なるか?

2021.03.13
WBA(super)・WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

WBAスーパー王者 ローマン・ゴンサレス
vs.
WBC王者 ファン・フランシスコ・エストラーダ



止まらぬ連打でKOを量産、ミニマム級からスーパーフライ級まで4階級を制覇、軽量級ながらThe RINGのPound For Pound1位に上り詰め、誰も勝てないのではないかと思わせる強さだったローマン・ゴンサレス。

しかし、シーサケット・ソールンビサイに僅差の判定で敗れ王座陥落、さらに再戦では4RTKOで敗れ、「スーパーフライ級はゴンサレスにとって重すぎる」「衰えた」と言われました。

その後再起、一時、膝の怪我でブランクを作りましたが、2020年2月には、WBA世界スーパーフライ級王者カリド・ヤファイに挑戦、見事9RTKO勝利を飾り世界王座に返り咲きました。
ヤファイのテクニックを封じKO勝利したゴンサレスを見て、個人的には「ロマゴン復活」と思いましたが、シーサケット戦での衝撃的なKO負けがまだ影響しているのか、評価はあまり回復していないような気がします。

初防衛戦のイスラエル・ゴンサレス戦では、KOは逃したものの一方的な内容での勝利。
ただ、ここでも、「KOできなかった。やはりスーパーフライ級は重過ぎる」と言われました。

どんなハードパンチャーでも、また、多少実力差があっても、相手が守備的に戦えば簡単にはKO勝利とはいかず、KOするしないは実力を正確に測る物差しにはならないと思いますし、ゴンサレスは、 その圧倒的な強さゆえKOして当たり前のようなイメージになっていましたが、 結果としてKOを量産していたものの、正確なコンビネーションでじっくり攻めるタイプ。
「KOできない」=「重過ぎる」「衰えた」は当てはまらないような気がします。

ゴンサレスは、新井田豊や八重樫東を容赦なくKOしタイトルを奪った記憶が強烈に残り、常にKOで勝ち続けてきた印象ですが、世界戦ではこれまで18勝で11KO、KO率61%。
相手の実力や戦い方、打たれ強さも影響するので、単純には比較できませんが、 井上尚弥や内山高志に比べ、ゴンサレスのKO率はそれほど高いわけではありません。(下表参照)
無題
ただ、 KO勝利した試合で要したラウンド数は井上と大差なく、 井上同様、圧倒的なKO勝利を期待されてきたのも無理はないところです。



今回は強豪エストラーダが相手で勝敗は微妙ですし、勝てたとしてもKOは難しいのではないかと思いますが、結果は別として、内容が良ければ、完全復活を印象付けることができるのではないでしょうか。

どちらが勝つにしても、激しい攻防になることは間違いないと思いますので、今から楽しみな一戦です。

◆トカちゃん、『LEGEND』解説を真摯に謝罪。

SNSなどで、渡嘉敷の「LEGEND」での解説が話題になっています。

運営側から「YouTubeのような雰囲気で観客を楽しませてほしい。」と依頼されたとのことで、その仕事をしっかり全うしようとしたわけですが、サービス精神を発揮しすぎて、残念ながらちょっと行き過ぎた不適切な発言があり、指摘されました。

それを受けて、「会場を盛り上げるためだったが、不快な思いをされた方もいる。」として、自身のYou Tubeチャンネルで真摯に謝罪しました。



私は、このイベントに参加する井上尚弥の「緩いスパーリングは観たくないと思うので、ガチでやる」との言葉は、チャリティでのスパーリングとはいえ、真剣にやることでボクシングならではのスピードやテクニックを観客に見てもらい、ボクシングの面白さを感じ楽しんでもらおうとしているのだと思いました。

医療関係者等への支援という社会貢献だけが目的なら、お互いリングをぐるぐる回って時々触るみたいなスパーも有りだと思いますが、井上は一段高いところでこのイベントを見ていると感じました。

それに呼応し、出場した皆さんは、100%本気ではないでしょうが、緊張感のある素晴らしいスパーリングを見せてくれました。

渡嘉敷、竹原、畑山のYou Tubeは、個性的な3人の軽妙なボケや突っ込みの中にも、世界の頂点に立ったボクサーならではの視点もあり、その奥深さに「世界を獲った者は流石に違うな…」と感心しながら、楽しく拝見させていただいています。

ただ、井上の発言等を考えると、今回の解説は、YouTubeでやっているような雰囲気はなじまないと思って見ていました。

少し譲ってYou Tubeのノリを良しとしても、井上岳志がカットして出血した時の「相手も怪我しろ」みたいな発言は、聞いていて楽しいものではなく、この3人なら真面目な内容でありつつも楽しく解説することはできたと思うだけに、残念に思いました。

 一方、いつもの3人の雰囲気で楽しめたという方、「チャリティーなんだから、そう堅いことは言わずに…」と言う方も多いでしょう。
他にもいろんな意見があると思いますが、今後またこのようなイベントが開催されるときに、活かされれば良いと思います。



今回のイベント自体は素晴らしいもので、また、プロとアマが対戦するというのはかなり画期的だと思いましたし、実際、充分満足できる内容でした。

今後、このようなイベントが増えボクシング人気が復活していくことを願っていますが、 どのように盛り上げるかについては、検討の余地があるということでしょうね。

結果から考えると、運営側が、ヘッドギアを外して戦うボクサー達の熱意を受け止め、盛り上げ方をしっかり考えるべきだったということになりますが、 初めての取り組みですから、難しかったことは事実でしょうね。
一つの物事にもさまざまな見方があり、全ての人が満足することは困難なことですし…。

今回のことは、「ちょっぴりやりすぎちゃったか。次は気をつけよう。」と思うぐらいで充分だったと思いますが、 きちんと謝罪した誠実な態度は素晴らしかったと思います。
先日、謝罪会見で開き直って逆切れするような方がいましたが、人格が違うなと感心しました。

渡嘉敷は、このことで委縮してほしくないと思います。
You Tubeは今まで以上に、3人で自由にのびのびとやって、ボクシングの魅力を発信し続けてくれることを願っています。
がんばれ、トカちゃん!

◆チャリティーイベント「LEGEND」、大満足。

2021.02.11
チャリティーイベント「LEGEND」

元WBO世界フライ級王者 木村 翔
 vs.
元K-1世界王者 武居 由樹 

元3階級王者  八重樫 東
vs.
WBA世界ライトフライ級スーパー王者 京口 紘人

WBOアジアパシフィック・スーパーウェルター級王者 井上 岳志
vs.
東京オリンピック75kg代表 森脇 唯人

IBF世界スーパーライト級12位 平岡 アンディ
vs.
自衛隊体育学校 秋山 佑汰

日本スーパーライト級ユース王者 佐々木 尽
vs.
東京オリンピック69kg代表 岡澤 セオン

元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者 内山 高志
vs.
日本スーパーフェザー級王者 坂 晃典

WBAスーパー・IBF 世界バンタム級王者 井上 尚弥
vs.
WBOアジアパシフィック・バンタム級王者 比嘉 大吾



すでに引退し、もうその雄姿を見ることができないと思っていた内山や八重樫が現役王者と渡り合い、 元K-1世界王者の武居は、元世界王者の木村を相手に、将来を期待させる素晴らしい内容でした。

また、普段あまり注目されないアマチュアですが、 トップレベルの実力の高さを充分に示しました。 将来プロ入りして、素晴らしい戦いをもっと見せてほしいと感じました。

井上尚弥は、やはり役者が違いました。
比嘉を相手に自由自在のテクニックを見せつつ、あえて比嘉の距離で打ち合いに応じるなど、 ボクシングそのものの持つ魅力で会場を盛り上げるプロ意識の高さを感じました。
井上との対戦に応じた比嘉の気概にも拍手です。

井上が「緩いスパーは観たくないと思うのでガチでやる」と宣言していましたが、井上だけではなく、出場した皆さんがしっかり仕上げてきていて、お金を払って観るに値する素晴らしい内容だったと思い 、充分満足しました。 



ただ、残念だったのは解説でした。
解説は、You Tubeで人気の渡嘉敷勝男、竹原慎二、畑山隆則。
YouTubeでの3人の軽妙なやり取りは面白く拝見させていただいていますが、個人的には、 渡嘉敷の冗談交じりの無駄話は、緊張感のあるスパーリングに水を差しただけに感じました。
スパーリングとはいえリングの上でけっこうガチで戦っているボクサーの皆さんに敬意を払い、また、 有料で見せていることを考えると、リング上の緊張感が伝わってくるような試合さながらの真剣な解説で盛り上げるべきだったと感じたのは私だけでしょうか…。

とはいえ、このイベント自体の取り組みや内容は素晴らしかったと思いますし、 視聴料金を通じて、ごくごくわずかではありますが、自分も社会貢献できたことをうれしく思います。

これからも、今回のようなボクシングの魅力を感じることのできるイベントが開催され、一人でも多くボクシングファンが増えてほしいと思います。

管理人:ボクヲタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が高鳴りました。以来40年以上ボクシングヲタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
おことわり
選手名等は敬称略とさせていただいております。
あしからずご了承ください。
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