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◆【結果】宇津木秀 vs. 富岡樹 ~ 日本ライト級タイトルマッチ 2022.06.14

2022.06.14
日本ライト級タイトルマッチ

王者 宇津木 秀

10戦全勝〈8KO〉
vs.
挑戦者 富岡 樹
7勝〈2KO〉5敗1分

宇津木は、アマチュアで、2017年度日本社会人トーナメント優勝など、108戦81勝。
2020.02.08に日本ライト級王者の鈴木雅弘(7戦全勝〈4KO〉)に挑戦、9RTKO勝利で王座獲得。

一方の富岡はこれまで5敗していますが、OPBF王者の中谷正義《のちに世界4団体ライト級統一王者テオフィモ・ロペスや元世界3階級王者ワシル・ロマチェンコと対戦》、元日本スーパーライト級王者の岡田博喜、日本ライト級王者の吉野修一郎といった強豪が含まれており、敗れた相手の戦績の合計は63勝4敗。
吉野からはダウンを奪うなど大善戦しており、戦績の数字だけで実力を低く見ることはできません。





元トップアマで快進撃を続ける宇津木と、敗れてはいるものの強敵に立ち向かってきた富岡との激突は好ファイト必至と思われました。

前半は、富岡がジャブを的確にヒット、プレスをかける宇津木に接近戦でも打ち負けず、やや優勢に試合を進め、5R終了後の公開採点では三者とも48-47で富岡。

6R以降、やや疲れが見え始めた富岡に対し宇津木が更にプレスを強め、8Rに連打で富岡をふらつかせたところでレフェリーストップ。

スタミナで勝る宇津木が、8RTKO勝利で初防衛に成功しました。
ライト級は世界のレベルが非常に高く、日本国内にも中谷や吉野といった強豪がいますが、宇津木がどこまで行けるか注目です。

富岡は、王座獲得はなりませんでしたが、序盤の戦いは素晴らしく大善戦でした。
また、強豪との熱い戦いを期待したいところです。

それにしても、染谷路朗レフェリーは本当に安定感あります。
ストップのタイミングが、いつも絶妙ですね。

◆【結果】麻生興一 vs. 近藤明広 ~ OPBFスーパーライト級タイトルマッチ 2022.06.14

2022.06.14
OPBFスーパーライト級タイトルマッチ

王 者 麻生 興一
vs.
挑戦者 近藤 明広



麻生 興一(36)
これまでの戦績:25勝〈16KO〉9敗1引分

2014.07.28:日本スーパーライト級王者の岡田博喜に挑戦、 0-3(94-96、94-96、94-96)で敗れる。

2016.04.19:日本スーパーライト級王者《3度防衛中》の岡田博喜に再挑戦、 7RTKOで敗れる。

2017.02.09:日本スーパーライト級王座決定戦で松山和樹に8RTKO勝利、王座獲得。
その後一度防衛。

2017.12.14:2度目の防衛戦で、細川バレンタインに0-3(95-96、94-95、94-95)で敗れ、王座陥落。

2021.12.14:OPBFスーパーライト級王者《4度防衛中》の内藤律樹に挑戦、9RTKO勝利で王座獲得。


近藤 明広
(37)

これまでの戦績:33勝〈18KO〉10敗1引分

2009.08.01 日本ライト級王座獲得。(1度防衛)

2016.09.13 WBOアジアパシフィック・ライト級王座獲得。

2017.11.04 IBF世界スーパーライト級王座決定戦でセルゲイ・リピネッツ(ロシア)と対戦、 0-3(110-118,111-117,111-117)で敗れる。

2019.02.18 IBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦でアピヌン・コーンソーン(タイ)に5RKOで敗れる。

2019.07.12 平岡アンディに0-3(93-97,93-98,92-98)で敗れる。

2020.12.10 日本スーパーライト級王者の永田大士に挑戦、7R負傷判定 1-0(67-66、67-67、67-67)で引き分け、王座獲得ならず。



開始から接近戦での打ち合い。近藤が上下に打ち分け優勢。
2Rに、近藤の右フックがクリーンヒット、その後の連打で麻生がダウン。
立ち上がったところに近藤が追撃し、レフェリーストップ。

お互い2006年にデビュー、何度も敗戦から立ち上がってきた不屈のベテラン同士の一戦は、近藤が2RTKO勝利。
2016年にWBOアジアパシフィック王座を獲得して以来、6年ぶりに王者のベルトを獲得しました。

◆【結果】元IBF世界スーパーバンタム級王者 小國以載 vs. OPBFバンタム級王者 栗原慶太 2022.05.20

2022.05.20
スーパーバンタム級10R

元IBF世界スーパーバンタム級王者 小國 以載
vs.
OPBFバンタム級王者 栗原 慶太



小國 以載(34)
これまでの戦績:21勝〈8KO〉2敗1引分

2011.11.03 OPBFスーパーバンタム級王座獲得。その後3度防衛。

2013.03.10 和氣慎吾に10RRTDで敗れ、王座陥落。

2014.12.06 日本スーパーバンタム級王座獲得。2度防衛し返上。

2016.12.31 IBF世界スーパーバンタム級王者ヨナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に 3-0(115-112、115-112、115-112)で勝利、王座獲得。

2017.09.13 岩佐亮佑に6RTKOで敗れ王座陥落。

栗原 慶太(29)
これまでの戦績:16勝〈14KO〉6敗

キャリア序盤の7戦で4敗したが、その後6連勝。

2017.06.19 勅使河原弘晶《のちのWBOアジアパシフィック・バンタム級王者、OPBFスーパーバンタム級王者》に5RTKO負け。

2017.12.01 ライアン・ルマカド《IBF世界スーパーフライ級15位》(フィリピン:13勝(7KO) 3分)に2RKO勝利。 ※ルマカドが契約体重を1.2キロ超過。

2018.12.24 OPBFバンタム級王座決定戦でストロング小林佑樹《のちにWBOアジアパシフィック・バンタム級王座獲得》と対戦。 4度ダウンを奪うも小林に粘られ3-0(113-111,113-111,113-111)の僅差で勝利、王座獲得。 ※6Rが4分、インターバルが5R終了後1分16秒、6R終了後2分2秒となる計時ミスがあり、問題となった。

2019.05.10 ワルリト・パレナス《2015.07.04にWBO世界スーパーフライ級暫定王座決定戦でダビド・カルモナ(メキシコ)と引分、2015.12.29に王者井上尚弥に挑戦し2RTKO負け》(フィリピン)に1RKO勝利。 OPBFバンタム級王座初防衛。

2019.11.15 IBF世界バンタム級4位スックプラサード・ポンピタック(タイ)に2RTKO勝利。

2021.01.14 井上拓真《元WBC世界バンタム級暫定王者》に9R負傷判定0-3(82-89、82-89、81-90)で敗れ、王座陥落。

2021.10.19 井上拓真が返上したOPBFバンタム級王座を獲得した中島一輝に挑戦。3RTKO勝利で王座獲得。




1~3R
強打を繰り出す栗原、小國はうまくさばきながら細かい連打で反撃。
パンチのパワーや迫力は栗原だが、パンチの精度では小國か。

4R
右アッパーがクリーンヒットし攻勢に出た栗原に対し、小國がカウンターの連打で応戦。
ラウンド終盤に偶然のバッティングで小國が負傷しドクターストップ。
引き分けに。

激しい攻防が続くと思われた矢先に試合がストップし非常に残念でしたが、3Rまではお互いの持ち味が出た緊張感のあるラウンドが続きました。
タイトルが懸かっていないのがもったいないと思う両者の対戦は、期待通りの好試合でした。

◆【結果】丸田陽七太 vs. 阿部麗也 ~日本フェザー級タイトルマッチ・WBOアジアパシフィック フェザー級王座決定戦 2022.05.15

2022.05.15
日本フェザー級タイトルマッチ
WBOアジアパシフィック フェザー級王座決定戦

WBC8位、IBF6位、WBO10位
日本王者 丸田 陽七太
vs.
IBF10位
挑戦者 阿部 麗也



丸田 陽七太(25)
これまでの戦績:12勝〈9KO〉1敗1引分

U-15で3度優勝、インターハイ2年連続優勝、2013年アジアジュニア選手権銅メダルと、アマチュアで活躍。

2015.11.22: デビュー戦で世界ランカーのジェイソン・カノイ(フィリピン)に3-0(59-54,59-56,58-55)で勝利。

2017.10.13: OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者(1度防衛中)の大竹秀典《日本王座を4度防衛、2014.11にWBA王者スコット・クイッグに挑戦し判定負け》に挑戦、0-3(111-117,112-116,112-116)で敗れる。

2019.10.26: 2019年度日本フェザー級挑戦者決定戦で元王者の大橋健典に3RTKO勝利。

2021.02.11: 日本王者《2度防衛中》の佐川遼に挑戦。7RRKO勝利で王座獲得。

2021/11/27: 日野僚に3-0(96-92、97-91、97-91)で勝利、初防衛に成功。


阿部 麗也(29)
これまでの戦績:22勝〈10KO〉3敗1引分

2014.12.21:全日本フェザー級新人王決定王獲得。

2019.05.01:日本フェザー級王者の源大輝に挑戦、1-0(95-94、94-94、94-94)の引分で王座獲得ならず。

2019.09.13:日本フェザー級王座決定戦で佐川遼と対戦、0-3(95-96、94-96、94-96)で敗れ、王座獲得ならず。



ABEMAの無料配信を観ました。(あと5日間、見れるようです。)
ちょうど夕食の時間帯で、途中の数ラウンドを見逃してしまいました。

阿部が右瞼をカットしていたので、丸田優勢なのかと思いきや、阿部が細かいフットワークにフェイントを入れながら丸田を翻弄、時折鋭い踏み込みから左ストレートをヒット。
7Rには、阿部が左ストレートでダウンを奪う。

細かく速い動きを見せる阿部に対し、丸田はなかなか的を絞り切れないのかパンチが出ない。
終盤、丸田がワンツーを当てる場面があったが、攻撃が続かず。
阿部が優勢を保ったまま試合終了。

採点は、3-0(115-112、116-111、118-109)で阿部の勝利。

試合前は、佐川を破った試合の内容が非常に良かった丸田の勢いが優るかと思っていましたが、阿部の動きが非常に鋭く、最後までその動きが落ちず、丸田は、ほぼ何もさせてもらえなかったような印象でした。

阿部は、世界ランカー対決を制し、3度目のチャレンジでついに日本王座を獲得。
WBOアジアパシフィック王座も獲得。
これからの活躍を期待したいところです。
丸田は、残念な敗戦となりましたが、ぜひまた頑張ってほしいところです。 

◆久保隼 vs. 佐川遼 ~ フェザー級8R 2022.04.12

2022.04.12
フェザー級8R

元WBA世界スーパーバンタム級王者 久保 隼
vs.
IBF9位、前日本フェザー級王者 佐川 遼



久保 隼(32)
これまでの戦績:15勝〈10KO〉2敗

2017.04.09:WBAスーパーバンタム級王者ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)に挑戦、11RRTDで勝利、王座獲得。

2017.09.03:ダニエル・ローマン(米国)に9RTKO負けで王座陥落。

2019.05.26:WBA世界フェザー級王者シュ・チャン(中国)に挑戦、6RTKOで敗れる。
その後2連勝。


佐川 遼(28)
これまでの戦績:11勝〈6KO〉2敗

2018.09.11 松本亮《2月にWBA世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマンに挑戦、判定負け》に3RTKO勝利。

2019.09.13 世界ランカーの阿部麗也と日本フェザー級王座決定戦。3-0(96-95,96-94,96-94)で勝利、王座獲得。その後2度防衛。

2021.02.11 丸田陽七太に7RTKOで敗れ、王座陥落。

2021.10.14 デビュー2戦目で2RTKOで敗れた小坂烈と再戦、8RTKO勝利。


 世界戦線に割って入るためには、お互いに絶対に負けられない一戦。

1R、2R
ジャブの出し合い。
佐川は前後の出入りが良く、ボディにストレートがヒット。右ストレートと右フックで攻撃。
久保も、左ストレートで反撃するが、佐川のほうがやや動きが良い印象。

3R
佐川の右ストレートがヒット、ぐらつく久保に再び右ストレートでダウンを奪い、10カウント。

佐川の見事なKO勝利でした。
久保にとっては、非常に痛い敗戦となりました。

管理人:ボクヲタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が熱くなりました。以来40年以上ボクシングヲタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
おことわり
※ 選手名等は敬称略とさせていただいております。
あしからずご了承ください。

※ 記載内容に誤りなどありましたら、遠慮なくご指摘ください。
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