boxing 世界戦

◆【結果】オスカー・コラーゾ vs. レイネリス・グティエレス ~ WBO世界ミニマム級タイトルマッチ 2024.01.27

2024.01.27
WBO世界ミニマム級タイトルマッチ


王者 オスカー・コラーゾ(27:米国)
8戦全勝〔6KO〕
vs.
挑戦者 10位 レイネリス・グティエレス
(28:ニカラグア)
10勝〔2KO〕1敗

コラーゾは、2022.07.16に、二度世界王座を獲得しているビック・サルダール(フィリピン)に3-0(118-110、116-112、116-112)で勝利。
2023.05.27に、WBO王者メルビン・ジェルサレム(フィリピン)に挑戦、7RRTD勝利で王座獲得。
2023.08.26に、9位のガレン・ディアガン(フィリピン)に6RRTD勝利、初防衛に成功。

2度目の防衛戦は10位のレイネリス・グティエレス。
ミニマム級は層が薄いため、「?」と思う戦績でも世界ランキングに入っていたりしますが、グティエレスの戦績には流石にちょっと驚きました。 
これまでのグティエレスの戦績

コラーゾにとっては勝つのは当たり前で、その内容が問われる試合になりそうです。


結果は、3RTKOでコラーゾの勝利。

ミニマム級の選手層の薄さを考えると、もっと上位のランカーとの防衛戦や他団体王者との統一戦でなければ、盛り上がらないですね…。

◆【結果】アルテム・ダラキアン vs. ユーリ阿久井政悟 ~ WBA世界フライ級タイトルマッチ 2024.01.23

2024.01.23
WBA世界フライ級タイトルマッチ


王者 アルテム・ダラキアン
vs.
挑戦者 1位 ユーリ阿久井 政悟



アルテム・ダラキアン(36:ウクライナ)
これまでの戦績:22戦全勝〈15KO〉

2018.02.24に、WBA王座決定戦でブライアン・ビロリア《元2階級王者》(米国)との王者決定戦で、3-0(118-109,118-109,118-109)で勝利、王座獲得。
その後6度の防衛に成功。
6度の防衛のうち、ランキング1位との対戦が3度。今回が4回目。

ユーリ阿久井 政悟(28)
これまでの戦績:18勝〈11KO〉2敗1引分

2017.08.23 中谷潤人《のちに世界2階級制覇》に6RTKOで敗れる。
2018.04.08 矢吹正道《のちにWBC世界ライトフライ級王座獲得》に1RTKO勝利。
2018.10.28 世界ランカーのジェイセベー・アブシード(フィリピン)に8RTKOで敗れる。
2019.10.27 日本フライ級王者決定戦で小坂駿に1RTKO勝利、王座獲得。
2020.10.18 藤北誠也に3-0(98-92,97-93,99-91)で勝利、初防衛に成功。
2021.07.21 桑原拓《のちにOPBF王座獲得》に10RTKO勝利、2度目の防衛に成功。
2022.02.27 粉川拓也《2度日本王座獲得、通算7度防衛》に3-0(100-90,100-90,100-90)で勝利、3度目の防衛。(のちに返上)

上位ランカーを相手に抜群の距離感と巧みなディフェンスで防衛を重ねてきたダラキアンが王者の貫禄を見せるのか、倉敷のジムに籍を置き続け、ついに世界挑戦までこぎつけた阿久井の強打がさく裂するのか、非常に楽しみな一戦。 



《試合経過》

1R
ダラキアンは、ガードを下げてやや変則的な構え。ディフェンスが柔らかくステップワークも独特。
阿久井が、じわりとプレスをかけている。

2R
積極的にパンチを出す阿久井。右ストレートが軽くヒット。
ダラキアンがカウンターを合わせてくる。

3R
ダラキアンが、阿久井のパンチを軽快なフットワークでかわし、時折踏み込んで変則的なパンチを打ち込んでくる。
ダラキアンのパンチをしっかりガードしながらじわじわ前進する阿久井。

4R
ダラキアンの右アッパーが軽くヒット。

5R
阿久井がプレス強めるが、ダラキアンは足を使ってかわす。
ダラキアンの変則的なフックがヒット。

6R
ダラキアンが時折打ってくる大きなパンチは、なかなかパワフル。
ダラキアンの右アッパーは、しっかりガードして防ぐ阿久井。
阿久井のボディーストレートがクリーンヒット、ダラキアンの動きが一瞬止まったか。

7R
ダラキアンは、足を使って阿久井のプレスをかわしているが、手数少なく逃げているだけの印象。
阿久井はプレスをかけ続ける。
阿久井の左フックが軽くヒット、右ストレートもヒット。

8R
前進を続ける阿久井。
ダラキアンは動き回って阿久井のプレスやパンチをフットワークでかわしているが、手数が少なく圧されている印象。
阿久井の右ストレートでダラキアンの顎が跳ね上がる。

9R
ダラキアンは、動き回りながら左ジャブや変則的な右をヒット。
阿久井の左フックが軽くヒット。

10R
接近戦での打ち合いは、ほぼ互角。
ダラキアンの左がヒット、バランスを崩す阿久井。

11R
ダラキアンが足を使って逃げ回るが、追う阿久井のパンチが適確にヒット。

12R
ダラキアンは、開始早々はパンチを出してきたが、その後はやはり逃げているだけの印象。
阿久井は前に出続けて、試合終了のゴング。

結果は、3-0(116-112,117-111,119-109)で阿久井が勝利、世界初挑戦で王座を獲得。



★じい放送の解説者はポイントでは微妙と言っていましたが、ダラキアンは全体的に手数が少なく逃げまわっている印象で、阿久井が終始プレスをかけ続けクリーンヒットは少なかったもののパンチを当てていたので、阿久井優勢かと思いました。
ただ、さすがに119-109は、ちょっと疑問ですが…。

★との にこダラキアンの変則的なパンチをしっかりブロックしたディフェンスの良さが光ったね。
ダラキアンの動きに惑わされることなく、適度なプレスで追ったのも良かった。
あまり追いかけすぎると、ロープ際で体を入れ替えられてパンチを打たれたり、クリンチでぐだぐだにされてしまったと思うけど、距離感が絶妙だった。

★越後屋倉敷のジムから世界王者誕生となり、地方で頑張っているボクサーに勇気を与える勝利となりました。

★代官防衛戦では、豪快なKOを見せてくれることを期待したいところじゃな。

★お梅ちなみに、私の採点 (→採点方法はこちら)は、
無題






◆【結果】寺地拳四朗 vs. カルロス・カニサレス 〜 WBA(super)・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 2024.1.23

2024.1.23
WBA(super)・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ


王者 寺地 拳四朗
vs.
挑戦者 WBA1位 カルロス・カニサレス



寺地 拳四朗(32)
これまでの戦績:22勝〈14KO〉1敗

2017.05.20 WBC世界ライトフライ級王者ガニガン・ロペス(メキシコ)に挑戦、2-0(114-114,115-113,115-113)で勝利、王座獲得。その後7度防衛。

2020.12.19 久田哲也との8度目の防衛戦が予定されていたが、拳四朗が2020年7月に泥酔してタワーマンションに不法侵入、住人の車を破壊する事件を起こしていたことが発覚、防衛戦は延期に。
※ 拳四朗は3か月間のライセンス停止等の処分を受けた。

2021.04.24 久田哲也に3-0(118-109,119-108,118-109)で勝利、8度目の防衛。

2021.09.22 ランキング1位の矢吹正道と9度目の防衛戦。10RTKOで敗れ王座陥落。

2022.03.19 矢吹と再戦。3RKOで勝利、WBC王座に復帰。

2022.11.01 WBA(super)王者の京口紘人と統一戦。7RTKO勝利で2団体統一。

2023.04.08 アンソニー・オラスクアガ(米国)に9RTKO勝利、統一王座防衛に成功。
※WBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)との3団体統一戦が予定されていたが、ゴンサレスの病気で中止となり、4/15に試合が予定されていたオラスクアガが急遽代役となり防衛戦となった。

2023.09.18 WBC1位のヘッキー・ブドラー《元2階級制覇王者》(南アフリカ)に9RTKO勝利、統一王座防衛に成功。

カルロス・カニサレス
(30:ベネズエラ)
これまでの戦績:26勝〈19KO〉1敗1引分

2016.12.31 WBA世界ライトフライ級王者田口良一に挑戦、1-1(112-116,114-114,116-112)の引き分けで王座獲得ならず。

2018.03.18 WBA世界ライトフライ級王者決定戦で、小西怜弥に3-0(116-111,115-112,114-113)で勝利、王座獲得。

2018.07.15 デビュー2戦目で世界王座獲得を狙ったルー・ビン(中国)に12RTKO勝利、初防衛。

2019.05.26 木村翔に3-0(119-109,119-109,118-110)で勝利、2度目の防衛に成功。

2021.05.28 エステバン・ベルムデス(メキシコ)に6RTKOで敗れ、王座陥落。

2022.03.26 WBA米大陸フライ級王座決定戦で、ガニガン・ロペス《元WBC王者》(メキシコ)に勝利。

2023.06.09 WBA王座挑戦者決定戦で、ダニエル・マテリョン(キューバ)に勝利。



矢吹に敗れて以降、攻撃的なスタイルで勝利を重ねている拳四朗。
統一王座3度目の防衛戦の相手は、パンチも強く足も使ったボクシングもできる、最強レベルの実力を持つカニサレス。



《試合経過》

1R
拳四朗がジャブで牽制するが、カニサレスの反応が良くクリーンヒットしない。
カニサレスが、重そうなパンチをどんどん打ち込んでくる。

2R
拳四朗がじわじわプレスをかけジャブを打ち込む。
拳四朗の右カウンターがカニサレスの頭部にヒット、カニサレスがふらつきダウン。
かなりダメージがありそうだったが、カニサレスは手数を出し粘る。

3R
拳四朗が攻勢に出るが、カニサレスも強いパンチで応戦。
お互いのパンチが当たる激しい打ち合いに。
拳四朗はカウンターをもらわないようにしたいところだったが、カニサレスの右がヒットし拳四朗がダウン。

4R
カニサレスが右を当てれば、拳四朗はボディをヒット。
両者一歩も下がらない激しい打ち合いに。
やや圧され気味だった拳四朗の右が続けてヒット、カニサレスが後退。
公開採点は、カニサレス38-36,37-37,37-37。

5R
拳四朗がプレスをかけ攻め続ける。
カニサレスも強いカウンターを返す。
拳四朗が右を続けてヒット、カニサレス後退。
拳四朗は攻め続けるがカニサレスも反撃、激しい打ち合いに。
ラウンド終了直前、カニサレスの猛攻で拳四朗がロープに詰まる。

6R
リスクも大きいが距離を詰めて打ち合いに出る拳四朗。
拳四朗のボディ攻撃でカニサレスは明らかに嫌がり後退する場面が増えたが、強いパンチで反撃してくる。

7R
激しい打ち合い。
カニサレスの連打がヒットし拳四朗がピンチに。
拳四朗がジャブや右ストレートで猛反撃しカニサレスが後退、拳四朗ペースになったかと思いきや、カニサレスが強打で盛り返す。

8R
拳四朗が前進を止めず手数も落ちない。
序盤、拳四朗のパンチが的確にヒット。
カニサレスが終盤反撃してくるが、かわす拳四朗。
公開採点は、76-74,76-74,75-75で拳四朗が逆転、わずかにリード。

9R
拳四朗の手数が落ちない。
拳四朗のボディーブローはかなり効いているように見えたが、カニサレスが強打で反撃してくる。
お互いのパンチが当たる激闘に。

10R
カニサレスが手数を増やし、上下に強打を打ち込んでくる。
拳四朗も右ストレートやボディで反撃、激しい打ち合いが続く。
カニサレスの連打で拳四朗が後退、ロープに詰まる。

11R
拳四朗はジャブを多用し距離を取るスタイルに変更。
カニサレスは足を使う拳四朗を追えず、パンチは空転。

12R
このラウンドもジャブとフットワークを使う拳四朗。
ただ、ジャブはヒットしているが、やや手数が少ないか。
カニサレスは追い切れず空転続く。

結果は、114-112,114-112,113-113の2-0で拳四朗が勝利し、統一王座の防衛に成功。



★じい 11Rと12Rは、拳四朗のアウトボクシングを、ジャブは当たっていたものの消極的と見るか、カニサレスをフットワークで空転させたことを評価するか判断が難しいラウンドでしたが、結果的にはこれが功を奏しました。

★との への字拳四朗は、矢吹正道戦でジャブがポイントにならず大量失点し、結果的に敗れた。
その後は攻撃的なスタイルに変化し勝利を重ねているけど、明らかにパワーで上回っているカニサレスとの打ち合いは危険だったね。

★じい拳四朗は、矢吹戦を経て、ジャブだけではポイントにならずもっと攻撃しなければいけないと考えていると思いますが、今回は、そのアウトボクシングの引き出しを持っていたことが勝利につながりました。

★との にこ矢吹戦では、拳四朗のジャブは距離を測るようなジャブで、右もほとんど出さなかった。
一方、矢吹は、拳四朗のジャブをしっかりブロックしながら前進しパワフルなパンチをヒットしていたので、矢吹にポイントが流れた。
採点はあくまでも相対的なものなので、ジャブがポイントにならないわけではないと思う。

★じい今回の試合では、ジャブを的確にヒットし足を使ってカニサレスを空転させたことがポイントになっていました。

★との にこ拳四朗は、ジャブをしっかり当てて相手のパンチをもらわない以前のスタイルにしたほうが良いような気がするね。

★じい確かに、もっと早い段階から11R以降の戦い方にしていれば、苦戦しなかったのではとの声もあります。

★との への字 ダメージも心配だしね。


★越後屋 拳四朗をこれだけ苦しめたカニサレスは、やはり強敵でした。
ボディは明らかに効いていたと思いますが、心が折れることはなく、10Rには、このままいけば逆転するのではと思う攻撃を見せました。

★代官お互いの、絶対に勝つという気持ちがぶつかり合った激闘じゃった。
カニサレスは、判定に不服を申し立て、再戦を望んでいるようじゃ。
もし再戦になれば、両者がどんな戦いをするのか非常に楽しみじゃな。

★お梅ちなみに、私の採点 (→採点方法はこちら)は、無題







◆【結果速報】W世界戦 ~ 寺地拳四朗 vs. カルロス・カニサレス、アルテム・ダラキアン vs. ユーリ阿久井政悟 

とりあえず、結果速報です。
詳細は明日以降に。

2024.01.23
WBA世界フライ級タイトルマッチ


王者 アルテム・ダラキアン
vs.
挑戦者 1位 ユーリ阿久井 政悟

変則的なスタイルのダラキアンに惑わされることなく、阿久井が積極的に攻撃。
有効打は少なかったものの、ダラキアンは手数が少なく、ポイントは阿久井に流れました。
結果は、3-0(116-112,117-111,119-109)で阿久井の勝利。
岡山の地方ジムから世界王者誕生の快挙となりました。


WBA(super)・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ

王者 寺地 拳四朗
vs.
挑戦者 WBA1位 カルロス・カニサレス


10Rまでは、どちらが倒れてもおかしくない激しい打撃戦。
拳四朗が右ストレートやボディを打ち込めば、カニサレスも強いパンチで応戦。
カニサレスは、連打で拳四朗をロープに詰める場面を何度も作りましたが、拳四朗も旺盛な手数でペースを渡さず、11Rと12Rには、拳四朗がフットワークとジャブでカニサレスの強打を空転させて試合終了。
お互いに諦めない激闘は、2-0(113-113,114-112,114-112)で拳四朗の勝利。
おそらく、2024年のFight of the year候補になりそうな気がします。


54.9㎏契約8R

那須川 天心
vs.
WBA世界バンタム級14位、WBO世界同級14位 ルイス・ロブレス

天心があまりフットワークを使わずどっしり構えて、鋭い踏み込みから左ボディや左フックをヒット。
3Rには、ロブレスの連打をしっかりガードし、打っては多彩なパンチを適確にヒットし完全に天心ペースに。
3R終了後、ロブレスが足首に異常を訴え棄権。
あっけない終わり方でしたが、天心が強さを見せました。

◆【結果】ジェイソン・マロニー vs. サウル・サンチェス ~ WBO世界バンタム級タイチルマッチ 2024.1.13

2024.1.13
WBO世界バンタム級タイチルマッチ
  

王者 ジェイソン・マロニー
vs.
7位 サウル・サンチェス



ジェイソン・マロニー(30:オーストラリア)
これまでの戦績:26勝〈19KO〉2敗

2018.10.20 IBF世界バンタム級タイトルマッチ・WBSSシーズン2バンタム級準々決勝でエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に1-2(115-113,113-115,113-115)で敗れる。

2020.10.31 WBA(super)・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥に挑戦、7RKOで敗れる。

2022.10.16 WBC世界バンタム級王座挑戦者決定戦でナワポーン・ソールンビサイ(タイ)に3-0(118-110,119-109,118-110)で勝利。

2023.05.13 WBO世界バンタム級王座決定戦で、ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)2-0(114-114,115-113,116-112)で勝利、王座獲得。


3度目の世界挑戦で、ついに王座を獲得したマロニーの初防衛戦。
対戦相手は、ランキング7位のサンチェス。
サンチェスは世界トップレベルとの対戦は無く、実績で優るマロニー有利と思われますが、どこまで食い下がることができるでしょうか。



《試合経過》

1R
マロニーは、フットワークを使い、左右に動いてジャブを打ち込む。
マロニーの左ボディがヒット。
サンチェスは、踏み込んでパワフルなパンチを打ち込む。

2R
マロニーは、プレスをかけてくるサンチェスにジャブやワンツーで応戦。
サンチェスの右アッパーがクリーンヒット。

3R
サンチェスが鋭く踏み込んでパンチを当ててくるので、マロニーはアウトボクシングでかわすことができず、至近距離での打ち合いに。
マロニーがジャブやワンツーをヒットすれば、サンチェスは左右のアッパーをクリーンヒット。
打ち合いはサンチェスのパワーが優っている印象。

4R~9R
お互いのパンチがヒットする至近距離での打ち合い続く。
マロニーが前進し攻撃的な姿勢を見せているが、パンチのパワーや精度はサンチェスがやや上回っている印象。

10R~12R
打ち合い続く。
サンチェスは、手数は出ているが、やや疲れたか足が止まってきている。
攻勢のマロニーも、決定打を奪えず試合終了のゴング。

結果は、2-0(116-112,116-112,114-114)でマロニーが勝利、王座の初防衛に成功。



★じいサンチェスが大健闘し、接戦になりました。
ほぼ互角のラウンドが多く、ジャッジ泣かせでした。

★との への字マロニーは良く動いて攻撃的な姿勢を見せていたけど、サンチェスがパンチのパワーと精度で上回っていたような気がしたけどね。
ドローかサンチェス僅差勝利と思ったので、4ポイント差でマロニー勝利のジャッジには、ちょっと驚いた。

★越後屋マロニーの攻撃姿勢がポイントに繋がったのかもしれませんが、採点で最優先されるのは有効打です。
サンチェスの方が有効打が多いような気がしましたが…。

★代官パンチがあまり当たっていなくてもどんどん前に出ている方にポイントを振る、採点基準から考えると疑問が残るジャッジも多い。
今回の試合も、サンチェスにとっては不満が残るはずじゃ。
再戦が必要かもしれんな。

★きゃさりんちなみに、私の採点 (→採点方法はこちら)は、
無題




管理人:ボクヲタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が熱くなりました。以来50年以上ボクシングヲタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
おことわり
※ 選手名等は敬称略とさせていただいております。
あしからずご了承ください。

※ 記載内容に誤りなどありましたら、遠慮なくご指摘ください。
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