ひとりごと

◆新型コロナで、延期の興行も。

新型コロナ、収まる気配ないですね。
再び、ボクシングの興行にも影響が出てきました。

5月22日と23日に墨田区総合体育館で開催される予定だった以下の試合は、緊急事態宣言発令に伴い体育館が休館になるため中止、6月、7月の後楽園ホールでの興行に延期されるようです。

日本ミニマム級タイトルマッチ
王 者 谷口 将隆
vs.
挑戦者 仲島 辰郎

WBOアジアパシフィック&日本スーパーフライ級タイトルマッチ
WBOアジアパシフィック・日本王者 福永 亮次
vs.
挑戦者 藤井 貴博

WBOアジアパシフィック・ミニマム級タイトルマッチ
王 者 重岡 銀次朗
vs.
挑戦者 川満 俊輝

日本バンタム級王者決定戦
1位 澤田 京介
vs.
2位 定常 育郎

日本スーパーライト級ユースタイトルマッチ
王 者 佐々木 尽
vs.
挑戦者 湯場 海樹

他に予定されている興行は、 緊急事態宣言延長にあたりイベントの規制が緩和されたため、有観客(収容人数の半分)で開催されるようなので、以下のタイトルマッチは予定通り行われるようですね。

5.19 日本ミドル級タイトルマッチ
王 者 竹迫 司登
vs.
挑戦者 国元 陸

5.20 OPBF&WBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチ
OPBF王者 豊嶋 亮太
vs.
WBOアジアパシフィック王者 別府 優樹

5.21 OPBF&WBOアジアパシフィック・フェザー級タイトルマッチ
OPBF王者 清水 聡
vs.
WBOアジアパシフィック王者 森 武蔵



国は、飲食店を悪者にして、時短とか酒類提供禁止とかピントの合わないコロナ対策で補償金垂れ流しです。
コロナ対策として一番重要なのは、マスクを外したり他人の飛沫を浴びる環境にいないようにすることのはずで、国や報道機関はそれを徹底的に発信するべきなのに、まったく情報発信能力がない状態。
ピントのずれた対策をいくら講じても、本質から外れた情報をいくら流しても、収まるはずがありません。

国が飲食店を悪者にするから、外ならいいんでしょとか言って、路上で飲んだり、バーベキューしたりして感染広げるおバカさんが出てくる始末です。
今感染したらろくに治療も受けられないかもしれないのに、そんなことも想像できず酒飲んで騒いでいる頭の悪い人がいるのは、悲しいとしか言えません。

本当は、国民一人一人が本質を見極め、正しい方向に応用して対応すべきなのですけど、逆ですね。

飲食4人以下で黙食をと言われても、根拠に乏しいのが透けて見えますから、だんだん言うこと聞かなくなってきていますね。
2人でも3人でも、飛沫かけ合う状況を作らないようにというならわかりますが、 全然説得力がありません。
こんな感じでは、収まるものも収まりません。

あくまでざっくりした推計値ですが、現在の日本の感染状況は、英国やメキシコを上回ってきている状況です。
2

上のグラフの右隅を拡大したものが、下のグラフです。
3


オリンピックも無理でしょうね。
国は、オリンピックを開催したいなら、もっときちんとした対策を講じ徹底的に抑えこむべきでした。

中途半端な状態で無理矢理始めた「GOTO・・・」も、愚策としか言えません。

今となっては、ワクチン接種が進み、徐々に終息に向かうことを祈るしかありませんね…。

◆拳四朗、処分決定。

日本ボクシングコミッション(JBC)が、寺地拳四朗に対し、 12月1日から3か月ライセンス停止、制裁金300万円、半年間で48時間以上200時間以内の社会貢献活動を義務付けたことを発表。

これを受け、拳四朗が記者会見。

処分に対する率直な気持ちを問われ、「本当に真摯に受け止めたい。これからは自分自身を見つめ直して、ひとつずつ信頼を取り戻したい。そして品格のある人になりたい。」

進退に関して問われ、「信頼を取り戻すにはボクシングしかない、ここでやめたら何も返せなくなる。」

ベルトを 持ち続けて防衛していきたい意向かと問われ、「そうですね。いまのところ剥奪とかは(ない)」



王座を保持したまま3か月ライセンス停止。
JBCは、WBCが王座はく奪しないぎりぎりの期間設定をしたようにしか見えませんね…。

剥奪されないからベルトを持ちづつけるということに、かなり違和感を覚えます。
この期に及んで、ベルトや連続防衛記録に固執しているようにしか聞こえません。
完全に受け身です。
こういうことは、受け身ではなく、考えや態度を自らしっかり示すことが重要ではないでしょうか。

対戦相手の久田哲也は、これだけ迷惑をかけられ、拳四朗との試合ができるかどうかもわからないまま宙ぶらりんの状態で3か月待たなければならないのでしょうか。

品格のある人間になろうとするなら、迷惑をかけた久田哲也や関係者に対する誠意として、王座は、剥奪ではなく自ら返上し、久田が王者決定戦などを行える環境を速やかに作ることが、彼が一番にやらなければならないことではないでしょうか。

迷惑をかけたことに対ししっかりと対応ができないのであれば、自らの信頼回復は覚束ないと思います。

このような事件を起こしたから返上しろということではなく、久田や関係者にかけた多大な迷惑に対して、また、今後の長い人生を考えたとき、連続防衛記録や世界王者のベルトに固執するのではなく、いったん王座を返上し、またゼロからスタートするべきではないかと思います。

やり直すチャンスは与えられるべきですし、また頑張れば、多くの人が応援してくれると思います。
ただ、それは、王者でなければできないわけではないと思います。

王座返上に関しては様々な意見があると思いますが、個人的には、長い目で将来を考えたとき、JBCの処分が出る前に自ら王座返上を申し出たほうが良いのではないかと思っていたので、そういう結果になっていないことは残念に思います。

一番違和感を覚えるのは、久田にとっては何の前進にもなっていないことで、JBCや拳四朗サイドの思慮不足を感じます。

才能豊かな、将来を期待させるボクサーだけに、一連の対応は本当に残念に思います。
本人は頭の中真っ白状態なのだから、周囲の人たちがきちんとしないと。

なんとなく、JBCや陣営は、世界王座を維持することばかり考えて、拳四朗本人の今後を考えてあげれていないような気がしますね…。

◆井上尚弥 vs. ジェイソン・マロニー ~ 激闘を終えて2

勇敢に“Monster”井上尚弥に立ち向かい、敗れたマロニー。

井上のパンチのパワーより、ハンドスピードの速さに驚いたようで、ダウンしたパンチはほとんど見えなかったようです。

マロニーは、インファイトでフィジカルの強さを活かす作戦だったようですが、 井上は距離を掴むのが上手くハンドスピードも速かったため、簡単には接近できず「やりたいことをさせてもらえなかった。」

階級最強と言われる井上に果敢に挑戦し、鋭いジャブを浴びながらも、決して諦めず最後まで勝てると信じて戦ったことは、試合を見ていて充分に伝わってきました。

今後については、当面は弟アンドリューの11月の世界戦のサポートに回るようです。

また、敗れてなお、「自分はファイター、もう一度チャンスが欲しいくらいだ。」
「世界チャンピオンになれると信じている。来年、もっと強くなって世界戦線に戻ってくる。」
凄い闘争心です。

残念ながら敗れたマロニーですが、 試合後のインタビュー記事では、非常に潔い紳士的なコメントが印象に残りました。


一方、ジョンリエル・カシメロは、井上 vs. マロニーの試合後に、二人を汚くののしっています。

井上を亀、マロニーを魚にたとえ、「亀が魚を捕まえるのに長い時間かかった。お互いに海に住んでいる弱い生き物だ」  

井上の「ドネアとウーバーリ。WBOのカシメロもいる。どの選手も相手として考えている。」とのインタビューに対し、「ウーバーリとドネアの勝者を優先させるのか?マジで怖がってるんだな、亀」。

ちょっといかがなものかと。
あまりに品がないですね。

カシメロのボクシングは一発の怖さがあり魅力的ですが、こういう下品な挑発を読んでいると、戦う価値のあるボクサーには思えなくなります。
同じフィリピンでも、ノニト・ドネアとは大違いです。

井上にカシメロを黙らしてほしいと思う一方で、 カシメロは、井上に関わらなくてよいので、さっさとスーパーバンタム級に上げてルイス・ネリーあたりとやっててくださいと言いたくなります。



カシメロの挑発はさておき、井上は今後4階級制覇に向かっていくことになるでしょう。 
また、素晴らしい試合を見せてくれるはずです。

マロニーも、来年は再び世界のトップ目指して立ち上がるでしょう。
非常にボクシングがうまく、 今回の勇敢な戦いぶりや紳士的なコメントで、ファンになった方も多いのではないかと思います。

実際に戦った河野公平が、「世界チャンピオンになれる」と言ったマロニー。
今回は敗れてしまったものの、その実力が確かなことは示せたのではないかと思います。

私も、マロニーは世界王者になる実力は持っていると思いますので、頑張ってほしいと思います。

二人の今後の大活躍を期待したいところです。

◆井上尚弥 vs. ジェイソン・マロニー ~ 激闘を終えて

世界が注目した一戦は、井上が見事に7RTKO勝利。

この勝利で井上は世界戦15連勝、具志堅用高の世界戦14連勝の記録を抜き日本歴代1位となりました。 この15勝のうちKOが13試合、判定が2試合。

判定となった試合は、 WBCスーパーフライ級王座2度目の防衛戦のダビド・カルモナ(メキシコ)戦。
試合途中で拳を痛めながらも12Rにダウンを奪い、その後の猛攻でレフェリーが止めなかったのが不思議という内容でした。

もう1試合は、WBSS決勝ノニト・ドネア(フィリピン)戦。
11Rに強烈なボディブローでダウンを奪うも、レフェリーのあまりにひどいロングカウントでKOを逃した試合。

2試合とも、レフェリングのまずさでKO勝利を逃しましたが、事実上KO勝利と言える内容でした。
そう考えると、世界戦15試合をすべてKOもしくはKOに等しい内容で勝ち続けてきているわけで、 改めて、井上の凄さを感じます。

ちょっとジャブを当てられたり、KOが終盤のラウンドだったり判定だったりすると、苦戦したように感じてしまうのですから、本当に凄いボクサーが現れたものだと今更ながら思います。



念願のラスベガスデビューを果たし、見事なKO勝利で世界中に衝撃を与えた井上尚弥。

今後、本場米国や世界中で更に実力を認められるためには、どのような相手と戦うかが重要で、 次の戦いが気になるところです。

井上尚弥は、WBAスーパー王者、IBF王者。

主要4団体の王者は、
WBA正規王者:ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)
WBC王者:ノルディ・ウーバーリ(フランス)  ※ 12月にドネアと対戦。
WBO王者:ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)

リゴンドウ、ウーバーリ、ドネア、カシメロ、この4人であれば、誰と戦うとしても簡単な試合にならないと思うので、またドキドキしてしまいますね。

また、IBFの指名挑戦者マイケル・ダスマリナス(フィリピン: 30勝〈20KO〉2敗1分)との試合が指令される可能性もあります。
ダスマリナスは、2019年3月に挑戦者決定戦に勝利して以降ずっと待たされていますから、 可能性は高いような気がします。
指令を無視すると王座を剥奪されてしまいますから、4団体制覇に向かうためには、ダスマリナスも避けて通れない相手となります。

試合が終わって間もないのに、次はいつ、だれと戦うのか、すでに少しドキドキして始めているのは私だけではないでしょう。

相手が誰であっても、井上が圧倒的な強さで勝ち続けていくことを期待したいところです。

◆那須川天心がボクシング転向?

キックボクシングの那須川天心が、近い将来、ボクシングに転向する可能性をほのめかす発言をしています。

これまでも、キックで抜群に人気のある那須川がボクシングに来れば、ボクシングの人気も再び盛り上がるはずなので期待されていました。

ただ、キックでトップの地位を築いた那須川が再びスタートラインに戻ってボクシングを始めることには、かなりの覚悟と勇気が必要だと思っていたので、まさか本当に転向する気持ちがあるとは思っていませんでした。

ボクシングは、4団体が乱立し、WBAやWBCは団体内に複数の王者を作ったりして、かなりグダグダになっているとはいえ、キックよりも世界が広く、王者の価値が高いことは間違いないでしょうし、 那須川は「キックには、もう戦いたい相手がいない」みたいな発言もしているようで、それも、やはりキックの選手層や競技人口の少なさゆえだと思うので、一日も早くボクシングに転向して、世界王者を目指してほしいと思います。



ボクシングとキックは似ているようで全く違うスポーツと言われてますので、キックで圧倒的な強さを見せる那須川でも、そう簡単ではないかもしれません。

ただ、那須川のボクシングの才能については、元世界王者らが「世界王者になれる」と高く評価しています。

年齢的にもまだ若く、それだけの才能があるとすれば、そう遠くない将来に、スーパーフライ級あたりの世界のベルトを腰に巻く那須川の姿を見れるのだろうと思います。

それが現実となったときは、井上尚弥に勝るとも劣らないスターが誕生することになります。

その日が来るのを 楽しみに待ちたいと思います。



昨日TVで放送されたRIZIN。
普段は見ないのですが、那須川のボクシング転向の話題があったので見てみました。

これまで35戦全勝の那須川の相手の「K-1のスター」皇治は、戦績28勝13敗と紹介されていました。
かなりのレベルの相手と戦っていたとしても13敗もしていれば、(あまり使いたくない表現ですが)咬ませ犬程度の戦績です。

TVでは、皇治は強い、世紀の対決だ、みたいに煽っていましたが、全然スピードが違いました。

視聴率稼ぎの歪んだ過剰な演出は、ボクサー達にとって何の利益にもなりません。
時には苦しめることもあります。
いい加減にせえよと思いました。

今に始まったことではありませんが、その時の視聴率さえ稼げれば良いというTVの姿勢が透けて見えるような気がしました。
強い、すごい、と持ち上げていても、ボクサーの真の実力を評価してのものというより、刺激的に煽って盛り上げているだけに見えます。

当然、旬を過ぎたボクサーは取り上げられなくなります。
たまに、奇跡の復活を遂げたボクサーがいたりすると、まったく相手にしなくなっていたにもかかわらず、手のひらを返したように、お涙頂戴的なドラマ仕立てにして再び煽ります。

まるで、消耗品です。
これでは、日々必死に鍛錬しているボクサーに失礼です。

これまでは、TV放送抜きではビジネスとして成立するのは困難でしたから、ボクサー側は耐えるしかなかったわけですが、コロナ禍の副産物として、TV以外で放送を模索する動きが出てきました。

以前にも記事にしましたが、人気が低迷するボクシング等は特に、こんな程度の認識のTVにはさっさと見切りをつけて、インターネット等でのビジネスモデルを早く確立すべきだと思います。


TVでは、スポーツ紙の記事を読んで何の専門知識もない芸能人が感覚的に個人的な意見を言うだけの情報番組とか、本来お堅い内容であるべきニュースでも、道行く人をつかまえてのインタビューを垂れ流すだけとか、非常に質の低い、取材する努力をしてないと感じる内容の放送が増えてきています。

新聞やTVを見なくても情報が入手できる今のネット社会がさらに進んでいくことを考えると、TVの地位や必要性はどんどん下がっていくと思いますが、TV放送を製作する側に警戒感や緊張感が足りないどころか、自爆している感じすらします。

もう、TVは泥船に近い状況です。
TV放送に固執せず、別な形で収益を得ることを考えなければならない時代が、早晩来るような気がします。

管理人:ボクヲタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が高鳴りました。以来40年以上ボクシングヲタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
おことわり
選手名等は敬称略とさせていただいております。
あしからずご了承ください。
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