★BOXING

◆注目!フリオ・セサール・マルティネス vs. モイセス・カジェロス ~ WBC世界フライ級タイトルマッチ 2020.10.23

2020.10.23
WBC世界フライ級タイトルマッチ

王 者 フリオ・セサール・マルティネス
vs.
挑戦者 モイセス・カジェロス



フリオ・セサール・マルティネス(25:メキシコ)
これまでの戦績:16勝(12KO)1敗1NC

2019.03.23 WBC世界フライ級挑戦者決定戦でアンドリュー・セルビー(英国:11戦全勝(6KO))に5RKO勝利。

2019.08.31 WBC世界フライ級王者チャーリー・エドワーズ(英国:15勝(6KO)1敗)に挑戦。
3RKOで勝利したかに見えたが、ダウン後のパンチがあったため無効試合に。

2019.12.20 WBC世界フライ級王座決定戦で元王者のクリストファー・ロサレス(ニカラグア)に9RTKO勝利、王座獲得。
※ エドワーズとの再戦指令が出たが、エドワーズが体重維持が困難として王座返上したため、王座決定戦となった。

2020.02.29 ジェイ・ハリス(英国:17戦全勝(9KO))に3-0(116-111,115-112,118-109)で勝利、初防衛。




モイセス・カジェロス(メキシコ)
これまでの戦績:32勝(17KO)9敗1分

2017.02.26 WBO世界ミニマム級暫定王座決定戦で福原辰弥に0-3(112-116,112-116,115-113)で敗れる。 

2018.03.18 WBO世界ミニマム級王者の山中竜也に挑戦、8RRTDで敗れる。

2018.07.07 ホセ・アルグメド《元IBF世界ミニマム級王者(3度防衛)》(メキシコ)に0-3(90-99,91-97,91-97)で敗れる。


当初対戦予定だったIBO王者・WBC14位のマキシミノ・フローレス(29:メキシコ)が、新型コロナ陽性で、対戦相手がカジェロスに変更になりました。

カジェロスは10月のWBCランキング20位で圏外ですが、事情が事情だけに、特別に対戦が許可されたのでしょうか。

体は小さいものの思い切りよくパワフルなパンチを打ち込み相手を圧倒してきたマルティネスに対し、主にミニマム級で戦い世界戦レベルでは敗れてきたカジェロスの不利は否めないところですが、マルティネスに一泡吹かすことができるでしょうか。

◆注目!ファン・フランシスコ・エストラーダ vs. カルロス・クアドラス ~ WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ 2020.10.23

2020.10.23 
WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

王 者 ファン・フランシスコ・エストラーダ
vs.
挑戦者 カルロス・クアドラス


クアドラスに新型コロナ陽性反応が出ましたが、再検査では陰性。
予定通り、試合が行われるようです。

ファン・フランシスコ・エストラーダ(30:メキシコ)
これまでの戦績:40勝〈27KO〉3敗

2012.11.17 : WBA世界ライトフライ級王者ローマン・ゴンサレス《2階級王者。WBAミニマム級王座は3度防衛し返上。ライトフライ級王座は4度防衛中》(ニカラグア:33戦全勝〈28KO〉)に挑戦、0-3(110-118,112-116,112-116)で敗れる。

2013.04.06 : WBAスーパー・WBO世界フライ級王者ブライアン・ビロリア(米国)に挑戦、2-1(115-113,116-111,117-111)で勝利、タイトル獲得。

後にIBFライトフライ級王者となるミラン・メリンド(フィリピン)、元WBAフライ級王者エルナン・マルケス(メキシコ)らを相手に5度防衛後返上。

2018.02.24 : WBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に挑戦、0-2(115-113,114-114,111-117)で敗れる。

2019.04.26 : シーサケット・ソールンビサイに再挑戦。3-0(115-113,115-113,116-112)で勝利、WBC世界スーパーフライ級王座獲得。2階級制覇。

現在1度防衛中。


カルロス・クアドラス(32:メキシコ)
これまでの戦績:39勝〈27KO〉3敗1引分

2014.05.31 : WBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に挑戦、8R負傷判定 3-0(78-73,77-74,77-75)で勝利、王座獲得。その後6度防衛。

2016.09.10 : 7度目の防衛戦の相手は、4階級制覇を狙うローマン・ゴンサレス(ニカラグア:45戦全勝〈38KO〉)。0-3(112-116,113-115,111-117)で敗れ、王座陥落。

2017.09.09 : ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)と対戦、0-3(113-114,113-114,113-114)の僅差で敗れる。

2018.04 : 麻薬とアルコール中毒のリハビリ施設に入所したとされる。

その後3連勝。

両者は3年前に対戦、僅差の判定でした。
(私はエストラーダの快勝と思ったので、公式採点が1ポイント差だったのには、正直驚きましたが。)

好ファイトを期待したいところですが、クアドラスは、麻薬とアルコール中毒を完全に克服し以前の輝きを取り戻しているのか、また、新型コロナの影響も気になるところです。



◆注目!ローマン・ゴンサレス vs. イスラエル・ゴンサレス ~ WBA(スーパー)世界スーパーフライ級タイトルマッチ 2020.10.23

2020.10.23
WBA(スーパー)世界スーパーフライ級タイトルマッチ

スーパー王者 ローマン・ゴンサレス
vs.
挑戦者 イスラエル・ゴンサレス



ローマン・ゴンサレス(33:ニカラグア)
これまでの戦績:49勝〈41KO〉2敗

2008.09.15 : アマチュアで87戦全勝、プロでも20戦全勝〈18KO〉の記録を引っ提げ、WBAミニマム級王者新井田豊に挑戦、4RTKO勝利で、新井田の8度目の防衛を阻み王座獲得。
3度防衛したのち返上。

2010.10.24 : WBA世界ライトフライ級暫定王座決定戦で、ミニマム級初防衛戦でやや苦戦したフランシスコ・ロサス(メキシコ)に2RKO勝利。(のちに正規王座に認定)

2012.11.17 : 強豪フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に 3-0(118-110,116-112,116-112) で勝利、5度目の防衛に成功、スーパー王者に認定。(のちに返上)

2014.09.05 : WBC世界フライ級王者の八重樫東に挑戦、9RTKO勝利、3階級制覇。

ロッキー・フエンテス(フィリピン)に6RKO、 エドガル・ソーサ《元WBC世界ライトフライ級王者(10度防衛)》(メキシコ)に2RKO、ブライアン・ビロリア《2階級王者》(米国)に9RTKO、マックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ) に3-0(120-108,119-109,119-109))で勝利、4度の防衛。

2016.09.10 : WBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)に挑戦、3-0(116-112,115-113,117-111)で勝利し4階級制覇。フライ級王座を返上。

2017.03.18 : シーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ) に0-2(112-114,112-114,113-113) で敗れ王座陥落。 キャリア初黒星。

2017.09.09 : シーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ)とダイレクトリマッチ、4RKO負け。

2018.08.15 : 元2階級王者モイセス・フェンテス(メキシコ)に5RTKO勝利し再起。

その後、膝の怪我でブランクを作る。

2020.02.29 : WBA世界スーパーフライ級王者カリド・ヤファイ(英国)に挑戦、9RTKO勝利、4階級制覇。(のちにスーパー王座に認定)




イスラエル・ゴンサレス
(23:メキシコ)
これまでの戦績:25勝〈11KO〉3敗

2017.02.03 : IBFスーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に挑戦、10RTKO負け。

2018.11.24 : WBAスーパーフライ級王者カリド・ヤファイ(英国)に挑戦、0-3(111-117,112-116,112-116)で敗れる。

2019.12.28 : IBF世界スーパーフライ級挑戦者決定戦で、石田匠に2-1(116-112,112-116,115-113)で勝利。



ローマン・ゴンサレスは、 シーサケットに連敗し、スーパーフライ級は少し重たすぎるとか、衰えたとかいろいろ言われましたが、そのままスーパーフライ級に残り、ヤファイをKOで破り4階級制覇しました。

やはり、一時はパウンドフォーパウンド1位だっただけに、並みのボクサーではありません。

イスラエル・ゴンサレスは、世界挑戦に2度失敗。

石田戦では回転の良い連打が印象的でしたが、パンチの重さ、正確さではローマン・ゴンサレスが上回っていると思われ、かなり厳しい戦いになりそうです。

イスラエル・ゴンサレスが、 芸術的かつ情け容赦ないローマン・ゴンサレスの連打をしのげるかどうか、注目です。

◆【結果】ワシル・ロマチェンコ vs. テオフィモ・ロペス ~ WBAスーパー・WBCフランチャイズ・IBF・WBO世界ライト級王座統一戦 2020.10.17

2020.10.17
WBAスーパー・WBCフランチャイズ・IBF・WBO世界ライト級王座統一戦

WBAスーパー・WBCフランチャイズ・WBO王者
ワシル・ロマチェンコ

vs.
IBF王者 
テオフィモ・ロペス



序盤は、ロペスが積極的に手を出し、ロマチェンコはじっくり観察。
ロペスのパンチは当たっていないが、ロマチェンコは手数が少なすぎ。
ほとんど差がないラウンドが多いが、ロペスにポイントがつきそう。

中盤に入っても、ロマチェンコはかなり警戒を続け、いつもの連打が出ない。
ロペスも、ロマチェンコのフットワークについて行けず、お互いに有効打がほとんどないラウンド が続く。

8R以降、ロマチェンコがギアを上げ、距離を詰めて高速の連打。
ロペスも打ち返すが、単発でなかなかヒットしない。

11R、ロマチェンコが更にギアを上げる。
ロマチェンコの高速連打に後退するロペス。

お互いスピードがあり緊張感のある試合は、決定的な場面を作れないまま試合終了。
前半はロペス、後半はロマチェンコが挽回。

私の採点 (→採点方法はこちら)は、
無題



後半はロマチェンコが明確に攻勢だったので、ロマチェンコの勝利と思いました。

しかし、公式の採点は、3-0(119-109,117-111,116-112)でロペス。
一瞬、耳を疑いました…。

ロペスは、前進してパワフルなパンチを出してはいたものの、ガードの上だったり、バックステップでかわされたりで、ほとんどヒットしていませんでしたが…。

ただ、ロマチェンコは、特に前半は手数が少なすぎ、ギアを上げるのも遅かった。

ラウンドマストシステムではごくわずかの差でも1ポイントですから、試合全体の印象と採点はかなり食い違うこともありますが、 採点では有効打が最優先であることを考えると、ロペス勝利はちょっと疑問ですし、119-109としたジャッジはさすがにどうかと思います。 

当たってなくても手を出していたほうにポイントが付くのなら、ジャッジはド素人でもできそうな気がします。

コロナ禍で入出国がなかなか自由にならないとはいえ、3人とも米国のジャッジというのも、ありえないでしょうね…。

ロマチェンコ優勢とした WOWOW解説のジョー小泉、西岡利晃は、「ロマチェンコ有利の先入観から、ミスリードしてしまったかもしれない。」としつつ、やはり納得がいかない様子。

 個人的には採点に疑問が残るものの、ロマチェンコに自由にボクシングをさせず勝利を手にしたロペスは見事4団体制覇。

防衛戦を行っていくのか、ライト級は厳しいと言われているので階級を上げるのか、ロマチェンコとの再戦があるのか、今後の動向に注目です。

あと、ロペスに善戦した中谷正義、復活してくれないかな…。

◆いよいよ明日!ロマチェンコ vs. ロペス

2020.10.17
WBAスーパー・WBCフランチャイズ・IBF・WBO世界ライト級王座統一戦

WBAスーパー・WBCフランチャイズ・WBO王者
ワシル・ロマチェンコ

vs.
IBF王者 
テオフィモ・ロペス


さあ、いよいよ明日に迫りました。

両者とも前日計量を無事にパス、また、いまのところ両陣営とも新型コロナの影響もないようです。
この2人の世紀の対決が実現することに感謝して観戦したいと思います。



やはり、世界的に注目の一戦、様々な予想があふれています。

IBF挑戦者決定戦でロペスと対戦、採点は差がついたものの内容的にはほぼ互角と言われた中谷正義は、「ロペスはパンチがあり、ディフェンスがうまかった」「ロペスが勝つには前半KO。長引けばKOされる可能性が高い」。


ロペスは、IBF王座を奪取したリチャード・カミー戦では2RTKO勝利でしたが、カミーのジャブを結構もらっていて、ディフェンスはやや甘く見えたのですが、実際戦った中谷のコメントと動画を見ているだけの印象はかなり違います。



私は、ロマチェンコが、攻防一体のステップワークと的確な連打でロペスを封じるだろうと思っています。
普通に考えれば、大方の予想通り、長丁場になればなるほどロマチェンコ有利でしょう。

ロペスに勝機があるとすれば、大振りにならずにパンチを当てることができるかどうか。
ロペスの耐久力も、かなり試合を左右する要素になりそうです。



中谷のように、「ロペスに勝機があるとすれば前半。後半になればなるほどテクニックや経験に勝るロマチェンコが有利」との予想が大勢。
私の素人予想は少し異なりますが、果たしてどんな試合になるでしょうか。

一瞬も目の離せない、緊張感のある試合になるのは間違いないでしょう。
楽しみです。

管理人:ボクオタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が高鳴りました。以来40年以上ボクシングオタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
おことわり
選手名等は敬称略とさせていただいております。
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