4/8の興行に関しては、ポスターもいかがなものかと思いましたが、これに輪をかけて記者会見が酷かったですね。

那須川の注目度が高いとはいえ、那須川を中央に据え、記者の質問は殆ど那須川に対するもので、拳四朗に那須川の事を質問するという暴挙に出た記者もいました。
本人の意思とは関係なく、人気者はいじれるだけいじり倒す消耗品扱いですし、それ以外の出席者に対しては敬意のかけらもない失礼極まりない質問。
マスゴミと言われるのも当然で、その本領が充分に発揮された記者会見でした。



先日も、中学生の長距離ランナーの過熱報道が問題になりましたが、相手の状況などはお構いなし。
過去にも、震災の被災者の方々が食べるものに困っている状況の中で取材陣がコンビニの数少ないお弁当を買い占めたとか、ガソリンが不足しているのにガソリンスタンドには取材陣の車が長蛇の列を作っていたとか、土砂崩れの被災地で、救助犬がかすかな物音や声を頼りに生き埋めになっている人を探しているときに、取材ヘリが上空を轟音立てて飛び回り邪魔をしたなんてこともありました。

このような迷惑極まりない取材の在り方については、ことあるごとに不愉快に感じますし、このような姿勢で取材したニュースには共感できません。
まさか、このような、人の迷惑顧みず、ずかずかと土足で上がり込むような好き勝手で無神経極まりない取材のしかたを「報道の自由」などとは言わないでしょうね。

記者会見では、他の出場者が「那須川が出るということで大きな注目を集める大会に出場でき光栄。いい試合を見せて自分の存在を示したい。」と、静かに闘志を燃やし大人のコメントをしてくれていたのが救いです。

那須川がボクシングに転向することになったときに、「井上尚弥に今すぐでも勝てる」みたいな鼻息の荒い那須川ファンのコメントを多く見かけましたが、さすがにそれはないと思いますし、相手が日本バンタム級4位の与那覇ですから、那須川が負ける可能性もあると思います。
もし、そうなったら、マスコミはサーッと引いていくのでしょうね、おそらく。








 
 
 

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