2023.01.28
WBA世界フライ級タイトルマッチ

王 者 アルテム・ダラキアン
vs.
挑戦者 1位 ダビド・ヒメネス



アルテム・ダラキアン(35:ウクライナ)
これまでの戦績:21戦全勝〈15KO〉

2018.02.24 ブライアン・ビロリア《元2階級王者》(米国)との王者決定戦で、3-0(118-109,118-109,118-109)で勝利、王座獲得。
現在、5度防衛中。


ダビド・ヒメネス(30:コスタリカ)
これまでの戦績:12戦全勝〈9KO〉

2021.06.19 WBA世界フライ級ゴールド王者決定戦でエドウィン・カノ(メキシコ)に勝利。

2022.07.16 WBC3位のリカルド・サンドバル(米国)に勝利。


ダラキアンは、ウクライナ国外での試合はビロリアとの王者決定戦のみで世界的な知名度は低いものの、防衛戦は上位ランカーを相手に抜群の距離感と巧みなディフェンスで圧勝してきた実力ある王者。

ヒメネスは、上位ランカーに勝利しているランキング1位の挑戦者。
相手に打たせず自分だけ踏み込んでパンチを打ち込む非常にやりにくいスタイルのダラキアンにどのように攻め込んでいくか注目。


試合は、じわじわ距離を詰めてパンチを打ち込んでくるヒメネスに対し、ダラキアンがジャブで牽制しながらうまく距離を取り、ヒメネスが接近するとクリンチでしのぐ、やや噛み合わない展開。
クリンチが多く、やや盛り上がりを欠いたまま試合終了。

パンチの的確さで上回ったダラキアンが、3-0(115‐113、115‐113、116‐112)で勝利、6度目の防衛に成功。
ヒメネスは攻撃がやや単調で、展開を変えることができませんでした。

ちなみに、私の採点 (→採点方法はこちら)は、
5
6











 
 
 

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