ボクヲタおやじの、勝手気ままな今年の展望 part6です。
※ ランキングは、WBA、IBF、WBOが2022年12月現在、WBCは11月現在です。

【スーパーバンタム級】

各団体の王者は、
WBA(super)王者 ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)
昨年6月にWBA1位のロニー・リオス(米国)に12RTKO勝利し王座防衛。

WBC・WBO王者 スティーブン・フルトン(米国)
昨年6月に元WBA(super)王者ダニエル・ローマン(米国)に勝利し王座防衛。

アフマダリエフは、IBF1位のマーロン・タパレス(フィリピン)との指名試合が4/8に予定されています。

フルトンは、2月に元王者ブランドン・フィゲロア(米国)とWBCフェザー級王者決定戦を行う予定と報じられていましたが、どうやら、WBO1位にランクされた井上尚弥を相手に今春に防衛戦を行うようです。


この階級の注目は、なんといっても、バンタム級4団体の世界王座を返上し参戦してきた井上尚弥。

WBOは、王者が階級を変えた場合、1位にランキングされ指名挑戦権を与えられるシステムなので、井上が1月ランキングで1位となりました。

フルトンはフィゲロアとWBCフェザー級王者決定戦を行うと報じられていたので、スーパーバンタム級王座を返上し、井上は現在2位のライーズ・アリーム(米国)と王者決定戦を行うことになるのかと思っていましたが、フルトンへの挑戦の交渉が進展している模様で、いきなり2団体のベルトへの挑戦になりそうです。
実現すれば、非常に楽しみな戦いとなります。

ランキング上位には、ライームのほかに、山中慎介との2試合で薬物疑惑と体重超過をやらかしたルイス・ネリー(メキシコ)がいます。

ネリーは現在WBC1位で、2/18に2位のアザト・ホバネシアン(アルメニア)とWBC王座挑戦者決定戦を行う予定。

ネリーとはあまり関わってほしくないので、井上には、フルトンに勝利した後は、アフマダリエフとの4団体統一戦にまっすぐ進んでもらいたいところです。

他の日本勢は、 亀田和毅(WBA2位、IBF12位、WBO9位)、井上拓真(WBC6位、IBF5位、WBO4位)、武居由樹(WBC14位)、赤穂亮(IBF14位、WBO7位)、小國以載(IBF15位)。

亀田は試合枯れしている感じですが、WBA2位ですから、じっと挑戦のチャンスを待つことになりそうです。
ただ、井上尚弥がフルトンに勝てば、年内にアフマダリエフとの4団体統一戦とも報じられていますから、なかなか順番が回ってこない感じです。

拓真は、おそらくバンタム級に転級するでしょう。

武居も尚弥と同じ大橋ジムですから、階級を上げるのか下げるのかわかりませんが、いずれにせよスーパーバンタム級では戦わないのではないかと思われます。

赤穂は、昨年12月に、元WBOバンタム級王者ジョン・リエル・カシメロ(フィリピン)に2RTKOで敗れました。
1月のWBOランキングでは、赤穂の代わりにカシメロがランクインするかと思いましたが、赤穂が1ランクダウンで8位にとどまり、カシメロはランクインせず。
ただ、今後、カシメロはランキングを上げてくると思われるので、バンタム級では実現しなかった井上尚弥との対戦の可能性もあるかもしれません。






 
 
 

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