ボクヲタおやじの、勝手気ままな今年の展望 part3です。
※ ランキングは、WBA、IBF、WBOが2022年12月現在、WBCは11月現在です。

【スーパーウェルター級】

各団体の王者は、
WBA(super)・WBC・IBF・WBO(super)王者 ジャーメル・チャーロ(米国)
昨年5月にWBO王者ブライアン・カルロス・カスターニョ(アルゼンチン)との再戦で見事にKO勝利、4団体を統一。
今年1月末に予定されていたWBC1位、WBO1位ティム・チュー(オーストラリア)との防衛戦は、自身の怪我で中止に。

WBC暫定王者 セバスチャン・ファンドラ
(米国)
昨年4月に1位のエリクソン・ルービン(米国)に勝利し、暫定王座獲得。
10月に初防衛成功。

4団体統一王者のチャーロが怪我で離脱中ですから、もしかすると、WBC以外にも暫定王座を設置する団体が出てくるかもしれません。

そうなると、ティム・チューや、ランキング上位の元王者ブライアン・カルロス・カスターニョ(アルゼンチン)、元王者トニー・ハリソン(米国)、チャールズ・コンウェル(米国)にもチャンスが巡ってきそうです。

2022年のThe RING Prospect of the yearの候補に挙がったザンダー・ザヤス(WBO7位)(プエルトリコ)も注目です。

日本勢は、井上岳志
2021年11月にティム・チューに敗れましたが、昨年6月に復帰戦に勝利。 WBC14位、IBF11位、WBO12位と下位ながらランキングを維持しており、再び上位を目指してほしいところです。


【ウェルター級】

各団体の王者は、
WBA(super)・WBC・IBF王者 エロール・スペンスJr.(米国)
昨年4月にWBA(super)王者ヨルデニス・ウガス(キューバ)に勝利、3団体統一。

WBA王者 エイマンタス・スタニオニス(リトアニア)
昨年4月にラジャブ・ブタエフ(ロシア)から王座を奪取。

IBF暫定王者 ジャロン・エニス(米国)
昨年5月に挑戦者決定戦でカスティオ・クレイトン(カナダ)に勝利。
今年1/7に4位カレン・チュカジャン(ウクライナ)に勝利し暫定王座を獲得。

WBO(super)王者 テレンス・クロフォード(米国)
昨年12月に元WBA王者デイビッド・アバネシアン(ロシア)に勝利、防衛成功。

スペンスとクロフォードの統一戦は、昨年決まりかけましたが流れました。
スペンスがスーパーウェルター級に上げる可能性が出てきているので、実現は難しいかもしれません。 もし実現したら2023年最大級のビッグマッチになりますが、果たしてどうなるでしょうか。

王者候補として注目されてきたエニスは、暫定ながら王座を獲得。
スペンスやクロフォードに劣らない実力とも言われるだけに、要注目です。

ランキング上位にはバージル・オルティスJr.(米国)、元WBA(super)王者キース・サーマン(米国)。

オルティスは病気で一時リングを離れ、長びくのではと言われましたが8月に復帰戦で勝利。
今年3/18にWBA王者スタニオニスに挑戦予定でしたが、スタニオニスが盲腸の手術を受けたため延期になった模様です。

サーマンは、昨年2月に元WBAスーパーライト級王者マリオ・バリオス(米国)に勝利。
4団体全てでランキング上位におり王座を狙えそうです。

日本勢は、佐々木尽、小原佳太(WBO10位)。
佐々木は、1/14に、豊嶋亮太(WBA12位、WBO11位)に見事な1RKO勝利。
以前はブンブン振り回す粗削りな印象でしたが、コンパクトなパンチで豊嶋を倒し、成長を感じさせました。
世界ランキング入りはほぼ確実の状況なので、勢いと若さで、上位ランカーとの対戦に向かってほしいところです。





 
 
 

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