2022.07.13
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ

王 者 井岡 一翔
(33)
これまでの戦績:28勝〈15KO〉2敗
 vs. 
挑戦者 1位 ドニー・ニエテス
(40:フィリピン)
これまでの戦績:43勝〈23KO〉1敗6引分

3-0(117-111,118-110,120-108)で、井岡の勝利。


やはり、今回も「内藤大助の解説は、ちょっと…」というコメントを見かけました。
確かに、 TBSのボクシング放送でいつも気になるのが、内藤大助の「解説」です。
今回も、相変わらずの「内藤節」でした。

実況アナ「みぎぃーっ!」
内藤「今の右、いいですね!」
実況アナ「ボディーッ!」
内藤「ナイスボディ!」
みたいな感じで、見たまんまをしゃべっているだけ。
こんなのは解説ではありません。
実況も酷い。
TVなので観てたらわかりますから、この程度の実況や解説はやめて、会場の音だけ流してくれれば良いのにと思います。
そのほうがパンチの音などが鮮明に聞こえ、臨場感や迫力が増します。

余談ですが、私の家のヘッドホンは古くなって接触不良になり、会場の音やパンチの音は聞こえるのですがアナウンサーや解説の声が聞こえない、絶妙な状態でした。
井上 vs. ドネアⅠは、このヘッドホンのおかげで、まるでリングサイドで見ているかのような感じになりましたし、TBSの放送では余計な声が聞こえないので重宝していました。
ただ、いよいよ接触が悪くなり、パンチの音も聞こえなくなってしまったので、プラグのところを少しいじったら全部聞こえるようになってしまい、がっかりしています…。

話を戻します。
今回の試合は激しい打ち合いではなかったので、いつもの「ワーワー」はなく、わりと静かでしたが、やはり、解説者としてはどうなんだろうと思いました。
ボクサーとしての内藤は好きだったのですが…。
内藤を起用し続けるTBSもどうかとは思いますし、内藤も、解説者としての仕事を受けるのであれば、「解説」とは何なのかを真剣に考えてほしいと思います。

まぁ、プロ野球では、延々と選手をけなすだけで、聴いてて嫌な気持ちになる「解説者」も多いですから、それよりはましとは思いますが…。

同じボクシング放送でも、 WOWOWのエキサイトマッチでは、解説陣は、日本人ボクサーが大チャンスでもピンチでも非常に冷静ですし、実況アナも、過去の試合を観たりするなどの情報収集をしっかりやっていることが伺われます。
少し見習ってほしいですね。

あと、内藤は採点も問題ありです。
テレビでは、内藤と内山高志の3Rまでの採点を出していましたが、内藤は2Rを10-10にしていました。
採点方法は10ポイントマストシステムで、10-10とすることは許されているものの、僅差のラウンドでも積極的に優劣をつけ10-9とするべきとされていますから、それなりにパンチの交換があった2Rが10-10はありえないでしょう。
前戦でも、どこかのラウンドで10-10をつけていて、後で訂正していました。
毎回繰り返すと、ついうっかりではなく、10ポイントマストシステムを理解できていないのかと思いたくなりますし、そうだとすると解説以前の問題です。
テレビでは、4R以降は採点を出さなくなってしまいましたが、テレビ局も「ダメだ、こりゃ」と思ったのかもしれません。



 「ラウンドガールが肌を露出しすぎでは…?」と言うコメントも、けっこう多く見かけました。
確かに、私もそう感じました。
ほぼお尻丸出しですから、流石にちょっと品がない。
個人的な意見としては、そこまで露出する必要はなく、 もう少し隠して、お色気よりも健康的な感じにした方が良いかなと思いました。
まぁ、自分も男ですから、「すげぇな…」と思いながらニヤニヤして観ていたんですけどね…。






 
 
 

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