2022.06.29
WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ

王 者 
IBF14位、WBO12位 橋詰 将義
vs.
挑戦者 
元世界3階級王者、WBC6位、IBF5位、WBO3位 田中 恒成



橋詰 将義(28)
これまでの戦績:19勝〈11KO〉2引分

2014.12.21:2014年度全日本スーパーフライ級新人王獲得。

2018.12.09:日本スーパーフライ級王者の奥本貴之に挑戦、1-1(95-96、97-93、95-95)の引き分けで王座獲得ならず。

2022.02.28:OPBF・WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王座決定戦で、IBF14位の古谷昭男に3-0(115-113、116-112、118-110)で勝利、王座獲得。

田中 恒成(26)
これまでの戦績:16勝〈9KO〉1敗

2015.05.30 WBO世界ミニマム級王座決定戦でフリアン・イエドラス(メキシコ)に3-0(117-111,115-113,117-111)で勝利、王座獲得。

2015.12.31 ビック・サルダール《2018年にWBO世界ミニマム級王座獲得》(フィリピン)に6RKO勝利で初防衛。(後に返上)

2016.12.31 WBO世界ライトフライ級王座決定戦でモイセス・フェンテス(メキシコ)《元WBO世界ミニマム級王者、WBO世界ライトフライ級暫定王者》に5RTKO勝利、王座獲得。2階級制覇達成。

2017.05.20 アンヘル・アコスタ《2018年にWBO世界ライトフライ級王者となり3度防衛》(プエルトリコ:16戦全勝〈16KO〉)に3-0(117-110,117-110,116-111)で勝利、初防衛成功。 
※2度目の防衛後返上。

2018.09.24 WBO世界フライ級王者の木村翔に挑戦、2-0(114-114,117-111,117-111)で勝利、王座獲得。3階級制覇達成。

2019.03.16 田口良一《元WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者》に3-0(119-109,117-111,117-111)で勝利、初防衛。

2019.08.24 ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に7RTKO勝利、2度目の防衛。

2019.12.31 ウラン・トロハツ(中国)に3RKO勝利、3度目の防衛。(のちに返上)

2020.12.31 WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔に挑戦、8RTKOで敗れる。

2021.12.11 石田匠に2-1(96-94、94-96、96-95)で勝利。



田中は、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔に敗れ、再起戦の石田匠との世界ランカー対決は僅差の判定勝利。
スーパーフライ級で世界トップ戦線に割り込むためには、絶対に落とせない一戦。

一方の橋詰は、ランキング上位の田中に勝って世界に近づきたいところ。

田中が身長差7㎝、リーチ差13㎝の体格差をどう埋めるかに注目。

1R
橋詰の長いリーチの右ジャブ、左ストレートがボディや顔面にヒット。

2R
ラウンド中盤までは橋詰の右ジャブからの左がヒット。
後半は、田中が橋詰に接近し、右ストレートをヒット。

3R~4R
田中が、橋詰のパンチをかわし、鋭く踏み込んで連打をヒット。
橋詰は動きが落ち、田中の攻撃を止められない。

5R
田中が橋詰をロープに詰めて連打したところでレフェリーストップ。


1Rは橋詰が非常に好調でしたが、3R以降は田中が元世界3階級王者の貫禄を見せました。

田中は、今日の勝利で世界に向けて再び一歩踏み出しました。

スーパーフライ級の世界王者は、WBA(super)・WBC(franchise)王者がファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)、WBA王者がジョシュア・フランコ(米国)、WBC王者がジェシー・ロドリゲス(米国)、IBF王者がフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)、WBO王者が井岡一翔。

また、世界ランキング上位には、世界王座復帰を狙う、ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)、ドニー・ニエテス(フィリピン)。

田中が、今後、誰と戦っていくのか注目です。







 
 
 

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