ロシアがウクライナに侵攻し、 ワシル・ロマチェンコやオレクサンドル・ウシクが軍に入隊したとのニュースが伝わってきました。

ロシアとウクライナは、これまで微妙な関係が続いており、ロシアにも言い分はあると思いますが、いかなる理由があっても、軍事侵攻して良いということにはなりません。



2月26日、ボクシング主要4団体は、ロシア国内でのボクシング活動を認めないことを決定。

2月28日、WBAは、更に追加措置を決定、ロシア及びベラルーシのボクサーを次回の世界ランキングから除外することとしました。
世界王座や地域王座は剥奪されないものの、タイトルマッチは禁止され、ロシアとベラルーシのボクサーは、世界レベルの試合を行うことができなくなりました。
なお、この措置は一時的なもので、月ごとに見直すとしています。

WBAは、王者濫造で顰蹙を買ったものの王座削減の動きもほとんど見せず、米国から締め出されそうになって慌ててやりだしたぐらいですから、とても腰が重たい印象でしたが、今回の動きは速いですね。


ボクシングをやっている場合ではなくなっているウクライナ、そして、今後制裁を受けるロシアとベラルーシの世界王者と世界ランカーを調べてみました。
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全部で58人。
ウクライナは16人。

他の団体もWBAと同様の措置を執れば、世界王者やランカー42名(ロシア40人、ベラルーシ2人)が影響を受けることになります。

世界的なレベルのボクサーにとっては、事実上の活動停止に近い措置ですから、かなり厳しいですね。
しかし、 一般の国民の命が脅かされている以上、戦争を仕掛けたロシアに様々な制裁を加えることは、ロシアやベラルーシのボクサーに責任があるわけではありませんが、やむをえないような気がします。

このようなことが起きるのは、とても悲しいことです。
二人の才能あふれるボクサーを含め、多くの方々の尊い命が無事であることを祈ります。
そのためにも、無益な戦争が一分一秒でも早く終わり、平和が戻ってくることを祈ります。








 
 
 

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