1994.05.04
WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

王 者 ホセ・ルイス・ブエノ
(24:メキシコ)
24勝〈17KO〉3敗1引分
vs.
挑戦者 川島 郭志
(24)
13勝〈12KO〉2敗1引分


川島は、プロデビュー当時、ピューマ渡久地《のちに日本フライ級王座を2度獲得、通算5度防衛》や鬼塚勝也《のちに世界スーパーフライ級王座を獲得、5度防衛》と、「平成の三羽烏」と呼ばれ期待の大きいボクサーでした。

高校時代、この2人に勝ってインターハイに優勝していた川島は特に注目されましたが、渡久地や鬼塚が順調に勝利を積み重ねていったのとは対照的に、2度のKO負けと2度の左拳の骨折によるブランクという挫折を味わいました。

その後、川島は打たれ脆さを克服するためにディフェンスを磨き、切れ味の良いパンチを活かした攻撃に「アンタッチャブル」と称されたディフェンスを兼ね備えたスタイルに進化、1992.07.13に日本スーパーフライ級王者の小池英樹を破り王座獲得、その後、すべてKOで3度防衛しています。



ブエノは、1993.11.13にWBC世界スーパーフライ級王者ムン・ソンギル(韓国)に挑戦。

ムンは、1988年8月にWBA世界バンタム級王者カオコー・ギャラクシー(タイ)を破り王座獲得、 この王座は2度防衛後のギャラクシーとの再戦で敗れ陥落しますが、1990年1月にWBC世界バンタム級王者ナナ・コナドゥ(ガーナ)に勝利し王座を獲得、その後ヒルベルト・ローマン《WBC世界スーパーフライ級王座を2度獲得、通算11度防衛》(メキシコ)、グレグ・リチャードソン《元WBC世界バンタム級王者》(米国)、イラリオ・サパタ《元2階級制覇王者(ライトフライ級・フライ級で通算13度防衛)》(パナマ)といった強豪を破り9度防衛、4年近く王座を守り続ける安定王者。

結果は、ブエノが2-1(117-112,118-110,114-115)で勝利し王座獲得。



国内では圧倒的な強さで日本王座を防衛していたものの世界トップレベルでの試合経験がない川島は、安定王者ムンを破った実力者ブエノに通用しないと言われました。



開始から、川島が積極的な攻撃でペースを握りますが、ブエノも川島の打ち終わりを狙ってカウンターで応戦。
中盤以降は、川島のディフェンスにブエノのパンチは空転が目立ち、11Rに川島がダウンを奪い、川島優勢のまま試合終了となりました。

結果は、3-0(114-113,117-110,114-112)で川島が勝利、王座獲得。
私の採点 (→採点方法はこちら)は、
1
2




大差で川島勝利と思っただけに、2人のジャッジが僅差だったのは意外でした。







 
 
 

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