2021.08.06 フェザー級12R

WBA世界フェザー級4位
世界スーパーバンタム級 WBO 1位、WBC9位、IBF10位
マイケル・コンラン
vs.
WBA世界フェザー級5位
元IBF世界スーパーバンタム級王者 
TJ・ドヘニー


マイケル・コンラン(29:アイルランド)
これまでの戦績:15戦全勝〈8KO〉

2012年ロンドン五輪で銅メダル。
2015年度世界選手権バンタム級優勝。
2016年リオ五輪は、準々決勝でウラジミール・ニキチン(ロシア)に判定負け。判定を不服としたコンランが中指を立てた姿が話題に。

2018.06.30:アデイルソン・ドス・サントス《2017年にWBO世界スーパーバンタム級王者ジェシー・マグダレノ(米国)に挑戦、2RKO負け》(ブラジル)に判定勝利。

2018.12.22:WBOインターコンチネンタル・フェザー級王座獲得。

2019.08.03:WBAインターコンチネンタル・フェザー級王座獲得。

2019.12.14:ウラジミール・ニキチン(ロシア)に3-0(100-90,98-92,99-91)で勝利、WBOインターコンチネンタル・フェザー級王座3度目の防衛。

2020.08.15:ソフィアン・タコウシュ《2019年にIBF世界フェザー級王者ジョシュ・ウォーリントンに挑戦、2RTKO負け》(フランス)に10RTKO勝利。

2021.04.30:WBOインターナショナルスーパーバンタム級王座獲得。

TJ・ドヘニー(34:アイルランド)
これまでの戦績:22勝〈16KO〉2敗

2018.08.16:IBF世界スーパーバンタム級王者の岩佐亮佑に挑戦、3-0(115-113,116-112,117-112)で勝利、王座獲得。

2019.01.18:高橋竜平に11RTKO勝利、初防衛に成功。

2019.04.26:WBA王者ダニエル・ローマンと統一戦。0-2(110-116,110-116,113-113)で敗れ、王座陥落。

2020.03.26:イヌオット・バルツァ(ルーマニア)に0-3(74-78,74-78,74-77)で敗れる。
※ バルツァは、2021.04.30にマイケル・コンランに0-2(114-115,112-117,114-114)で敗れている。


一応、この試合は WBA(暫定)世界フェザー級王者決定戦です。

WBAは、7月末のランキングで、5月までスーパーバンタム級ランキングにいて6月にはランク外となっていたコンランと、ランク外のドヘニーをフェザー級に突如ランクイン。

いつものことですが、WBAは都合よくランキングを操作して、王者濫造しています。

もう、WBA暫定王座に関しては、世界タイトルマッチと書くことにも抵抗がありますが、 ただ、一応世界ランカー対決ですし、 ドヘニーは、 アマで活躍しプロ入り後も全勝を続けるコンランの実力を確かめるには格好の相手でしょう。



コンランが鋭い右ジャブとフェイントでドヘニーの接近を許さず、 5Rには、コンランのボディーブローでドヘニーがダウン。

ドヘニーが反撃して接近戦になっても、コンランは巧みなディフェンスでかわし主導権を渡さない。

その後も、ほぼコンラン優勢の展開のまま、試合終了。

結果は、3-0(119-108,116-111,116-111)でコンランの勝利。








 
 
 

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