2021.05.08
WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ

王 者 エルウィン・ソト

vs.
挑戦者 同級11位 高山 勝成


エルウィン・ソト(24:メキシコ)
これまでの戦績:18勝〈12KO〉1敗

2019.06.21 : WBO世界ライトフライ級王者アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)に挑戦、12RKO勝利で王座獲得。

2019.10.24 : エドワード・ヘノ《OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者(3度防衛中)》(フィリピン:14勝〈5KO〉5分)に3-0(115-112,115-112,114-113)で勝利、初防衛。

2020.10.30 : 世界戦を3試合経験しているカルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)に3-0(117-111,119-109,115-113)で勝利、2度目の防衛に成功。



高山 勝成(37)
これまでの戦績:32勝〈12KO〉8敗1NC

2005.04.04 WBC世界ミニマム級王者イサック・ブストス(メキシコ)に挑戦、3-0(117-111,117-112,115-113)で勝利、王座獲得。

2005.08.06 イーグル京和に0-3(111-119、113-117、112-116)で敗れ王座陥落。

2007.04.07 暫定王者として、WBA世界ミニマム級王者新井田豊と団体内統一戦。
1-2(113-115,115-114,113-114)で敗れる。
※新井田は5度目の防衛に成功、この後防衛回数を7まで伸ばした。

2009.07.14 WBA世界ミニマム級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に挑戦、0-3(110-118,110-118,110-118)で敗れる。

2011.01.29 IBF世界ミニマム級王者ヌコシナティ・ジョイ(南アフリカ)に挑戦、3R無効試合で王座獲得失敗。
※ JBCはIBFを認定していなかった為、2009年11月にJBCに引退届を提出し海外での王座獲得を目指した。

2012.03.30 ヌコシナティ・ジョイに再挑戦。0-3(111-116,111-116,110-117)で敗れる。

2013.03.30 IBF世界ミニマム級王者マリオ・ロドリゲス(メキシコ) に挑戦、3-0(115-113,118-109,116-111)で勝利、王座獲得。
この後2度防衛。

2014.08.09 WBO王者フランシスコ・ロドリゲスJr.(メキシコ)と統一戦。
0-3(111-116,108-119,112-115)で敗れ、IBF王座陥落。

2014.12.31 フランシスコ・ロドリゲスJr.(メキシコ)の王座返上に伴い、大平剛とIBF、WBO両王座の決定戦。
7RTKO勝利で、2団体の王座獲得。(WBO王座は後に返上)
この後2度防衛。

2015.12.31 ホセ・アルグメド(メキシコ)に9R負傷判定1-2(86-85,84-87,84-87)で敗れ王座陥落。

2016.08.20 加納陸とWBO世界ミニマム級王座決定戦。
6R負傷判定 3-0(59-56,58-56,59-55)で勝利、王座獲得(のちに返上)。

2017年4月にプロボクシングを引退、東京五輪を目指したが、予選で敗れ五輪出場の可能性が消滅したため、現役引退。

2020.03.10 プロ復帰。

2020.12.27 世界挑戦経験のあるWBC11位小西怜弥に3-0(60-54,59-55,59-55)で勝利。



ソトは、これまでの世界戦3試合は苦戦の末の勝利。

アコスタ戦は劣勢からの逆転KO、ヘノ戦は接戦の末の僅差判定勝利、 ブイトラゴ戦は、中盤以降挽回したものの序盤は劣勢で、被弾する場面も目立ちました。

ソトは、 思い切りよくパワフルなパンチを打ち込むスタイルは迫力がありますが、空振りも目立ちますし、ディフェンスもやや甘い印象。

フットワークでソトの前進をかわせれば、高山にも充分にチャンスがあるのではないかと思います。

多くの試合で培った経験とテクニックを活かし、そして不屈の精神で、再び世界のベルトを巻くことを期待したいところです。







 
 
 

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