2021.01.14
OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ

王 者 栗原 慶太 
15勝〈13KO〉5敗
vs.
挑戦者 井上 拓真

13勝〈3KO〉1敗



井上は、時折踏み込んでパンチを出しつつ、栗原の強打には軽快なフットワークを駆使して前後左右に細かく動き距離を取って対応、着実にポイントを取りました。

栗原は、1Rの偶然のバッティングで傷ができ、出血も多く、焦りが出たでしょうか。
じわじわ前進しプレッシャーをかけ強打を打ち込もうとしましたが、井上に先にパンチを当てられ、また、ロープ際では左右にかわされ不発に終わりました。

試合は、9Rに、栗原の傷の出血がひどくなり負傷判定となり、3-0(89-82,89-82,90-81)で井上の勝利。

井上のスピードとフットワークが素晴らしかったですね。
欲を言えば、もう少し左ジャブを出して、栗原のプレッシャーをリング中央で受け止めることができればと思いましたが。

一方、栗原の強打は、クリーンヒットはしませんでしたが迫力は充分で、一発当たれば試合がひっくり返る緊張感がありました。

この動画を見るまで、「井上は逃げてばかり。あれでは東洋レベルでしか勝てない。」みたいなコメントも見かけましたが、この試合内容で「逃げてばかり」に見えますかね…。






 
 
 

にほんブログ村>