2020.12.19
WBC世界バンタム級王者決定戦

ノニト・ドネア(フィリピン)
 vs. 
エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)



WBC世界バンタム級王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)が新型コロナに感染し、12/12に予定されていたドネアとの防衛戦がキャンセルとなり、代わりに12/19のドネア vs. ロドリゲスが王者決定戦となることをWBCが正式に発表しました。

休養王者となるウーバーリは、怪我などによる長期離脱ではないので、そう遠くない時期に復帰することになると思いますが、王座統一戦の前に1試合挟みたい意向で、これが2月までに行われれば、ドネア vs. ロドリゲスの勝者はウーバーリと統一戦。

ウーバーリの復帰戦が3月以降にずれ込めば、WBCは適切なタイミングで統一戦を指令するとしており、状況次第では、新王者の防衛戦が挟まってくる可能性もありそうで、その後にウーバーリとの統一戦。

いずれにせよ、WBC王者は来年後半までスケジュールが空かないことになります。

一方、新型コロナで井上尚弥との統一戦が流れたWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)は、 WBA正規王者ギレルモ・リゴンドウ(キューバ)との対戦が噂されています。

リゴンドウはPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と契約しており、 カシメロも、9月に行われたデューク・マイカー(ガーナ)との防衛戦でPBCの興行に出場、PBCとは良好な関係にありますから、TopRankと契約している井上よりもリゴンドウの方が実現の可能性が高いかもしれません。

この試合が実現すると、WBO王者のカシメロも来年後半までスケジュールが空かないことになります。

こうなってくると、2021年3月頃に米国開催と言われている井上の次の試合は、IBFの指名挑戦者マイケル・ダスマリナス(フィリピン)になりそうです。

その後、他団体の王者との対戦があまりに遅くなるようだと、4団体制覇をあきらめ、スーパーバンタム級に上げることも視野に入ってくるかもしれません。



カシメロ vs. リゴンドウが実現したとしても、WBOはWBA正規王者との統一戦を認めていないので、 カシメロがWBO王座を返上してリゴンドウのWBA正規王座に挑戦するのか、又は、リゴンドウがWBA正規王座を返上してカシメロのWBO王座に挑戦することになるのか、いずれにしてもベルトの行方はかなり複雑になります。

また、PBCにはルイス・ネリーもいますから、カシメロには、スーパーバンタム級に階級を上げてネリーと戦う等の選択肢もあります。

また、ドネアがロドリゲスに勝って新王者になれば、ドネアはWBA世界スーパーフライ級スーパー王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との対戦に興味を示しており、バンタム級王座を返上してスーパーフライ級に下げる可能性もありそうです。

今後のバンタム級戦線はかなり流動的な状況になり、プロモーターの兼ね合いや試合のタイミング等さまざまな事情が影響し簡単にはいきませんが、一ファンとしては、井上が4団体のベルトを手にする姿を見たいところで、まずはカシメロとの統一戦が実現してほしいところです。







 
 
 

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