井上尚弥は、ライトフライ級から2階級アップでいきなりWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)に挑戦した時は無謀と言われましたが、結果は見事な2RKO勝利。

その後の防衛戦では、次々と豪快なKO勝利で挑戦者を退け、7度防衛。

バンタム級に階級を上げ、10年間無敗、5度防衛中のWBA王者ジェイミー・マクドネル(英国)に挑戦した時は、マクドネルの長いリーチに苦しむのではないかと言われましたが、鋭い踏み込みで難なく攻略し1RTKO。

WBSS初戦では、元WBAスーパー王者ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と対戦。
山中慎介と激闘を繰り広げたアンセルモ・モレノ(パナマ)を攻略したパヤノの突進力や若干ラフなボクシングに苦しむのではと言われましたが、わずか1分で一発KO。

WBSS準決勝の相手は、19戦全勝〈12KO〉のIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)。
事実上の決勝戦と言われましたが、2RTKOで快勝。

WBSS決勝では、4階級を制覇したノニト・ドネア(フィリピン)と、ボクシング史に残る激闘。

戦前の予想を遥かに上回り、観る者の心を揺さぶる結果を残してきました。



マロニー戦は、井上の圧勝と予想していますが、それは、マロニーが弱いと思うからではなく、井上のこれまで残してきた結果を見てしまうと、マロニーがいくら世界王者並みの実力があっても、井上は遥か上を行くだろうと思うからです。

ただ、井上に、もし油断やモチベーションの低下があれば、結果は本当にわからないと思います。
ドネア戦は「1Rで大丈夫と思った。」はずが、次の2Rにビッグショットを浴びました。
ほんのわずか警戒が緩んだことが苦戦につながってしまったと思います。
それほど、世界トップレベルの差は微妙なものだと思います。


マロニーは、すでにラスベガスに入り、 双子の弟、前WBAスーパーフライ級王者アンドリューらをスパーリングパートナーに充実した練習を行っています。 

マロニーは、相変わらず自信満々のコメントを出し続けています。 
弱気のコメントを出すボクサーはいないとは思いますが、この自信、けっこう不気味です。


常に世界王者との統一戦をできるわけではないので、当然、通常の防衛戦もあるわけですが、その相手がマロニーとなると、あらためて、井上は本当に強い相手とばかり戦い続けるんだなと思います。

そのような相手に対し、井上は圧倒的な内容で勝ち続け、ファンを歓喜させるのだろうと思います。

ただ、いつかは敗れる日が来るかと思うと、そして、可能性は小さいながら、もしかするとそれがマロニー戦かもしれないと思うと、ちょっとだけ不安になりますが、 そんなことは杞憂だったと思わせるような豪快な勝利を期待したいところです。


以前の井上は、 無観客試合に対し、集中力を保てるかどうか戸惑っているようなコメントもありましたが、最近は、「だんだんとイメージが湧いてきました。」 
もう、大丈夫でしょうね。 

井上は18日に日本を出発し米国入りの予定。

試合までまだ半月ありますが、あとは、井上もマロニーも新型コロナに感染することなく、無事に試合が行われることを祈るばかりです。







 
 
 

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