キックボクシングの那須川天心が、近い将来、ボクシングに転向する可能性をほのめかす発言をしています。

これまでも、キックで抜群に人気のある那須川がボクシングに来れば、ボクシングの人気も再び盛り上がるはずなので期待されていました。

ただ、キックでトップの地位を築いた那須川が再びスタートラインに戻ってボクシングを始めることには、かなりの覚悟と勇気が必要だと思っていたので、まさか本当に転向する気持ちがあるとは思っていませんでした。

ボクシングは、4団体が乱立し、WBAやWBCは団体内に複数の王者を作ったりして、かなりグダグダになっているとはいえ、キックよりも世界が広く、王者の価値が高いことは間違いないでしょうし、 那須川は「キックには、もう戦いたい相手がいない」みたいな発言もしているようで、それも、やはりキックの選手層や競技人口の少なさゆえだと思うので、一日も早くボクシングに転向して、世界王者を目指してほしいと思います。



ボクシングとキックは似ているようで全く違うスポーツと言われてますので、キックで圧倒的な強さを見せる那須川でも、そう簡単ではないかもしれません。

ただ、那須川のボクシングの才能については、元世界王者らが「世界王者になれる」と高く評価しています。

年齢的にもまだ若く、それだけの才能があるとすれば、そう遠くない将来に、スーパーフライ級あたりの世界のベルトを腰に巻く那須川の姿を見れるのだろうと思います。

それが現実となったときは、井上尚弥に勝るとも劣らないスターが誕生することになります。

その日が来るのを 楽しみに待ちたいと思います。



昨日TVで放送されたRIZIN。
普段は見ないのですが、那須川のボクシング転向の話題があったので見てみました。

これまで35戦全勝の那須川の相手の「K-1のスター」皇治は、戦績28勝13敗と紹介されていました。
かなりのレベルの相手と戦っていたとしても13敗もしていれば、(あまり使いたくない表現ですが)咬ませ犬程度の戦績です。

TVでは、皇治は強い、世紀の対決だ、みたいに煽っていましたが、全然スピードが違いました。

視聴率稼ぎの歪んだ過剰な演出は、ボクサー達にとって何の利益にもなりません。
時には苦しめることもあります。
いい加減にせえよと思いました。

今に始まったことではありませんが、その時の視聴率さえ稼げれば良いというTVの姿勢が透けて見えるような気がしました。
強い、すごい、と持ち上げていても、ボクサーの真の実力を評価してのものというより、刺激的に煽って盛り上げているだけに見えます。

当然、旬を過ぎたボクサーは取り上げられなくなります。
たまに、奇跡の復活を遂げたボクサーがいたりすると、まったく相手にしなくなっていたにもかかわらず、手のひらを返したように、お涙頂戴的なドラマ仕立てにして再び煽ります。

まるで、消耗品です。
これでは、日々必死に鍛錬しているボクサーに失礼です。

これまでは、TV放送抜きではビジネスとして成立するのは困難でしたから、ボクサー側は耐えるしかなかったわけですが、コロナ禍の副産物として、TV以外で放送を模索する動きが出てきました。

以前にも記事にしましたが、人気が低迷するボクシング等は特に、こんな程度の認識のTVにはさっさと見切りをつけて、インターネット等でのビジネスモデルを早く確立すべきだと思います。


TVでは、スポーツ紙の記事を読んで何の専門知識もない芸能人が感覚的に個人的な意見を言うだけの情報番組とか、本来お堅い内容であるべきニュースでも、道行く人をつかまえてのインタビューを垂れ流すだけとか、非常に質の低い、取材する努力をしてないと感じる内容の放送が増えてきています。

新聞やTVを見なくても情報が入手できる今のネット社会がさらに進んでいくことを考えると、TVの地位や必要性はどんどん下がっていくと思いますが、TV放送を製作する側に警戒感や緊張感が足りないどころか、自爆している感じすらします。

もう、TVは泥船に近い状況です。
TV放送に固執せず、別な形で収益を得ることを考えなければならない時代が、早晩来るような気がします。







 
 
 

にほんブログ村>