2014.09.10
IBF世界フライ級タイトルマッチ

王 者 アムナット・ルエンロン
vs.
挑戦者 マックウィリアムズ・アローヨ


アムナット・ルエンロン(34:タイ)
これまでの戦績:13戦全勝〈5KO〉

2014.01.22 IBF世界フライ級王座決定戦でロッキー・フエンテス(フィリピン)に3-0(117-111,116-112,116-112)で勝利、王座獲得。 

2014.05.07 2階級王者井岡一翔の挑戦を受け、2-1(119-108,113-114,115-112)で勝利、初防衛。


マックウィリアムズ・アローヨ(28:プエルトリコ)
これまでの戦績:15勝〈13KO〉1敗

2004年アテネ五輪、2008北京五輪のプエルトリコ代表。
2009年世界選手権フライ級金メダル。

デビューから3戦連続KO勝利。
4戦目で岡田隆志に敗れるが、その後もパワフルなパンチでKOを量産し12連勝。



試合は、序盤はお互いのディフェンスが良く互角の展開。

6Rにアローヨがアムナットからダウンを奪い、ふらつくアムナットにアローヨが追撃したが、レフェリーがラウンド終了前の合図をゴングと間違え、アローヨを止めてしまう失態。

状況が状況だけに、あと10秒あれば、アローヨが決定的なパンチを打ち込むことができたかもしれなかった。

その後は、アムナット得意のクリンチとホールディングのぐだぐだなボクシングにアローヨが巻き込まれて終了。  

採点は2-1(114-113,114-113,113-114)、アムナットが辛くも2度目の防衛。


試合後、アローヨ陣営が6Rのミスとアムナットの執拗なホールディングを減点しなかったレフェリーの対応をIBFに抗議、再戦を要求しました。

私も、僅差でアムナット勝利と思いましたが、減点があればさらに微妙な採点になっていたので、アローヨ陣営の抗議する気持ちもわかりますね。

アムナットの反則技は、カシメロ戦に比べれば全然たいしたことなかった感じで、減点するほどでもないように見えましたけど…。(先にカシメロ戦を見てしまうと、感覚がマヒして多少の反則は気にならなくなってしまいました。www)


いつも思いますが、アムナットはディフェンスがうまく、しつこくクリンチやホールディングをしなくても戦えると思うのですが…。



ちなみに、レフェリーは、11Rにも10秒前の合図をゴングと間違えています。

この試合のレフェリーは、パット・ラッセル(米国)。

1983年から30年余り、450戦以上行っている大ベテランですが、御年66歳、かなり耳が遠くなっていたのではないでしょうか。

この試合でのラッセルのミスは、あまり話題になりませんでしたが、 翌年、WBO世界ウェルター級暫定王者決定戦ティモシー・ブラッドリーJr. vs. ジェシー・バルガスで、再び終了10秒前の合図をゴングと聞き間違え、KO寸前の試合を止めてしまう大失態を演じることになります。







 
 
 

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