BoxRecの世界戦のデータを暇つぶしに分析してみました。
(細かいかいところで、間違いがあるかもしれません…)

世界戦は、12Rになって以降、4760試合。
 ※ 15R制の試合も入れると、5990試合。
うち30試合が無効試合なので、実際は4730試合。
ちなみに、WBAの暫定王座は除外しています。

このうち、KO、TKO、RTDで決まったのが、2334試合(49.3%)。
半分ぐらいだろうと思ってたので、ほぼ予想通りですね。

ラウンド別では、
1R 161試合
2R 202試合
3R 190試合
4R 189試合
5R 226試合
6R 202試合
7R 234試合
8R 237試合
9R 223試合
10R 200試合
11R 174試合
12R 96試合

中盤での決着がかなり多いのかと思ってましたが、けっこうばらけているんですね。
ちょっと、意外でした。

ちなみに、井上尚弥は、14試合の世界戦のうちKO、TKO、RTD勝利は12試合。
ラウンドの内訳は、1R2回、2R3回、3R2回、6R3回、10R1回、11R1回。
3R以内が7回ですから「怪物」としか言いようがないです。

井上は、派手なKOも確かにすごいのですが、14試合連続で世界戦を戦っているというのもすごいことです。
畑山隆則さんが、YouTubeで「世界戦は、ノンタイトル戦の10試合に相当するぐらい、精神的にも肉体的にも負担になる。」と言っていますので、普通の試合140試合に相当する精神的なプレッシャーなどに耐えてきたということになります。
まして、人気者ですから、マスコミや多くのファンから注目され、精神的なストレスは半端ないと思います。
ものすごい精神力ですね…。

この強い精神力があれば、新型コロナで試合がなかなか決まらなくても、モチベーションが下がることはないでしょうから、いつ誰と戦うことになっても大丈夫でしょうね。







 
 
 

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