勝手に、2019年の年間表彰をしてみました。

・Fighter of the year
井上 尚弥

サウル・アルバレス(メキシコ)は、単純に、好みではないので選びません。
やはり、WBSSでIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、WBAスーパー王者のノニト・ドネア(フィリピン)を破った井上尚弥です。 


・Round of the year
 
田中恒成 vs 田口良一 12R(2019.03.16 WBO世界フライ級タイトルマッチ)

『The Ring』が選んだ アンソニー・ジョシュア(英国)vsアンディ・ルイスJr.(米国)(2019.06.01 WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級タイトルマッチ) の3Rもすごいラウンドでしたが、 私は、田中vs田口の12Rです。

ポイントで大きくリードしていながら逃げずに闘った田中、試合終了後に田中にもたれかかりしばらく動けなくなるほど死力を尽くした田口。
とても印象的なラウンドでした。

田口・田中











・Knockout of the year
ロブ・ブラントvs村田諒太Ⅱ(2019.07.12 WBA世界ミドル級タイトルマッチ)
村田・ブラント











過去記事⇒【結果】ロブ・ブラント vs 村田諒太 ~ 2019.07.12 WBA世界ミドル級タイトルマッチ

背水の陣で臨んだ村田の圧倒的なTKO勝利。

ブラントとの初戦に敗れた後は、ガードを固めて前進し強打を振るう村田のスタイルでは勝てないと酷評されましたが、村田はスタイルを変化させるのではなく、更に強化して、ブラントを倒しました。

村田が、ボクシングスタイルに対する迷いが払しょくできた一戦になったのではないでしょうか。

・Upset of the year 
アルベルト・マチャド vs アンドリュー・カンシオ(2019.02.19 WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ)

カンシオが圧倒的不利予想のなか、4RKO勝利で王座獲得。
建設現場で働いているボクサーがマチャドを倒すことは、あまりに想定外でした。
6月の再戦でも3RKO勝利し、実力があることを示しました。

アンソニー・ジョシュア(英国)vs アンディ・ルイスJr.(米国)もすごかったですが...。


・Comeback of the year
岩佐 亮佑

2018年8月にTJ・ドヘニー(アイルランド) に敗れIBF世界スーパーバンタム級王座陥落。
2019年2月に、IBF王座挑戦者決定戦でセサール・フアレス(メキシコ) に勝利。
2019年12月、王者ダニエル・ローマンの怪我による長期離脱で設置された暫定王座を元WBOバンタム級王者マーロン・タパレス(フィリピン)と争い、11R一発KOで勝利、王座獲得。

米国開催の試合で強豪タパレスにKO勝利。価値があると思います。



 あとは、『The Ring』と同じです。

・Fight of the year

2019.11.07 
WBA・IBFバンタム級タイトルマッチ、WBSS決勝
ノニト・ドネア vs 井上 尚弥


・Prospect of the year 
ヴァージル・オルティスJr.(米国)



他に印象に残った試合は、

エマヌエル・ロドリゲス vs 井上尚弥(2019.05.18 IBFバンタム級タイトルマッチ) 

 過去記事⇒【結果】 E・ロドリゲス vs 井上尚弥 ~ 2019.05.18 IBF世界バンタム級タイトルマッチ  

井上尚弥・ロドリゲス












京口紘人 vs 久田哲也(2019.10.01 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ)

過去記事⇒【結果】京口紘人 vs 久田哲也 ~ WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 2019.10.01
 
過去記事⇒◆京口 vs 久田 激闘を終えて…


 2020年も、たくさんの名勝負が生まれることを期待したいところです。








 
 
 

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