スーパーフライ級王者のときは、その強さゆえ対戦相手探しに苦労した井上尚弥ですが、WBSSバンタム級優勝後は、世界の強豪から対戦を希望する声が上がり、待ち行列はどんどん長くなっています。

11/30にジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と防衛戦を行うWBO王者テテは、「この防衛戦をクリアして、次はナオヤ・イノウエとの試合を望んでいる。もしカシメロを下せば、その試合に近づくことができる。来年にはイノウエに会えるだろう」と井上との対戦を熱望。

ノニト・ドネア(フィリピン)戦のあとに「弟の仇をとりたい、WBC王者ウーバーリとの統一戦をやりたい。」と井上尚弥が言えば、ウーバーリも受ける意志を示しました。

WBSS決勝で井上に敗れたドネアも、「再戦は歓迎。」

ほかにも、元WBAスーパー・WBO世界スーパーバンタム級統一王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)が「井上尚弥と戦うためにバンタム級にいる」と対戦を熱望、まずは12/21にリボリオ・ソリス(ベネズエラ)とのWBA正規王座決定戦に臨みます。

米国TopRank社との契約初戦が、いきなりこれらの強豪との統一戦となるかもしれません。

さらに、WBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が「井上はだれもが対戦してみたいファイター。スーパーバンタム級に上げるなら大歓迎」と発言。 
将来、井上がスーパーバンタム級に上げたときは、ボクシングファン垂涎の試合になることは間違いありません。



一方で、IBFは指名試合に厳格なので、IBF1位のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)や2位のジョシュア・グリア(米国)との対戦も噂されています。

まずは、目の怪我をしっかり治してもらい、また痺れるファイトを見せてくれることを期待したいところです。

そういえば、ルイス・ネリも、なんだかんだと挑発的な発言をしていましたが、先日のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦のウェイトオーバーで列のはるか後ろに行ってしまい、おそらく順番は来ない感じですね。







 
 
 

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