2019.11.30
WBO世界バンタム級タイトルマッチ
王者 ゾラニ・テテ 
vs
暫定王者 ジョンリエル・カシメロ


ゾラニ・テテ(31:南アフリカ)
これまでの戦績:28勝(21KO)3敗

2010.09.01 IBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に挑戦、5RTKO負け。

2014.07.18 IBF世界スーパーフライ級王座決定戦で、帝里木下に3-0(118-110,118-110,119-109)の判定勝利で王座獲得。

2015.03.06 元IBFバンタム級王者ポール・バトラー(英国)に8RTKO勝利し、初防衛成功。(その後、王座返上)

2017.04.22 WBOバンタム級暫定王座決定戦でアーサー・ビラヌエバ(フィリピン)に3-0(120-107,119-108,119-108)で勝利、暫定王座獲得。 (のちに正規王者に昇格)

2017.11.18 シボニソ・ゴニャ(南アフリカ)に1R11秒でKO勝利、初防衛。

2018.04.21 元WBOフライ級(防衛16回)、WBOスーパーフライ級(防衛11回)の2階級制覇王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)に3-0(120-108,120-108,120-108)で勝利、2度目の防衛。

2018.10.13 WBSS準々決勝で、ミーシャ・アロイヤン(ロシア)に3-0(114-111,114-111,114-110)で勝利、3度目の防衛。
※準決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦は、肩の故障で辞退。


ジョンリエル・カシメロ(29:フィリピン)
これまでの戦績:28勝(19KO)4敗

2011.03.26 IBFフライ級王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に挑戦、5RTKO負け。

2012.02.10 IBFライトフライ級暫定王座決定戦でルイス・アルベルト・ラサルテ(アルゼンチン)に10RTKO勝利、暫定王座獲得。
※ 2011年10月、IBFライトフライ級王者ウリセス・ソリス(メキシコ)がサウル・アルバレスとトラブルになり、アルバレスの兄弟がソリスを殴打、ソリスが歯と顎を骨折し長期休養となったため、暫定王座が設置された。

2012.07.31 ソリスの復帰戦の目処が立たずIBF世界ライトフライ級王座を剥奪され、カシメロが正規王者に。

2012.08.04 のちにWBCライトフライ級王者となるペドロ・ゲバラ(メキシコ)に、2-1(116-111,114-113,113-114)で勝利、初防衛。

2014.05.03 4度目の防衛戦で、体重超過で王座はく奪。

2015.06.27 IBFフライ級王者アムナット・ルエンロエン(タイ)に挑戦、0-3(110-116,110-115,112-113)で敗れる。レフェリーはどこにいたのかと思うほどあまりに酷いルエンロエンのダーティファイトに、IBFが再戦を命じる。

2016.05.25 アムナット・ルエンロエン(タイ)に再挑戦、4RTKO勝利で王座獲得。



2016.09.10 のちにWBC王座を獲得するチャーリー・エドワーズに10RTKO勝利、初防衛。(のちに返上、スーパーフライ級に転向)

2017.09.16 IBFスーパーフライ級挑戦者決定戦でジョナス・スルタン(フィリピン)に 0-3(112-116,111-117,113-115 )で敗れる。

2019.04.20 WBOバンタム級暫定王座決定戦で、リカルド・エスピノサ・フランコ(メキシコ)に12RKO勝利、暫定王座獲得。
※王者ゾラニ・テテがWBSS参加で当分の間防衛戦ができなくなることから、暫定王座が設置された。

2019.08.24 セサール・ラミレス(メキシコ)に10RKO勝利、初防衛。 



テテは、フライ級からスタート、スーパーフライ、バンタムの2階級を制覇。
カシメロは、ライトフライ級からスタート、ライトフライ、フライ、バンタムの3階級を制覇。
2人とも、最初の世界挑戦が、現IBFフライ級王者モルティ・ムザラネに5RKO負け。

似たような戦歴ですが、ボクシングスタイルは全く正反対。
テテは、長身で懐が深く、遠距離からのパンチは鋭く、相手を容易に近づけないスタイル。
カシメロは、ワイルドなパンチで相手を倒す豪快なスタイルで、バンタム級でもパワーは通用しています。

カシメロがテテのパンチをかいくぐって接近できるかどうかがポイントでしょう。
テテが、カシメロの接近を許さずアウトボクシングに撤すれば、盛り上がりに欠ける内容になるかもしれません。
ただ、カシメロが消極的な試合をするとは思えないので、強引に接近し激しい試合になる可能性のほうが高そうです。

あくまでも私の個人的な意見ですが、テテは、11秒KOで過大評価されているような気がしています。
相手のゴニャの実力が良くわかりませんし…。
アロイヤン戦では、1Rでダウンを奪ったものの、その後はほとんどクリーンヒットなし。
テテのパンチ力・正確性が本物なのかどうか、まだわからない感じがします。

戦前予想はテテ有利かもしれませんが、カシメロの突進がテテを崩す可能性も充分にあると見ています。
ただ、相打ち上等でばんばん攻めてくるカシメロを止めることができれば、テテの長距離砲はやはり本物ということになるでしょうね。








 
 
 

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