2018.03.03
WBC世界ヘビー級タイトルマッチ
王 者 デオンテイ・ワイルダー
vs
挑戦者 ルイス・オルティス


2019.11.23に再戦が行われます。
初戦は激闘でした。


デオンテイ・ワイルダー(33:米国)
これまでの戦績:39勝(38KO)

2008年北京五輪銅メダリスト。

2015.01.17 WBC世界ヘビー級王者バーメイン・スタイバーン(カナダ) に挑戦、3-0(118-109,119-108,120-107)で勝利、王座獲得。キャリア初の判定勝利、デビューからの連続KO勝利は32でストップ。
その後6度防衛。


ルイス・オルティス(39:キューバ)
これまでの戦績:28勝(24KO)2無効試合

2014.09.11 WBA世界ヘビー級暫定王座決定戦でラティーフ・カヨデ(ナイジェリア)に1RTKO勝利し暫定王座を獲得するが、違反薬物が検出され無効試合に。

2015.10.17 WBA世界ヘビー級暫定王座決定戦で、マティアス・アリエル・ビドンド(アルゼンチン)に3RKO勝利、暫定王座獲得。 

※ 2度目の防衛戦で、契約金で揉め対戦を拒否したことから、暫定王座を剥奪される。

※ 2017.11.4にワイルダーへの挑戦が決まったが、9月に行われたドーピングで薬物が検出され、試合は中止に。


ドーピングや契約拒否でゴタゴタの多いオルティスですが、ワイルダーとの無敗同士の対決は、注目を集めました。



オルティスの踏込みが鋭く、ジャブも速い。
ワイルダーは、ジャブでけん制しつつ慎重な立ち上がり。

序盤は、オルティスがじわじわプレッシャーをかけ優勢に試合を進める。

5R、ワイルダーの右ストレートからの連打で、オルティスがダウン。

7Rには、オルティスが猛反撃、ワイルダーをダウン寸前に追い込む。

10R、ワイルダーの連打が炸裂、オルティスがダウン。
オルティス立ち上がるもダメージ残り、ワイルダが猛攻、オルティスが再びダウンしたところでレフェリーがストップ。



中盤からは、どちらが倒れてもおかしくない激しい打ち合いになりました。

オルティスのプレッシャーに後退する場面が目立ったワイルダーは、薄氷の勝利でした。

オルティスにとっては、優勢に試合を進めていただけに、惜しい試合を落としました。

ただ、9Rまでの公式の採点は、三者とも85-84でワイルダー。ちょっと疑義ありというところでしょうか。

動画の中での採点は、8Rまで77-73でオルティス。
無題3













私の採点は、
無題


(→採点方法はこちら)








 
 
 

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