2019.09.28

元IBF世界ウェルター級王者
WBC世界ウェルター級王者(1度防衛中)
ショーン・ポーター(米国)
これまでの戦績:33戦30勝(17KO)2敗1分

vs

IBF世界ウェルター級王者(3度防衛中)
エロール・スペンス Jr(米国)

これまでの戦績:25戦25勝(21KO)


ケル・ブルック(英国)に0-2(112-116、111-117、114-114)で敗れIBF王座から陥落したポーター。
そのブルックを11RKOしてIBF王者となったスペンス。

スペンスは、2019.03.16 4階級制覇王者マイキー・ガルシア(米国)39戦全勝(30KO)が5階級制覇を狙った挑戦を3-0(120-107,120-108,120-108)で退け、3度目の防衛に成功。 ガルシア戦までの3度の世界タイトルマッチはKO勝利。
圧倒的な強さを見せるスペンスに対し、初防衛戦が僅差判定のポーター。

現在のウェルター級世界王者は、WBA(スーパー王座)がマニー・パッキャオ(フィリピン)、WBCがポーター、IBFがスペンス、WBOがテレンス・クロフォード(米国)。
ポーターは、知名度や実力の評価は4人の中で決して高くないと思われ、戦前予想は圧倒的にスペンス有利。


スペンスのパンチのパワーとスピードは凄まじいですが、ポーターも強く速い。
ポーターが、ガルシアを退けたスペンスに勝利するようなことがあれば、一気にスターの座に駆け上がることになります。

個人的には、誰もが対戦したがらないスペンスと敢えて戦うポーターの勇気に拍手喝采、ポーター応援です。
好戦的な2人の激しい打ち合いを期待。



試合の模様はこちら↓ (9/30追記:9/29には見れていたのですが…見れなくなってますね…。)
1













スペンスもパワフルなボクサーだが、ポーターのほうが上回っているか。
スピードにそれほど差がなさそうで、思ったよりも接戦になりそうな予感。

じわじわ前進しプレスをかけるスペンス。
ポーターがパワフルなパンチをまとめて反撃、スペンスはカウンターで応戦。

お互いディフェンスが良いためクリーンヒットがなく、本当に細かい差で採点しなければならない、ジャッジの好みでかなり採点が変わりそうな試合。
激しく打ち合い、ほぼ互角のまま試合が進む。

11R スペンスの左フックがポーターの顎をとらえダウン。
ただ、その後ポーターが必死に反撃、スペンスの追撃も決め手を欠く。
12Rも激しい打ち合いで終了。



公式の採点は、2-1(116-112,116-111,112-115)でスペンス。
私の採点は、
無題


(→採点方法はこちら

緊張感のある、素晴らしい試合でした。







 
 
 

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