2019年08月

◆WBSS決勝 井上尚弥 vs ノニト・ドネア 記者会見

2019.11.07
WBSSバンタム級決勝
WBAスーパー王者 ノニト・ドネア(フィリピン)
vs
WBA・IBF王者 井上 尚弥



本日、ドネアも同席して記者会見が開かれ、ジムから正式に発表されました。
フジTV系列での全国放送も発表されました。


圧勝して決勝に進出した井上に対し、相手の怪我で勝ち上がったドネア。

ドネアは年齢的な衰えもささやかれ、WBSSの2試合を見ると、井上の圧勝との声も聞こえてきます。

しかし、最も警戒すべきドネアの左フックは、WBSS準決勝で健在であることを示しました。

これまで、幾多の強者を鋭いカウンターで沈めてきたドネアに対し、井上が不用意に攻撃すると、思わぬ結果になる危険性も充分にあると思います。

確かに年齢的な衰えはあるとは思いますが、これまで、世界戦は17勝(12KO)。

4敗していますが、スーパーバンタム級でギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)、ジェシー・マグダレノ(米国)、フェザー級でニコラス・ウォータース(ジャマイカ)、カール・フランプトン(英国)といった、そうそうたるメンバー。

軽い階級のフライ級、スーパーフライ級、バンタム級では8戦全勝(6KO)。
戦歴を見ると、決して油断できない相手だと思います。

ただ、井上は油断するようなことはないでしょうし、井上の勝利を期待していますが、ドネアも好きなボクサーなので、若干複雑な気持ちも混じりつつ、あと2か月ちょっと、猛烈にどきどきしながら待ちたいと思います。

◆田中恒成、次戦は他団体王者との統一戦?

2019.08.24に行われたWBO世界フライ級タイトルマッチは、田中恒成が7RKOで指名挑戦者ジョナサン・ゴンサレスに勝利し、2度目の防衛に成功しました。

3












最後は強烈なボディ攻撃でKOしましたが、スピードで上回るゴンサレスをなかなか捕まえられず、苦しい試合でした。

6Rまでの採点は、2-0(57-55,58-54,56-56)でゴンサレス優勢で、あのまま捕まえきれずに判定にもつれ込めば危なかったですね。

私の採点は
無題




採点では劣勢でしたが、ゴンサレスを4度ダウンさせた田中のボディブローは、やはり強烈ですね。

田中のボディブローといえば、ビック・サルダール戦で、ダウンを奪われかなり劣勢だった状況から、一発で逆転KOした左ボディブローが印象に残っていますが、このような必殺のパンチを持っているとやはり強いですね。

ゴンサレスはスピードがありましたが、やはりパワーが不足していました。
田中に距離を詰められ、パワーの差が出てしまいました。

田中にしてみれば、あのままゴンサレスのペースでずるずる行かせないのが、田中の非凡なところなのでしょう。

これまでの試合もそうですが、スピードやテクニックで圧倒できず、やや強引な打ち合いになってしまっているのが気になるところですが。。。


ゴンサレスは前評判通りスピードがありましたが、それに比べて、田中の動きがかなり重いような気がしました。

コンディション作りがうまくいかなかったと試合後にコメントしていますが、万全の状態でリングに上がれるかどうかも課題になりそうです。

今後は、他団体との統一戦も視野に入れているようです。

ちなみに、他団体の王者は、

WBAがアルテム・ダラキアン(ウクライナ) 19戦全勝(14KO) 3度防衛中

WBCがチャーリー・エドワーズ(英国) 15勝(6KO)1敗 1度防衛中

IBFがモルティ・ムザラネ(南アフリカ共和国) 38勝(25KO)2敗 2回防衛中

なかなかの強豪揃いで、誰と対戦しても面白い試合になりそうですが、日本に来てくれそうなのはムザラネくらいでしょうか…。


【結果】田中恒成 vs ジョナサン・ゴンサレス ~WBO世界フライ級タイトルマッチ 2019.08.24

2019.08.24
WBO世界フライ級タイトルマッチ
王者 田中 恒成
 
13戦全勝(7KO)
vs

挑戦者 ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)

 22勝(13KO)2敗1分1NC


ゴンサレスのスピードがどれほどか、田中がどう対応するかに注目。


1~2R田中がじわじわ前進しプレッシャーをかけ、ゴンサレスが動き回ってかわす展開。
ゴンサレスは、フットワークが良く、パンチもパワーは感じないがけっこう速く、時折田中の顔面を捕える。

3R、田中の右ボディでゴンサレスがダウン。

4R、田中が更にプレッシャーを強めるが、ゴンサレスも反撃、左フックで田中がダウン。

5~6R、田中は前進しているものの有効打は少なく、ゴンサレスの反撃のほうが見栄えが良い。  
なかなか捕まえきれない感じで、田中にとっては嫌な展開。 

7R やや強引に連打で攻勢に出た田中が、ボディでダウンを奪う。
その後も2度ダウンを追加しレフェリーストップ。



最後は貫録のKO勝利でしたが、ディフェンス面では課題を残す内容でした。

けっこう、ゴンサレスのパンチが田中の顔面にヒットしていましたし、ダウンもしました。

ゴンサレスにもっとパワーがあれば、危なかったかもしれません。

次戦は、もっとすっきりとした勝利を期待したいところです。

KO勝利したにもかかわらずもっと良い内容を求めてしまうのは、田中が実力者であるが故ですかね…。


◆注目!田中恒成 vs ジョナサン・ゴンサレス ~WBO世界フライ級タイトルマッチ 2019.08.24

2019.08.24
WBO世界フライ級タイトルマッチ
王者 田中 恒成
vs
挑戦者 ジョナサン・ゴンサレス



田中 恒成(24)

これまでの戦績:13戦全勝(7KO)

2014.10.30 OPBF東洋太平洋ミニマム級王者原隆二に挑戦、10RTKO勝利で王座獲得。(後に返上)

2015.05.30 WBO世界ミニマム級王座決定戦でフリアン・イエドラス(メキシコ)に3-0(117-111,115-113,117-111)で勝利、王座獲得。

2015.12.31 ビック・サルダール(フィリピン)に6RKO勝利で初防衛。(後に返上)

2016.12.31 WBO世界ライトフライ級王座決定戦でモイセス・フェンテス(メキシコ)に5RTKO勝利、王座獲得。2階級制覇達成。

2017.05.20 この試合まで16戦全KO勝利のアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)に3-0(117-110,117-110,116-111)で勝利、初防衛成功。

2018.09.24 WBOフライ級王者木村翔に挑戦、2-0(114-114,117-111,117-111)で勝利、王座獲得。3階級制覇達成。
無題











2019.03.16 田口良一に3-0(119-109,117-111,117-111)で勝利、初防衛。

ゴンサレスとの試合が2度目の防衛戦。


ジョナサン・ゴンサレス(28:プエルトリコ)

これまでの戦績:22勝(13KO)2敗1引分1無効試合

2013.08.17 元WBAスーパー・WBO・リングマガジン統一王者のジョバニ・セグラ(メキシコ)とWBAラテンアメリカフライ級暫定王座を争い、4RKO負け。

 今回の試合が世界初挑戦。

動画は、2018.07.20 NABO北米フライ級王座の初防衛戦。
相手は、田中とも対戦しているフリアン・イエドラス(メキシコ)。
3
















 現WBOミニマム級王者のサルダール、田中の返上したタイトルを獲得後3度防衛したアコスタ、WBO王者木村や、元WBA・IBF統一王者田口との激闘。

実力者との戦いに勝利してきた田中にとって、今回対戦するゴンサレスは、これまで世界レベルでの戦いもなく、楽勝ムードが漂っているような気がします。

ただ、指名挑戦者で、これまでの対戦相手の中でもスピードはありそうですし、アマチュアではかなりの戦績を残していますので、テクニックとスピードに要注意というところでしょうか。

田中は、WBOスーパーフライ級王者井岡一翔への挑戦にも興味を示していますが、その前に、ゴンサレスにしっかり勝利しなければ何も始まりません。

今後につながる内容での勝利を期待したいところです。


地上波の放送が名古屋地区だけなのかが気になっていましたが、幸運なことに私の住んでる地域でも放送されるようなので、今から楽しみです。

【名勝負№36】小島英次 vs 仲宣明 ~ 2005.01.29

2005.01.29
元日本バンタム級王者 仲 宣明
vs
元OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者 小島 英次


仲 宣明(26)

これまでの戦績:18勝(12KO)1敗2引分

2000.03.04 デビュー後11連勝で、日本バンタム級王座を獲得。

2000.10.18 2度目の防衛戦。仲里繁に3-0(97-91,97-91,98-91)で勝利。その後、防衛を7回まで伸ばし返上。

2004.03.13 WBAバンタム級王者ジョニー・ブレダル(デンマーク)に挑戦。0-3(112-117,109-118,111-117)で敗れる。


小島 英次(27)

これまでの戦績:11勝(3KO)3敗

2001.12.03 デビュー5戦目でOPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座獲得。1度防衛後返上。

2002.07.31 WBAスーパーフライ級王者アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)に挑戦、2RKO負け。

2003.08.16 OPBF東洋太平洋スーパーフライ王座決定戦でワエンペッチ・チュワタナ(タイ)に2-1(116-115,116-112,112-116)で勝利、再び王座獲得。

2004.01.03 WBAスーパーフライ級王者アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)に再挑戦、10RTKO負け。

2004.05.02 OPBF東洋太平洋スーパーフライ王者ワエンペッチ・チュワタナ(タイ)に挑戦、2RKO負け。



仲里繁の戦歴を見ていて、仲里が敗れた仲が気になりました。

調べてみたら、最後に小島との熱い戦いがありました。

ともに世界挑戦経験のある同士のサバイバルマッチ。

パワーで勝る仲、スピードは小島。戦前予想は仲有利。




  





試合は、小島がスピードとフットワークで優勢、2Rと3Rにダウンを奪う。

5Rにもダウンを追加し、一方的な展開に。

中盤以降必死に前進する仲を小島がうまくかわす。

仲は、9Rに連打で小島をついに捕えダウンを奪うが追撃も及ばず。

公式の採点は3-0(96-90,95-91,95-91)で小島。

私の採点は、
無題




仲は、強打を武器に真正面から相手に挑んでいく仲里に似たスタイルで、日本王者となり7度防衛しましたが、残念ながら、ディフェンスがやや弱かったのも仲里と似ていました。

ただ、小島から9Rに奪ったダウンは、仲の意地を見た気がします。

一方の小島は、この勝利で世界戦線に残りましたが、残念ながら網膜剥離で引退となりました。


管理人:ボクオタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が高鳴りました。以来40年以上ボクシングオタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
おことわり
選手名等は敬称略とさせていただいております。
私の採点方法
ちょっと変わった独自の採点方法で勝手に楽しんでます。
⇒詳しくはこちら
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