2019年05月

◆井上尚弥vs E・ロドリゲス 1R

事実上の決勝戦と言われたWBSS準決勝は、井上尚弥が衝撃的な2RKOで強敵ロドリゲスに勝利、決勝に駒を進めました。

マスコミが、決して簡単な相手ではなかったはずのジェームス・マクドネルとフアン・カルロス・パヤノを1Rで沈めてきた井上に、「2Rまで時間がかかったのはなぜか」という反応だったことも、井上がいかにモンスターであるかを表していると思います。

ここで、あらためて気になったのが1Rの採点。

積極的に攻める作戦をとったロドリゲスがじわじわプレッシャーをかけ、しっかりロドリゲスの出方を見る井上が後ろに下がる展開。

井上は動きが硬く、珍しく大振りで空振りする見栄えの良くない場面もありましたが、下がり気味で様子を見ながらとはいえ、それなりに打ち返していました。

素人の私には、正直言って両者のパンチが速すぎてよく見えず、両者とも特に明確な有効打はなしとして、私の偏屈な採点法で10-10としました。

この試合を解説した元王者の皆さんは、そろってロドリゲス10-9でした。

ロドリゲスは前進してはいたものの、それほど明確に優勢には見えなかったので、公式のジャッジはどうだったのか気になりました。

で、公式のジャッジは三者とも井上10-9。

1







確かに、あとでよく見直してみると井上の方がパンチを当てており、採点で最も重視されるのが有効打であることを考えると、微妙な差ではあっても井上優勢の採点は納得できます。

日本では、前進しているのを攻勢としてポイントをつける傾向があると思いますし、どちらにポイントをつけるとしても微妙な差だったと思いますが、日本の元王者の解説陣とこれだけはっきり違いが出るのもけっこう珍しく、面白いものだと感じました。

ただ、仮に1Rがロドリゲス優勢だったとしても、井上には全く関係なかったわけですが…。

◆ようやく…ワンヘン・ミナヨーティンVS福原辰弥 ~2019.05.31 WBC世界ミニマム級タイトルマッチ

2019.05.31
WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
王者 ワンヒン・ミナヨーティン
vs
挑戦者 福原 辰弥


何度も延期になり、ようやく開催です。

過去記事⇒ ◆注目!ワンヒン・ミナヨーティン vs 福原辰弥 ~2019.03.29 WBC世界ミニマム級タイトルマッチ


ミナヨーティンは、52戦全勝とはいえタイ国内での試合ばかりで、微妙な相手も多いですから、50戦全勝のフロイド・メイウェザーや51勝1引分のリカルド・ロペスと同列で語ることはできませんが、なんだかんだ10回防衛しています。

やはり、穴が少ないからこそ可能なのだと思います。

福原にとって、簡単に攻略できる相手ではない事だけは確かでしょう。

福原は、2年前に判定負けしており、かなり厳しい戦いになると思われますが、なんとか頑張って王座を奪取してもらいたいところです。

どっしり構えるミナヨーティンに、プレッシャーをかけて後退させるようなボクシングをできるかどうか注目です。


【結果】徐燦 vs 久保隼 ~2019.05.26 WBA世界フェザー級タイトルマッチ

2019.05.26
WBA世界フェザー級タイトルマッチ
王者 徐 燦
vs
挑戦者 久保 隼


ガードの堅い徐に、久保がどれだけ積極的に攻めれるかに注目。



開始から、徐が積極的に手を出す。

ラウンドが進むにつれ、徐のパンチが的確に久保にヒット。

5回には、徐の連打で久保がダウン。

6回、徐が攻勢に出たところで、レフェリーストップとなりました。

徐は、スピードもパワーもそれほど感じなかったものの、久保はそれを上回ることが全くできず、完敗でした。

残念です。

【結果】C・カニサレス vs 木村翔 ~2019.05.26 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ

2019.05.26
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者 カルロス・カニサレス
vs 
挑戦者 木村 翔


木村が、カニサレスの強打に耐えてプレッシャーをかけれるかに注目。





カニサレスは、前半は手数が多く積極的に攻めてきましたが、途中からフットワークを使い、木村の前進をうまくかわしました。

木村は、カニサレスのアウトボクシングに対し距離をなかなか詰め切れず、終盤は、木村の方がスタミナ切れになってしまいました。

木村のスタイルだと、これだけ動き回られると苦しいですね…。

公式の採点は、0-3(109-119×2、110-118)。

残念です。


【結果】伊藤雅雪 vs ジャメル・ヘリング ~2019.05.25 WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ

2019.05.25(日本時間26日)
WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
王 者 伊藤 雅雪
vs
挑戦者 ジャメル・へリング



伊藤がヘリングの遠い距離から放つジャブをかいくぐって、距離を詰めれるかに注目。

 

序盤は、ヘリングのジャブが邪魔で、伊藤がなかなか距離を詰めることができず、ほぼヘリングのペース。

8Rあたりから、伊藤が思い切って接近し、ペースをつかみかけましたが、クリンチでかわされ攻めきれませんでした。

予想上にヘリングのジャブが邪魔で、思ったようなボクシングができなかった感じです。

公式の採点は、0-3(110-118,110-118,112-116)。

私の採点は、
無題

WOWOWの解説の浜田剛史、飯田覚士の採点が割れたラウンドがいくつかあったとおり、僅差のラウンドが多かっただけに、もうひと押しあれば、かなり採点も変わっていたと思います。

うーん、残念。

 
管理人:ボクオタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が高鳴りました。以来40年以上ボクシングオタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
【選手名等は敬称略とさせていただきます。】

私の採点方法
ちょっと変わった独自の採点方法で勝手に楽しんでます。
⇒詳しくはこちら
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