W杯一次リーグ最終戦、決勝トーナメント進出を賭けた大一番。
相手は世界ランク8位のポーランド。
すでに2敗し敗退が決定してますが、全然油断できない相手。
日本は、これまでの2試合の先発6人を入れ替え、フレッシュな布陣。
前半は良く動き、ほぼ互角の素晴らしい試合。
一転、後半は足が止まり、自陣ゴール近くでの不用意なファウルで与えたフリーキックから失点しました。
敗色濃厚で、もう一試合のコロンビア vs セネガルが0-0の同点でしたので、一次リーグ敗退かと思われましたが、勝てば自力で突破、引き分けだと日本がもし追いついたら敗退となるコロンビアが先制、わずかな望みが出てきました。
コロンビアがそのまま勝利すれば、日本もセネガルをかわして決勝トーナメント進出できるので、最後は、無理に攻めずにボールをキープして終了。
思惑通り、コロンビア勝利で、日本はフェアプレーポイントの差で、薄氷の進出となりました。
戦前、日本は1試合でも引き分ければ御の字と思っていましたので、まさかの突破です。
試合後、日本がコロンビアの勝利に頼り、点を取りにいかなかったことに賛否が分かれています。
ただ、決勝トーナメントに行けるかどうかの場面で、危険を冒して点を取りに行き、逆に取られでもしたらなんにもなりませんから、批判を恐れず決断した西野監督のファインプレーと言えるでしょう。
もともと、日本人は、「神様、仏様」と他力本願の国民性ですし、どんなに批判されようとも、勝ち抜くための一つの戦術ですから。
これで、日本のサッカーは面白くないとか、潔くないというなら、見なきゃいいんです。
プロ野球では、シーズン終盤に自分のチームの選手とタイトルを争っている打者がいたら、露骨にフォアボール攻めにしたり、逆に試合に出さずに打率を維持したりしてます。
たかが国内の年間タイトル争いでも、これだけファンの気持ちを踏みにじるプレーをしている国です。
野球で言えば、昔、高校野球で、星稜高校の松井を連続敬遠した明徳高校に対し賛否両論がありました。
あのときは、高校野球は、そこまで勝負だけを優先すべきではなく、正々堂々と戦ってほしかったと思いました。
目先の1勝のために松井から「逃げた」とレッテルを貼られる生徒たちの今後の人生を考えたとき、良い判断を監督がしたとは思えませんでした。
しかし、明徳が勝利し、勝つためには仕方がないとの声も結構あり、不思議に思ったことを思い出します。
今回の件を強く非難する人は、こういうことをどう見ていたのでしょうか。
ボクシングでも、最終ラウンドでポイントで大きくリードしていたら、ガードががら空きになるほどむやみに攻めたりはしませんからね。
今回のプレーで、非難をおそれず勝負に徹した日本に、これまでにはなかったたくましさを感じます。
次戦は、強豪ベルギーで、勝ち目はほとんどないだろうと思いますが、時間稼ぎのパスもする必要はなくなりますから、思い切り戦って大番狂わせを起こしてほしいものです。
相手は世界ランク8位のポーランド。
すでに2敗し敗退が決定してますが、全然油断できない相手。
日本は、これまでの2試合の先発6人を入れ替え、フレッシュな布陣。
前半は良く動き、ほぼ互角の素晴らしい試合。
一転、後半は足が止まり、自陣ゴール近くでの不用意なファウルで与えたフリーキックから失点しました。
敗色濃厚で、もう一試合のコロンビア vs セネガルが0-0の同点でしたので、一次リーグ敗退かと思われましたが、勝てば自力で突破、引き分けだと日本がもし追いついたら敗退となるコロンビアが先制、わずかな望みが出てきました。
コロンビアがそのまま勝利すれば、日本もセネガルをかわして決勝トーナメント進出できるので、最後は、無理に攻めずにボールをキープして終了。
思惑通り、コロンビア勝利で、日本はフェアプレーポイントの差で、薄氷の進出となりました。
戦前、日本は1試合でも引き分ければ御の字と思っていましたので、まさかの突破です。
試合後、日本がコロンビアの勝利に頼り、点を取りにいかなかったことに賛否が分かれています。
ただ、決勝トーナメントに行けるかどうかの場面で、危険を冒して点を取りに行き、逆に取られでもしたらなんにもなりませんから、批判を恐れず決断した西野監督のファインプレーと言えるでしょう。
もともと、日本人は、「神様、仏様」と他力本願の国民性ですし、どんなに批判されようとも、勝ち抜くための一つの戦術ですから。
これで、日本のサッカーは面白くないとか、潔くないというなら、見なきゃいいんです。
プロ野球では、シーズン終盤に自分のチームの選手とタイトルを争っている打者がいたら、露骨にフォアボール攻めにしたり、逆に試合に出さずに打率を維持したりしてます。
たかが国内の年間タイトル争いでも、これだけファンの気持ちを踏みにじるプレーをしている国です。
野球で言えば、昔、高校野球で、星稜高校の松井を連続敬遠した明徳高校に対し賛否両論がありました。
あのときは、高校野球は、そこまで勝負だけを優先すべきではなく、正々堂々と戦ってほしかったと思いました。
目先の1勝のために松井から「逃げた」とレッテルを貼られる生徒たちの今後の人生を考えたとき、良い判断を監督がしたとは思えませんでした。
しかし、明徳が勝利し、勝つためには仕方がないとの声も結構あり、不思議に思ったことを思い出します。
今回の件を強く非難する人は、こういうことをどう見ていたのでしょうか。
ボクシングでも、最終ラウンドでポイントで大きくリードしていたら、ガードががら空きになるほどむやみに攻めたりはしませんからね。
今回のプレーで、非難をおそれず勝負に徹した日本に、これまでにはなかったたくましさを感じます。
次戦は、強豪ベルギーで、勝ち目はほとんどないだろうと思いますが、時間稼ぎのパスもする必要はなくなりますから、思い切り戦って大番狂わせを起こしてほしいものです。