2018年04月

◆マグダレノ vs ドグボエ 採点表

マグダレノ vs ドグボエ戦の採点表を見つけたので、自分の採点と比べてみました。2

わりとわかりやすい試合だったので、Judgeもほぼ一致してますし、素人の私でもまあまあの採点結果というところでしょうか。




【結果】ジェシー・マグダレノ vs.アイザック・ドグボエ

今日(現地時間4月28日)行われた
WBO世界S・バンタム級タイトルマッチ

王者 ジェシー・マグダレノ(米国)
vs.
暫定王者 アイザック・ドグボエ(ガーナ)

これまでの試合を見る限り、マグダレノはスピードと手数、ドグボエはどっしり構えスピードはあまり感じないもののパワーはありそうという印象でした。
戦前、私は、マグダレノのスピードがドグボエのパワーを上回るだろうと思っていました。

You Tubeに試合がUPされてたので見てみました。
32分過ぎから両選手入場、36分過ぎから両選手紹介、試合は38:50ゴング。



1R
ドグボエがプレッシャーをかけ前進、積極的に手をだすが、マグダレノがロープ際で小さなパンチの連打で反撃、右フックでドグボエダウン。
その後はマグダレノが攻勢。 
マグダレノ10-6

2R
ドグボエ、落ち着きを取り戻しじわじわ前進、重いパンチを振り回す。
マグダレノも後退しながらもパンチを交換。 
ドグボエ10-9

3R
ドグボエ積極的に前進。マグダレノは手数は少ないものの正確に反撃、時折ドグボエを捕え、ドグボエの勢いが一瞬止まる。 
マグダレノ10-9

4R
ドグボエの重たいパンチにマグダレノはじわじわ押されている。 
ドグボエ10-8

5R
開始早々、ドグボエの右フックでマグダレノがダウン。
ドグボエがほぼ一方的に攻める。マグダレノはロープを背に必死の防戦。 
ドグボエ10-4

6R
マグダレノ必死の反撃も、後半はドグボエが再び押す展開に。 
ドグボエ10-9

7R
ドグボエの攻勢変わらず。
マグダレノは対応しきれなくなってきた。手数もかなり減っている。  
ドグボエ10-8

8R
ドグボエの攻勢止まらず。ただ、ドグボエもやや正確性に欠けた。 
ドグボエ10-9

9R
ドグボエも、前進はするが手数は少なくなった。
マグダレノはフットワークを使いながら軽いパンチがドグボエを時折捕らえる。 
マグダレノ10-9

10R
ドグボエ再び攻勢を強める。マグダレノはかなり消耗している感じ。 
ドグボエ10-8

11R
ドグボエの連打にマグダレノがダウン。立ち上がったもののドグボエの左フックで再びダウンし、レフェリーストップ。

勝ったドグボエがWBOの正規王者となりました。  

ドグボエは、マグダレノが下がりながら狙っていたカウンターにもしっかり対応、パワーだけではなくディフェンス能力も相当なものと見ました。

ドグボエの重たそうな連打とマグダレノの鋭いパンチの応酬で、なかなかスリリングな試合でした。

◆注目!4.28 ジェジー・マグダレノ vs.アイザック・ドグボエ

明日(現地時間4月28日)行われる
WBO世界S・バンタム級タイトルマッチ

王者 ジェシー・マグダレノ(米国)
vs.
暫定王者 アイザック・ドグボエ(ガーナ)

マクダレノは、25勝(18KO)無敗。
2016年11月にノニト・ドネアに判定(3-0(116-112×2、118-110))勝利し獲得した王座の2度目の防衛戦。
負傷でしばらくリングから離れ1年ぶりの試合。




その間、ドグボエ(18勝(12KO)無敗)が、今年1月に当時同級1位のセサール・フアレスとの暫定王座決定戦で5RTKO勝利し暫定王者に。



明日の試合が、王座統一戦。 

S・バンタム級は、岩佐亮佑がIBF王者、そのほか、現在、
大竹秀典(WBO5位、IBF6位、WBC7位、WBA10位)、
久我勇作(WBO10位、IBF11位、WBC6位、WBA8位)、
亀田和毅(WBO14位、IBF3位、WBC5位、WBA3位)、
和氣慎吾(WBO15位)
の4人が世界ランキング入りしている階級ですから、この試合の結果は注目です。   

◆井上尚弥、バンタム級ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ参戦?

昨年からクルーザー級とスーパーミドル級で行われているトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)。

賞金総額が50億円を超えると言われ注目されました。

クルーザー級には豪華メンバーが集まりました。
WBO王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、
WBC王者マイリス・ブリエディス(ラトビア)、
IBF王者ムラト・ガシエフ(ロシア)、
WBA王者ユニエル・ドルティコス(キューバ)の各団体の4人の王者が参加、それぞれ第1ラウンドを勝ち上がり、準決勝は王者同士の統一戦となりました。

ウシクvs.ブリエディスは、ウシクが2-0(115-113、115-113、114-114)の判定勝利、WBO王座の4度目の防衛に成功、WBC王座を獲得。

ガシエフvs.ドルティコスは、ガシエフが12RTKO勝利、IBF王座の2度目の防衛に成功、WBA王座を獲得。

4団体の統一戦となる決勝戦のウシクvs.ガシエフは、5/11に行われます。

スーパーミドル級は、現役王者がWBA王者ジョージ・グローブス(イギリス)だけですが、元WBA世界ミドル級暫定王者クリス・ユーバンク・ジュニア(イギリス)に、カラム・スミス(イギリス)、ジェイミー・コックス(イギリス)アブニ・イルディリム(トルコ)、ロブ・ブラント(アメリカ)エリック・スコグランド(スウェーデン)と全勝で勢いのあるボクサーが5人参加しました。

決勝は、WBC1位のスミスvs.WBA王者グローブス。
グローブスの肩の手術で延期され7月あたりになりそうです。

このWBSS、今年の後半からバンタム級、フェザー級、ライト級、スーパーフライ級などの軽量級で第2回大会が計画されているようです。

WBSSに出場できるのは各団体王者とランキング15位以内の選手。

バンタム級では、WBO同級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)やWBAスーパー王者ライアン・バーネット(イギリス)は、出場する可能性が高そうです。

井上尚哉には、マクドネル戦に勝つ条件付きでオファーが届いているようで、強く興味を示しています。
テテが井上とマクドネルの勝者との対戦を希望しているみたいなので、WBSSで実現する可能性が高そうです。

空位のWBC、IBFの王者もそのうち決まるでしょうし、これらの王者も参加となれば、とんでもない豪華なものとなります。

ぜひ実現してほしいものです。


◆比嘉大吾、ライセンス無期限停止。

25日、日本ボクシングコミッション(JBC)が、体重超過により王座剥奪となった前WBC世界フライ級王者比嘉大吾のライセンス無期限停止処分と、ファイトマネーの20%を制裁金として徴収することを決定しました。

思っていたより厳しい処分ですが、次戦は1階級以上階級を上げて試合を行う「階級変更命令」が出されたことや、ライセンス停止処分の解除は今後の比嘉の体調回復など総合的に勘案して決定するとのことですから、本当に無期限停止ということではなさそうです。

ネリの処分と差をつける理由もなく、とりあえず同じ処分にしておいて、様子を見ながら考えるということなのでしょうか。

少なくとも1年ぐらいは試合ができないでしょうけど、その間は、しっかりと復活に向け準備をしてほしいと思います。
管理人:ボクヲタおやじ
輪島功一、大場政夫、具志堅用高…。少年時代に往年の名ボクサーをテレビで見て、胸が熱くなりました。以来50年以上ボクシングヲタクです。
過去の名勝負なども取り上げていこうと思います。
おことわり
※ 選手名等は敬称略とさせていただいております。
あしからずご了承ください。

※ 記載内容に誤りなどありましたら、遠慮なくご指摘ください。
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