2019.04.26
WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ
王者 シーサケット・ソールンビザイ
vs
挑戦者 ファン・エストラーダ


シーサケット・ソールンビザイ (タイ:32)

この試合までの戦績:52戦47勝(41KO)4敗1分

デビュー戦で八重樫東にTKO負け、5試合戦って1勝3敗1分けから17連勝し、
2013.05.03 WBCスーパーフライ級王者佐藤洋太に8RTKO勝利しタイトル獲得。

2014.05.31 カルロス・クアドラス(メキシコ)に0-3(8R負傷判定)で敗れ王座陥落。
連勝は26でストップ。

その後再び15連勝、
2015.03.18 WBCスーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に2-0の僅差判定で勝利、王座獲得。

2017.09.09 ゴンサレスと再戦、4RKO勝利し初防衛成功。

2018.02.24 ファン・エストラーダ(メキシコ)に2-0(115-113,114-114,117-111)で勝利、2度目の防衛。


ファン・エストラーダ(メキシコ:29)

この試合までの戦績:41戦38勝(26KO)3敗

2012.11.17 WBA世界ライトフライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に挑戦、0-3(110-118,112-116,112-116)で敗れる。

2013.04.06 WBAスーパー・WBO世界フライ級王者ブライアン・ビロリア(米国)に挑戦、2-1(115-113,116-111,117-111)で勝利、タイトル獲得。

後にIBFライトフライ級王者となるミラン・メリンド(フィリピン)、元WBAフライ級王者エルナン・マルケス(メキシコ)らを相手に5度防衛後返上。

2018.02.24 WBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に挑戦、0-2(113-115,114-114,111-117)で敗れる。

前回の対戦は、微妙な判定でした。
両者とも、今回の再戦ですっきり決着をつけたいところでしょう。

試合の模様はこちら↓
無題
















【結果】
序盤から中盤は、エストラーダが、軽快に動き、しっかりとアウトボクシングをして、ソールンビザイをほぼ完封。
打ち合えば不利でしょうから、エストラーダにはこの作戦しかなかったわけですが、しっかり実行しました。

ただ、終盤は距離を詰められ被弾する場面もありポイントを失いましたが、それまでの貯金で逃げ切りました。

公式の採点では、116-112,115-113,115-113でいずれもエストラーダでした。もう少し差が付くと思ってましたが、意外と僅差でした。

ソールンビザイは、反撃が遅すぎました。
エストラーダのフットワークについていけませんでした。

これまで、パワーでぐいぐいと前進して相手を圧倒してきたソールンビザイですが、アウトボクシングにこれほど対応できないのは意外でした。
相手がエストラーダですから、並みのアウトボクシングではないことは確かですが…。







 
 
 

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