1993.09.10
WBC世界ウェルター級タイトルマッチ
王者 パーネル・ウィテカー
vs
挑戦者 WBCスーパーライト級王者 フリオ・セサール・チャベス



パーネル・ウィテカー(29:米国)

これまでの戦績:32勝(15KO)1敗

1988.03.12 WBC世界ライト級王者ホセ・ルイス・ラミレス(メキシコ)に挑戦、1-2(117-113,113-118,115-116)で敗れる。

1989.02.18 IBF世界ライト級王者グレグ・ホーゲン(米国)に3-0(120-107,118-109,120-107)で勝利、王座獲得。

1989.08.20 ホセ・ルイス・ラミレス(メキシコ)と再戦。 WBC世界ライト級王座決定戦も兼ねた防衛戦。 3-0(117-111,120-108,120-109)で勝利、WBC王座獲得、IBF王座2度目の防衛に成功。

1990.08.11 WBA王者フアン・ナサリオ(プエルトリコ)と3団体統一戦。 1RKO勝利、WBC3度目、IBF5度目の防衛に成功、WBA王座獲得。 この3団体の王座は、3度防衛し返上。

1992.07.18 IBF世界スーパーライト級王者ラファエル・ピネダ(コロンビア)に挑戦、3-0(116-110,117-108,117-108)で勝利し王座獲得(のちに返上)、2階級制覇達成。

1993.03.06 WBC世界ウェルター級王者ジェームズ・マクガート(米国)に挑戦、 3-0(117-111、115-113、115-114)で勝利し王座獲得、3階級制覇達成。 

この試合が、初防衛戦。


フリオ・セサール・チャベス(31:メキシコ)

これまでの戦績:87戦全勝(72KO)
※動画の試合前の紹介では75KOとなっていますが、BoxRecの数字を採用しました。

1980年2月にデビュー以来13年以上負け知らず、スーパーフェザー級9回、ライト級2回防衛、スーパーライト級を11回防衛中の怪物王者。

この試合で4階級制覇を狙う。



チャベスが、4階級制覇を狙って、フロイド・メイウェザーJrを上回っていたとも言われる芸術的なディフェンスを誇るウィテカーに挑戦。

序盤は、チャベスがプレッシャーをかけ、ウィテカーがかわしながらカウンターや鋭い右のジャブで応戦する展開。

チャベスは積極的に前へ出るが、ウィテカーのディフェンスが上回り有効打を当てることができない。

ウィテカーは、華麗なディフェンスと正確なジャブでチャベスをほぼ完封。

チャベスは、最後までウィテカーのディフェンスを崩すことができないまま試合終了。



私の採点は、
無題




正直、ウィテカーがフルマークに近い内容での勝利と思いますが、公式の採点は、まさかの1-0(115-113,115-115,115-115) でドロー。

チャベスのパンチはほとんど当たっておらず、逆に、ウィテカーはバックステップやサイドステップでチャベスの突進をかわしながらパンチをヒットさせており、なぜこのような結果になったのか理解できませんね。

この試合は米国テキサスで行われましたが、ヒスパニック系移民の多い地域で、ウィテカーのほうがアウェイの状況だったものの、あまりに露骨な地元判定で物議を醸しました。

初防衛に成功したものの、ウィテカーにとっては納得のいかない引分でした。

チャベスは、全勝記録は87で途絶えたものの、無敗を維持しましたが、ウィテカーのスピードに翻弄され、ほぼ一方的な内容だっただけに、難攻不落のチャベスが敗れることも現実味を帯びてきました。






 
 
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