1996.01.13 
WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ
王者 フランキー・ランドール
vs
挑戦者 フアン・マルティン・コッジ



1994.09.17 王者コッジにランドールが挑戦、3-0(116-108、116-108、115-109) でランドールが勝利し、タイトル奪取。
過去記事:【名勝負 №28】 J・M・コッジ vs F・ランドール ~ 1994.09.17 WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ

その後、ランドールは2度防衛。
3度目の防衛戦で再びコッジと対戦。



初戦同様、ランドールがスピードのあるパンチでやや優勢。
ただ、接近した場面ではコッジがやや有利か。

3R、ランドールが足を滑らせバランスを崩したところにコッジのパンチが当たり、ランドールがダウン。 
その後は再びランドールがやや優勢の展開に。

5R、両者の頭が当たりコッジが崩れ落ちる。
暫くすれば回復するかと思いきや、コッジは立ち上がることができないどころか寝込んでしまう。
とうとう酸素吸入しちゃってるし、担架運び込まれちゃってるし…。

確かに、かなり激しく頭が当たりましたが、この状態はちょっと信用できません。
演技に見えます。しかも過剰すぎます。

結局、このまま試合は終了。
4R終了時点での採点で、0-3(38-39,37-38,37-38)でランドールは敗れました。

コッジは、倒し倒されのスリリングで面白い試合が多いのですが、この試合でのコッジは褒めることができません。

エデル・ゴンサレス戦は周囲のインチキでしたが、今回は本人がインチキな感じでした。

ランドールは、全く納得のいかない敗戦となりました。

この後、両者は、1996.08.16にダイレクトリマッチ。
3-0(117-111,115-112,114-113)でランドールが雪辱、王座に返り咲きました。





 
 
 

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