2017.07.15
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
王者 ミゲール・ベルチェルト
vs
挑戦者 三浦 隆司



ミゲール・ベルチェルト(25;メキシコ)

この試合まで31勝(28KO)1敗。

2017.01.28 WBC世界スーパーフェザー級王者 フランシスコ・バルガス(メキシコ)に11RTKO勝利、王座獲得。
この試合が初防衛戦。


三浦 隆司(31)

この試合まで、31勝(24KO)3敗2引分

2017.01.28 ミゲール・ローマン(メキシコ)に12RKO勝利で、挑戦権を獲得。
フランシスコ・バルガスに奪われた王座への帰り咲きを狙う。




ベルチェルトが軽快に動き、遠い距離から的確にパンチを当てる。
三浦は時折強引に前進しパンチを出すが、ベルチェルトは余裕を持ってかわす。

1R後半にベルチェルトの左で三浦がダウン。
正直、この時点では、早く終わりそうだと思いました。

しかし、三浦が粘り、ベルチェルトのパンチを受けながらも前進し圧力をかけます。
ベルチェルトはフットワークでかわしつつ正確な連打。
劣勢で力みが目立ち空振りが多い三浦。
パンチの正確さに欠けました。もう少し当たっていれば…。

下がりながらも、ベルチェルトは試合をコントロール。
三浦はペースを取り戻せない。

7Rあたりからベルチェルトは、やや安全運転にシフトしたのか手数が減りましたが、三浦の起死回生の一発も出ず、公式の採点は、0-3(108-119,109-120,111-116)の判定でベルチェルトの圧勝となりました。
私の採点は以下のとおりです。
無題




これだけ大差の試合内容だと名勝負と言えないのではないかとの声も聞こえてきそうですが、三浦がこの試合をもって引退したこともあり、記念に取り上げてみました。


ちなみに、ベルチェルトは、2018.11.03に、4度目の防衛戦でミゲール・ローマンと対戦、9RTKOで防衛に成功しました。
ベルチェルト、バルガス、ローマン、三浦の4人は、ほぼ総当たり戦の激闘となりました。

無題









 
 
 

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