2018.12.08
世界スーパーフライ級 WBA6位、WBC2位
ローマン・ゴンサレス
vs
世界スーパーフライ級 WBC4位
ペドロ・ゲバラ


元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の再起第2戦。


ローマン・ゴンサレス(31:ニカラグア)

戦績:47勝(39KO)2敗

2008.09.15にWBA世界ミニマム級王者新井田豊に挑戦した時は、まだ21歳。
アマチュアで87戦全勝、プロでも20戦全勝(18KO)の強打者ということで、王座を7度防衛し安定した強さを見せていた新井田も危ないと言われました。
試合は、ゴンサレスの前評判通りの強打が炸裂し4RTKOでタイトル奪取、怪物の片りんを見せました。

3度防衛(フランシスコ・ロサス(メキシコ) に2-0の判定、高山 勝成に3-0の判定、イバン・メネセス(メキシコ)を4RTKO)したのち返上。

2010.10.24 WBA世界ライトフライ級暫定王座決定戦で、ミニマム級初防衛戦でやや苦戦したフランシスコ・ロサス(メキシコ)に2RKO勝利。(のちに正規王座に認定)

2012.11.17 強豪フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に 3-0(118-110,116-112,116-112) で勝利、5度目の防衛に成功、スーパー王者に認定。(のちに返上)

2014.09.05 WBC世界フライ級王者八重樫 東に 9RTKO勝利、3階級制覇。
4度防衛(ロッキー・フエンテス(フィリピン)6RKO、 バレンティン・レオン(メキシコ)3RKO、エドガル・ソーサ(メキシコ)2RKO、ブライアン・ビロリア(米国)9RTKO、マックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ) 3-0(120-108,119-109,119-109))。

2016.09.10 WBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)に挑戦、3-0(116-112,115-113,117-111)で勝利し4階級制覇。フライ級王座を返上。

2017.03.18 シーサケット・ソールンビサイ(タイ) に0-2(112-114、112-114、113-113) で敗れ王座陥落。
キャリア初黒星。

2017.09.09 シーサケット・ソールンビサイ(タイ)とダイレクトリマッチ。4RKO負け。
 



ペドロ・ゲバラ(メキシコ)

戦績:32勝(19KO)3敗1分

2014.12.30にWBC世界ライトフライ級王者八重樫東に7RKOで勝利。

2015.11.28木村悠に1-2(113-115,113-115,117-111)で敗れ3度目の防衛に失敗。

2017.10.22にWBC世界ライトフライ級王者拳四朗に挑戦、0-2 (112-116,113-115,114-114)の僅差判定負け。




ゴンサレスとゲバラは今年5月に対戦する予定でしたが、ニカラグアの情勢不安によりゴンサレスのビザ発給が間に合わず、試合は一度流れました。

さて、ゴンサレスにはスーパーフライ級は重すぎるのか、フライ級まで相手を圧倒してきた強打がシーサケット・ソールンビサイには通じませんでした。
スーパーフライ級にとどまるのは微妙な感じもしますが…。

一方のゲバラもライトフライ級から階級を上げてきています。
両者とも、スーパーフライ級が適正階級なのか見極める試合になりそうです。

ゲバラにとっては、一時はパウンド・フォー・パウンドのトップだったゴンサレスを倒せばビッグマッチが期待できそうですから、そう簡単に負けるわけにはいきません。

どんな試合になるか注目です。


※2018.11.25追記
どうやら、ゴンサレスの怪我で試合がながれたようですね…。








 
 
 

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